概要:
教科書は、Ⅱ部を主に3年次では学習する。近代以降の優れた文章や作品を読解し、鑑賞する能力を高めるとともに認識力、考察力を鍛え、感受性を豊かにする。また、授業回数の2割程度演習を行い、自ら表現する力をつけるとともに、その基礎となる語彙力を豊かにし、様々な課題に対して的確に表現できる力をつける。
授業の進め方・方法:
講義では学習プリントを使用し、学習課題に自ら解答をした後で、解答の解説を行っていく。演習については、プリントを使用し、あらかじめ解答と解説を行い、次の授業で定着度を評価するテストを行う。そのため、十分な自学自習の時間を必要とする。プレゼンテーションなどの口頭発表については、事前にテーマを説明し、発表した後に評価を伝える。また、長期休業を利用してレポートを課す。評価方法は、試験(中間・定期)80%、小テスト10%、演習10%とし、小テスト、演習は、4段階に評価する。総合評価60%以上を合格とする。
注意点:
授業に集中し学習プリントの課題を的確に理解しておくこと。演習の後に小テストを実施するので、自学する習慣をつけておくこと。新聞やニュース番組を通して現在の課題を把握し、新聞のコラムや書籍を毎日読むことで日ごろから語彙力を高める努力をしてほしい。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 「同情トイフコト」 |
語句と随筆の構成法を理解し、段落の関係を把握できる。
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2週 |
「同情トイフコト」 |
論理の展開や要旨を的確に捉えることができる。 要旨に対して自らの考えを的確に表現できる。
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3週 |
「美神」 |
全体の構成と重要場面を捉えることができる。
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4週 |
「美神」 |
語句を理解し、物語の展開を的確に捉えることができる。
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5週 |
「美神」 |
人物・情景・心情を的確に捉え、テーマを把握し、自らの意見を表現できる。
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6週 |
「である」ことと「する」こと |
語句と随筆の構成法と段落の関係を把握し、要旨に対して自らの考えを的確に表現できる。
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7週 |
「である」ことと「する」こと |
語句とテーマを理解し、自らの考えを表現できる。
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8週 |
演習(誤用・数詞・ことわざ・お詫びのメール等)を5回実施 |
自学自習の結果テストに合格できる。
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2ndQ |
9週 |
中間試験 |
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10週 |
解答返却と解説 ガイダンス |
解答返却と解説 ガイダンス
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11週 |
「おどる男」 |
語句を理解し、物語の展開を的確に捉えることができる。
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12週 |
「おどる男」 |
語句を理解し、物語の展開を的確に捉えることができる。
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13週 |
「おどる男」 |
人物・情景・心情を通しテーマを把握し、作品評価ができる。
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14週 |
演習(慣用句・書簡形式・敬語等)を5回実施 |
自学自習の結果テストに合格できる。
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15週 |
定期試験 |
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16週 |
答案返却と解説 ガイダンス
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後期 |
3rdQ |
1週 |
「俘虜記」 |
語句を理解し、物語の展開を的確に捉えることができる。
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2週 |
「俘虜記」 |
人物・情景・心情を通しテーマを把握し、作品評価ができる。
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3週 |
3分間プレゼン |
テーマに沿ってスライドを作成し時間内に発表できる。
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4週 |
3分間プレゼン |
テーマに沿ってスライドを作成し時間内に発表できる。
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5週 |
3分間プレゼン |
テーマに沿ってスライドを作成し時間内に発表できる。
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6週 |
3分間プレゼン |
テーマに沿ってスライドを作成し時間内に発表できる。
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7週 |
演習(校内漢字一斉試験・語彙力テスト等)を5回実施 |
自学自習の結果テストに合格できる。 夏季休業の課題を提出できる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
答案返却と解説 ガイダンス 「舞姫」 |
全体の構成と重要場面を捉えることができる。
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10週 |
「舞姫」 |
語句を理解し、物語の展開を的確に捉えることができる。
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11週 |
「舞姫」 |
語句を理解し、物語の展開を的確に捉えることができる。
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12週 |
「舞姫」 |
人物造形の特色を理解し、時代性や独創性を把握できる。
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13週 |
「舞姫」 |
作品を鑑賞し、自らの意見を表現できる。
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14週 |
演習(紛らわしい文章・語彙力テスト等)を5回実施 |
自学自習の結果テストに合格できる。 冬季休業の課題を提出できる。
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15週 |
定期試験 |
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16週 |
解答の返却と解説 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 2 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 2 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 2 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 2 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 2 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 2 | |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 2 | |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 2 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 2 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 2 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 2 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 2 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 2 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 2 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 2 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 2 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 2 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 2 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 2 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 2 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 2 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 2 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 2 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 2 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 2 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 2 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 2 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 2 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 2 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 2 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 2 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 2 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 2 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 2 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 2 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 2 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 2 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 2 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 2 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 2 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 2 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 2 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 2 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 2 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 2 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 2 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 2 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 2 | |