1. 計算機工学Iで扱う加減算器、比較器、マルチプレクサなどの論理回路を設計できて、トレーニングキットを用いて実現できる
2. 計算機工学Iで扱うレジスタやカウンタ等の基礎的な順序回路を設計できて、トレーニングキットを用いて実現できる
3. インダクタンス、正弦波交流、RLC交流回路など、基礎電気学IIで学習した内容について実験を行い、レポートを提出できる
4. マイコンボードとブレッドボードを用いて、LEDや小型モータを扱う基礎的な組込みシステムを構築できる
5. 回路図を基にユニバーサル基板に各種パーツを配置し、基礎的な制御回路を自作できる
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 2 | 前3,前4,前5,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後12,後13,後14 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 電荷と電流、電圧を説明できる。 | 2 | 後1,後2,後3,後4,後12,後13,後14 |
オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。 | 2 | 後1,後2,後3,後4,後12,後13,後14 |
正弦波交流の特徴を説明し、周波数や位相などを計算できる。 | 2 | 後1,後2,後3,後4,後12,後13,後14 |
平均値と実効値を説明し、これらを計算できる。 | 2 | 後1,後2,後3,後4,後12,後13,後14 |
R、L、C素子における正弦波電圧と電流の関係を説明できる。 | 2 | 後3,後4,後12,後13,後14 |
キルヒホッフの法則を用いて、交流回路の計算ができる。 | 2 | 後3,後4,後12,後13,後14 |
合成インピーダンスや分圧・分流の考え方を用いて、交流回路の計算ができる。 | 2 | 後3,後4,後12,後13,後14 |
直列共振回路と並列共振回路の計算ができる。 | 2 | 後12,後13,後14 |
相互誘導を説明し、相互誘導回路の計算ができる。 | 2 | 前4,前5 |
情報系分野 | 計算機工学 | 論理ゲートを用いて論理式を組合せ論理回路として表現することができる。 | 3 | |
与えられた組合せ論理回路の機能を説明することができる。 | 3 | |
組合せ論理回路を設計することができる。 | 3 | |
順序回路を設計することができる。 | 2 | |
分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 2 | 前4,前5,後1,後2,後3,後4,後12,後13,後14 |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 2 | 後3,後4,後12,後13,後14 |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 2 | 後1,後2,後3,後4,後12,後13,後14 |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
キルヒホッフの法則を適用し、実験結果を考察できる。 | 2 | 後3,後4,後12,後13,後14 |
分流・分圧の関係を適用し、実験結果を考察できる。 | 2 | 後3,後4,後12,後13,後14 |
共振について、実験結果を考察できる。 | 2 | 後12,後13,後14 |
情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 与えられた仕様に合致した組合せ論理回路や順序回路を設計できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 2 | 前3,前4,前5,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後12,後13,後14 |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 2 | 前3,前4,前5,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後12,後13,後14 |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 2 | 前3,前4,前5,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後12,後13,後14 |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 1 | 前3,前4,前5,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後12,後13,後14 |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 1 | 前3,前4,前5,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後12,後13,後14 |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 1 | 前3,前4,前5,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後12,後13,後14 |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 1 | 前3,前4,前5,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後12,後13,後14 |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 1 | 前3,前4,前5,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後12,後13,後14 |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |