概要:
1.組込みシステムを構成するハードウエア、ソウフトウエア、ネットワーク技術について概説する.2.組込みシステム技術者に求められる知識・情報や組込みシステム構築のための要素技術・スキルを例題を通して学習する.
授業の進め方・方法:
前期前半:講義形式の授業を実施する。
前期後半・後期前半:情報処理技術者試験の「エンベディッドシステムスペシャリスト」試験の例題の解答を論理的に導くことにより、組み込みシステム開発におけるハードウエア設計技術およびソフトウエア設計技術の基礎的能力を学ぶ。
後期後半:情報処理技術者試験の「エンベディッドシステムスペシャリスト」試験の例題を、自ら調査し解答を導くことにより、組込みシステムの要素技術を習得する。
注意点:
「エンベディッドシステムスペシャリスト」試験の例題を用いた授業では、提示される資料を用いて、事前に解答を考察して授業に臨むことが重要である。
規定授業時間数:60単位時間
この科目では、1単位あたり15時間の自学自習が求められます。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
授業内容を理解する。
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2週 |
組込みシステムの概要 |
組込みシステムの概要、製品例を理解し、説明できる。
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3週 |
組込みシステムのハードウエア技術(1) |
組込みシステムのハードウエア構成:マイコンの基礎、MPU回路、メモリ回路の概要について理解し、説明できる.
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4週 |
組込みシステムのハードウエア技術(2) |
組込みシステムのハードウエア構成:入出力回路、バス接続、割込みの概要について理解し、説明できる.
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5週 |
組込みシステムのソフトウエア技術(1) |
組込みシステムのソフトウエア構成:リアルタイム性、リアルタイムOSの概要について理解し、説明できる.
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6週 |
組込みシステムのソフトウエア技術(2) |
組込みシステムのソフトウエア構成:ミドルウエア、デバイスドライバ、開発環境の概要について理解し、説明できる.
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7週 |
組込みシステムの通信ネットワーク技術 |
組込みシステムで使用されるネットワーク技術の概要について理解し、説明できる.
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8週 |
中間試験 |
前期前半に学習した内容の問題を解くことができる。
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2ndQ |
9週 |
課題解答、前期中間評価返却 |
答案返却、試験解答、成績開示
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10週 |
ハードウエア設計技術1 |
「家庭向け室内監視システム」の例題を通して、消費電力の低減や通信技術に関する問題点およびトラブルに対する対応について理解し、解答を論理的に導くことができる。
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11週 |
ハードウエア設計技術1 |
「家庭向け室内監視システム」の例題を通して、消費電力の低減や通信技術に関する問題点およびトラブルに対する対応について理解し、解答を論理的に導くことができる。
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12週 |
ハードウエア設計技術1 |
「家庭向け室内監視システム」の例題を通して、消費電力の低減や通信技術に関する問題点およびトラブルに対する対応について理解し、解答を論理的に導くことができる。
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13週 |
ハードウエア設計技術2 |
「安全運転支援システム」の例題を通して、無線通信の仕様及び通信のタイミングへの対応について理解し、解答を論理的に導くことができる。
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14週 |
ハードウエア設計技術2 |
「安全運転支援システム」の例題を通して、無線通信の仕様及び通信のタイミングへの対応について理解し、解答を論理的に導くことができる。
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15週 |
定期試験 |
前期後半に学習した内容の問題を解くことができる。
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16週 |
答案返却、試験解答 |
試験解答、答案返却、成績開示
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ソフトウエア設計技術1 |
「スマートアダプタ」の例題を通して、通信量計算、タスク管理、不具合解析などの技術を理解し、解答を論理的に導くことができる。
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2週 |
ソフトウエア設計技術1 |
「スマートアダプタ」の例題を通して、通信量計算、タスク管理、不具合解析などの技術を理解し、解答を論理的に導くことができる。
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3週 |
ソフトウエア設計技術1 |
「スマートアダプタ」の例題を通して、通信量計算、タスク管理、不具合解析などの技術を理解し、解答を論理的に導くことができる。
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4週 |
ソフトウエア設計技術2 |
「食券自動販売機」の例題を通して、組込みシステムのソフトウエア構造および要求仕様を実現するソフトウエア設計技術を理解し、解答を論理的に導くことができる。
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5週 |
ソフトウエア設計技術2 |
「食券自動販売機」の例題を通して、組込みシステムのソフトウエア構造および要求仕様を実現するソフトウエア設計技術を理解し、解答を論理的に導くことができる。
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6週 |
ソフトウエア設計技術2 |
「食券自動販売機」の例題を通して、組込みシステムのソフトウエア構造および要求仕様を実現するソフトウエア設計技術を理解し、解答を論理的に導くことができる。
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7週 |
ソフトウエア設計技術2 |
「食券自動販売機」の例題を通して、組込みシステムのソフトウエア構造および要求仕様を実現するソフトウエア設計技術を理解し、解答を論理的に導くことができる。
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8週 |
中間試験 |
後期前半に学習した内容の問題を解くことができる。
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4thQ |
9週 |
答案返却、試験解答
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試験解答、答案返却、成績開示
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10週 |
組込みシステムの基本要素技術(1) |
プロセッサ、メモリ、バス、入出力デバイス、システム構成、タスク管理、記憶管理、ソフトウエア等の組込みシステムの要素技術について、資料、Web等を用いてグループで調査し、関連する問題に解答する事ができる。
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11週 |
組込みシステムの基本要素技術(2) |
プロセッサ、メモリ、バス、入出力デバイス、システム構成、タスク管理、記憶管理、ソフトウエア等の組込みシステムの要素技術について、資料、Web等を用いてグループで調査し、関連する問題に解答する事ができる。
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12週 |
組込みシステムの基本要素技術(3) |
プロセッサ、メモリ、バス、入出力デバイス、システム構成、タスク管理、記憶管理、ソフトウエア等の組込みシステムの要素技術について、資料、Web等を用いてグループで調査し、関連する問題に解答する事ができる。
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13週 |
組込みシステムの基本要素技術(4) |
プロセッサ、メモリ、バス、入出力デバイス、システム構成、タスク管理、記憶管理、ソフトウエア等の組込みシステムの要素技術について、資料、Web等を用いてグループで調査し、関連する問題に解答する事ができる。
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14週 |
組込みシステムの基本要素技術(5) |
プロセッサ、メモリ、バス、入出力デバイス、システム構成、タスク管理、記憶管理、ソフトウエア等の組込みシステムの要素技術について、資料、Web等を用いてグループで調査し、関連する問題に解答する事ができる。
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15週 |
組込みシステムの基本要素技術(6) |
プロセッサ、メモリ、バス、入出力デバイス、システム構成、タスク管理、記憶管理、ソフトウエア等の組込みシステムの要素技術について、資料、Web等を用いてグループで調査し、関連する問題に解答する事ができる。
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16週 |
課題解答 |
課題解答、成績開示
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 2 | 後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 2 | 後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 2 | 後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | 前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7 |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | 前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 2 | 前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7 |