概要:
この授業では、人間工学の視点からユニバーサルデザインについて学ぶ。次に、学んだことを活用し、介護・福祉器具サービス、システムなどへの新たな発想でデザインを行うことで学習の定着を図る。
授業の進め方・方法:
輪講形式で人間工学とユニバーサルデザインについての理解を深める。介護・福祉器具のアイデアデザインについては、学生間でピアレビューや外部発表などを行う。
注意点:
この科目では、調査活動やレポート作成などで年間に30時間の自学自習を課す。なお、年間総合評価が60点に満たない場合は、再提出したレポートや再評価試験にて評価する。再評価でも60点に満たない場合は単位を認定しない。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
本講義の学習内容や目標、評価方法について理解し、説明できる。
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2週 |
ユニバーサルデザインことはじめ |
日常生活でのちょっとした不快に感じることを理解し、ユニバーサルデザインの目指すものを説明できる。
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3週 |
ユニバーサルデザイン概説 |
ユニバーサルデザインが生まれた経緯と発展、今後の課題について理解し、説明できる。
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4週 |
利用者視点のアプローチ |
使う人の立場に立った製品設計を目ざして、人間中心設計の考え方、人間工学のアプローチを理解し、説明できる。
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5週 |
人間工学の活用(1) |
人間工学は働きやすい職場や生活しやすい環境の実現、安全で使いやすい道具や機械をつくることに役立つ実践的な科学技術として発展してきた。このような人間工学の活用法を理解し、説明できる。
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6週 |
人間工学の活用(2) |
人間工学は働きやすい職場や生活しやすい環境の実現、安全で使いやすい道具や機械をつくることに役立つ実践的な科学技術として発展してきた。このような人間工学の活用法を理解し、説明できる。
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7週 |
公共機器から生活家電のユニバーサルデザイン(1) |
生活家電、情報サービス、公共システムなどで用いられているユニバーサルデザインの取り組みを理解し、説明できる。
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8週 |
公共機器から生活家電のユニバーサルデザイン(2) |
生活家電、情報サービス、公共システムなどで用いられているユニバーサルデザインの取り組みを理解し、説明できる。
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2ndQ |
9週 |
クルマのユニバーサルデザイン(1) |
クルマにおいて、安心、安全のためにユニバーサルデザインがどのように活用されているかを理解し、説明できる。
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10週 |
クルマのユニバーサルデザイン(2) |
クルマにおいて、安心、安全のためにユニバーサルデザインがどのように活用されているかを理解し、説明できる。
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11週 |
生活用品のユニバーサルデザイン(1) |
生活雑貨や食料品におけるユニバーサルデザインの取り組みについて理解し、説明できる。
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12週 |
生活用品のユニバーサルデザイン(2) |
生活雑貨や食料品におけるユニバーサルデザインの取り組みについて理解し、説明できる。
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13週 |
情報のユニバーサルデザイン(1) |
情報伝達の強化のためにユニバーサルデザインを取り入れた工夫を理解し、説明できる。
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14週 |
情報のユニバーサルデザイン(2) |
情報伝達の強化のためにユニバーサルデザインを取り入れた工夫を理解し、説明できる。
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15週 |
前期定期試験 |
前期期末までの学習範囲について到達度を確認し、改善することができる。
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16週 |
前期定期試験答案返却 |
前期期末までの学習範囲について到達度を確認し、改善することができる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
第三者への安全配慮を施す設計(1) |
より広義にユニバーサルデザインを考えるときに考慮すべき第三者への配慮について理解し、説明できる。
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2週 |
第三者への安全配慮を施す設計(2) |
より広義にユニバーサルデザインを考えるときに考慮すべき第三者への配慮について理解し、説明できる。
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3週 |
より快適な社会を目指して |
ユニバーサルデザインの継続的な活動を定着させ、発展させてゆくための視点を理解し、説明できる。
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4週 |
ユニバーサルデザイン温故知新 |
次世代のユニバーサルデザインには何が必要かを理解し、説明できる。
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5週 |
人間工学演習(1) |
人間工学の演習課題に取り組み、官能評価などの結果を考察することができる。
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6週 |
人間工学演習(2) |
人間工学の演習課題に取り組み、官能評価などの結果を考察することができる。
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7週 |
人間工学演習(3) |
人間工学の演習課題に取り組み、官能評価などの結果を考察することができる。
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8週 |
人間工学演習(4) |
人間工学の演習課題に取り組み、官能評価などの結果を考察することができる。
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4thQ |
9週 |
介護・福祉機器の考案(1) |
介護・福祉器具サービス、システムなどへの新たな発想のデザインを行うことができる。
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10週 |
介護・福祉機器の考案(2) |
介護・福祉器具サービス、システムなどへの新たな発想のデザインを行うことができる。
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11週 |
介護・福祉機器の実現に向けて(1) |
考案・デザインした福祉機器のアイデアをパワーポイント等を用いスライドやポスターで表現できる。
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12週 |
介護・福祉機器の実現に向けて(2) |
考案・デザインした福祉機器のアイデアをパワーポイント等を用いスライドやポスターで表現できる。
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13週 |
介護・福祉機器の実現に向けて(3) |
考案・デザインした福祉機器のアイデアをパワーポイント等を用いスライドやポスターで表現できる。
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14週 |
介護・福祉機器の実現に向けて(4) |
考案・デザインした福祉機器のアイデアをパワーポイント等を用いスライドやポスターで表現できる。
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15週 |
ピアレビュー(1) |
考案・デザインした福祉機器のアイデアをパワーポイント等を用いスライドやポスターで表現できる。
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16週 |
ピアレビュー(2) |
考案・デザインした福祉機器のアイデアをパワーポイント等を用いスライドやポスターで表現できる。
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