| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | アナログ変調について,被変調波形を数式で表し,描くことができる.また,その周波数スペクトルを求めることができ,その概形を描けること.また,変調・復調回路について回路の動作を説明できる. | アナログ変調について,被変調波形を数式で表し,描くことができる.また,その周波数スペクトルを求めることができ,その概形を描けること.また,変調・復調回路の一つについて回路の動作を説明できる. | アナログ変調について,被変調波形を描けない.周波数スペクトルの概形を描けない.変調・復調回路を一つも説明できない. |
評価項目2 | 標本化定理の意味を説明できる.なぜパルスで波形を伝送できるのかを時間領域と周波数領域で説明できる.また,パルス変調について,被変調波形を描くことができ,その周波数スペクトルの概形を描ける. | 標本化定理の意味を説明できる.なぜパルスで波形を伝送できるのかを時間領域と周波数領域のいずれかで説明できる.また,PCM変調について,説明できる. | 標本化定理を時間領域,周波数領域いずれでも説明できない.PCMの原理について説明できない. |
評価項目3 | ベースバンド伝送方式について,使用される符号の特徴を理解し,いかに符号間干渉を起こさずに伝送するかを説明できる. | ベースバンド伝送方式について,使用される符号の特徴を知っている.符号間干渉を起こさずに伝送する技術について知っている. | ベースバンド伝送方式で使用される符号に必要な要件を一つも知らない.符号間干渉とは何か知らない. |
評価項目4
| デジタル変調について,各変調波形の波形,周波数スペクトルを描ける.また波形を数式で表現できる.各変調・復調回路の動作を理解し,各部の働きを説明できる. | デジタル変調(OFDMを除く)について,各変調波形の波形,周波数スペクトルを描ける.各変調・復調回路の動作を理解し,各部の働きを説明できる. | PSKについて,変調波形を描けない.PSK変調・復調回路の動作を一つも知らない. |