英語III-A

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語III-A
科目番号 LK1306A 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 制御情報システム工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 『Live Escalate Book 2』成美堂、 『英語4技能型テストへのアプローチ②』数研出版、(『データベース4500 完成英単語・熟語 5th Edition』桐原書店, 『Factbook English Grammar』桐原書店)
担当教員 楠元 実子

到達目標

英語で書かれた総合問題テキストの『Live Escalate Book 2』について、演習形式で解答して内容を理解した後、発表や表現活動を行うことができる。1ユニット終了毎に小テストを行い、TOEICテストの語彙力、文法力、聴解力、読解力を伸ばすことができる。『英語4技能型テストへのアプローチ②』について、様々な外部試験の傾向を抑え、受検の準備ができる。1年次に購入した『データベース4500 完成英単語・熟語』、『Factbook English Grammar』については、各自が予定に従って語彙増強・構文復習を行い小テストで確認をし、使える単語や英文を増強することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 TOEICや英検に向けたリスニング及びリーディング『Live Escalate Book 2』、『英語4技能型テストへのアプローチ②』について、演習問題を十分に理解できる。『Live Escalate Book 2』、『英語4技能型テストへのアプローチ②』について、演習問題及を6割程度理解できる。 『Live Escalate Book 2』、『英語4技能型テストへのアプローチ②』について、演習問題を半分以下しか理解できない。
評価項目2  構文解析(文法)・発音に関する理解と応用 構文解析・発音に関する問題に進んで取り組み、理解して解答できる。 構文解析・発音に関する問題を解答を参考にしてほぼ解答できる。 構文解析・発音に関する問題に解答できない。
評価項目3 動画、リスニング内容についてのライティングおよびスピーキング力のアップトピックについて、制限時間内に英作文を書くことができ、またそれを相手に理解して貰えるように口頭発表できる。制限時間内では終わらない場合でも、トピックについて、課題として英作文を書くことができ、またそれを相手にほぼ理解して貰える程度に口頭発表できる。制限時間内でも自宅でもトピックについて、課題として英作文を書くことができない。 また、書いたものを相手に口頭で発表することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
Course A : (外部試験対策を取り入れた総合英語コース)このコースでは、英語外部試験に対応した英語コミュニケーション力の養成を行う。TOEICや英検等の類似問題、文法の整理、映像、発音課題等、様々な学習の組み合わせで、新傾向問題に対応できる実践的な力をつける。音読、会話練習、ペア・グループワーク等を授業中に多く行い、英語を声に出すことに積極的に取り組む。授業外においてもe-learning、小テスト準備等、継続した学習で力をつける。
授業の進め方・方法:
(1)『Live Escalate Book 2』において、TOEICテストに必要な4技能の課題に取り組み、発表や表現活動を行う。
(2)『英語4技能型テストへのアプローチ②』の文法事項や解法のポイントを理解し、問題演習や活動に取り組む。
(3)『データベース4500 完成英単語・熟語』について、小テストで規定の点数を超えるように準備する。
(4)『Factbook English Grammar』を復習し、指定された構文の解析ができる。指定された文の英作文ができる。
(5) 発音の仕組みを理解し、適切に発音する演習を行う。
(6) 指定されたe-learningやビデオを規定のペースで学習する。
なお、この科目は授業120時間に加え、60時間の自学自習を課す。
注意点:
授業内で随時小テストやオンライン課題を実施し、発表や提出課題も課す。『データベース4500 完成英単語・熟語 5th Edition』を使用し、年3回(5月・10月・1月)の校内英単語コンテストを実施する。年間総合評価が60点に満たない場合は、再提出したレポートや再評価試験にて評価する。再評価でも60点に満たない場合は単位を認定しない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
『Live Escalate Book 2』Lesson 1
『Live Escalate Book 2』について、演習形式で回答し内容を理解し、その後、発表や表現活動を行うことができる。1ユニット終了毎に小テストを行い、TOEICテストの語彙力、文法力、聴解力、読解力を伸ばすことができる。『英語4技能型テストへのアプローチ②』について、様々な外部試験の傾向を抑え、受検の準備ができる。
2週 『Live Escalate Book 2』Lesson 1
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 別冊
同上
3週 『Live Escalate Book 2』Lesson 2
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 別冊
同上
4週 『Live Escalate Book 2』Lesson 2
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 1
同上
5週 『Live Escalate Book 2』Lesson 3
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 1
同上
6週 『Live Escalate Book 2』Lesson 3
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 1
同上
7週 『Live Escalate Book 2』Lesson 4
『英語4技能型テストへのアプローチ②』TEST 2
同上
8週 『Live Escalate Book 2』review
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 review
同上
2ndQ
9週 レポート及び課題により中間評価を行う。
10週 『Live Escalate Book 2』Lesson 5
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 2
『Live Escalate Book 2』について、演習形式で回答し内容を理解し、その後、発表や表現活動を行うことができる。1ユニット終了毎に小テストを行い、TOEICテストの語彙力、文法力、聴解力、読解力を伸ばすことができる。『英語4技能型テストへのアプローチ②』について、様々な外部試験の傾向を抑え、受検の準備ができる。
11週 『Live Escalate Book 2』Lesson 5
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 2
同上
12週 『Live Escalate Book 2』Lesson 6
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 3
同上
13週 『Live Escalate Book 2』Lesson 6
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 3
同上
14週 『Live Escalate Book 2』review
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 review
同上
15週 定期試験
16週 定期試験答案返却
後期
3rdQ
1週 『Live Escalate Book 2』Lesson 7
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 3
『Live Escalate Book 2』について、演習形式で回答し内容を理解し、その後、発表や表現活動を行うことができる。1ユニット終了毎に小テストを行い、TOEICテストの語彙力、文法力、聴解力、読解力を伸ばすことができる。『英語4技能型テストへのアプローチ②』について、様々な外部試験の傾向を抑え、受検の準備ができる。
2週 『Live Escalate Book 2』Lesson 7
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 4
同上
3週 『Live Escalate Book 2』Lesson 8
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 4
同上
4週 『Live Escalate Book 2』Lesson 8
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 4
同上
5週 『Live Escalate Book 2』Lesson 9
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 5
同上
6週 『Live Escalate Book 2』Lesson 9
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 5
同上
7週 『Live Escalate Book 2』Lesson 10
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 5
同上
8週 『Live Escalate Book 2』review
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 6
同上
4thQ
9週 中間試験
10週 『Live Escalate Book 2』Lesson 10
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 6
『Live Escalate Book 2』について、演習形式で回答し内容を理解し、その後、発表や表現活動を行うことができる。1ユニット終了毎に小テストを行い、TOEICテストの語彙力、文法力、聴解力、読解力を伸ばすことができる。『英語4技能型テストへのアプローチ②』について、様々な外部試験の傾向を抑え、受検の準備ができる。
11週 『Live Escalate Book 2』Lesson 11
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 6
同上
12週 『Live Escalate Book 2』Lesson 11
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 7
同上
13週 『Live Escalate Book 2』Lesson 12
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 7
同上
14週 『Live Escalate Book 2』Lesson 12
『英語4技能型テストへのアプローチ②』 TEST 7
同上
15週 定期試験
16週 定期試験答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験平常点(E-learning・小テスト・発表・課題)相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力50500000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000