英語V

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語V
科目番号 LK1502 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報システム工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 宍戸真他著『AFPニュースで見る世界5』成美堂
担当教員 松尾 かな子

到達目標

(1)ビデオ使用の総合教材を視聴し情報の聞き取りや発話活動を通して内容を理解することができる。
(2)プレゼンテーションの基本を理解し、他者に対して、自分の英語を理解して貰えるように適切に発話することができる。
(3)Web学習システムを使用して家庭学習ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 テキストの英語理解テキストの動画を視聴して、その内容をほぼ理解することができる。また、スクリプトを読んで、内容を理解できる。テキストの動画を視聴して、スクリプトを併用することにより、辞書を使用すれば内容をほぼ理解できる。テキストの動画を視聴しても、またスクリプトを読んでも、内容をほとんど理解することができない。
評価項目2 上記についての作文および会話力のアップ各ユニットのトピックについて、制限時間内に英作文を書くことができ、またそれを相手に理解して貰えるように口頭発表できる。制限時間内では終わらない場合でも、各ユニットのトピックについて、課題として英作文を書くことができ、またそれを相手にほぼ理解して貰える程度に口頭発表できる。制限時間内でも自宅でも課題として各ユニットのトピックについて、課題として英作文を書くことができない。 また、書いたものを相手に口頭で発表することができない。
評価項目3 文法力と表現力のアップWeb学習システムを使用して、所定以上の授業外の学習を行う。Web学習システムを使用して、所定どおりの授業外の学習を行う。Web学習システムを使用して、所定どおりの授業外の学習を行うことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目は、英語によるコミュニケーション能力を養成するためのもので、読解、作文、発表能力を総合的に修得することを目指す。また、実用英検2級やTOEICテストを中心とした外部テストでの得点を可能にするために必要な構文・文法を学習し、発信につなげる。
授業の進め方・方法:
(1)SDGsに関する英語テキストを視聴し、読解し、ディクテーションや内容理解の演習を行う。
(2)他者に対して、自分の英語を理解して貰えるように適切に発話する演習を行う。
(3)テキストの各ユニットについてグループで情報収集し、それをまとめ、プレゼンテーションを行う。
(4)Web学習システムを使用して家庭学習を行う。
なお、この科目は授業60時間に加え、30時間の自学自習を課す。
注意点:
本科目は本科の英語Iから英語IVを基礎にし、英語の実際の運用力をつけるためのものであり、実用英検、TOEIC等の英語試験との関連が深い。校内英単語コンテストを年3回実施する。単語集や構文問題集を使用した授業外での学習や、E-Learningなどについても積極的に取り組むこと。毎回小テストがあるので、小テストの準備の学習を行ってくること。インタビューテストとプレゼン発表の練習も兼ねて、指定された英文の音読を家庭学習で必ず行うこと。年間総合評価が60点に満たない場合は、再提出したレポートや再評価試験にて評価する。再評価でも60点に満たない場合は単位を認定しない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
『AFPニュースで見る世界5』Unit 1-4
SDGsに関するビデオを視聴し、読んで理解することができる。テキストの演習問題を理解し、解答することができる。これらの学習を通して、実用的な英語に関する基本的な語彙を習得することができ、またテキストに関するテーマについて、英語で作文を書くこと、および他者に対して口頭説明ができることを目標とする。
2週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 1-4 プレゼンテーション プレゼンテーション活動を通し、必要な文法と作文力習得を目指す。毎時間行う小テストに対する予習として、予習と復習を行うことが求められる。
3週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 1-4 同上
4週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 1-4 プレゼンテーション 同上
5週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 1-4 同上
6週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 1-4 プレゼンテーション 同上
7週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 1-4 同上
8週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 1-4 プレゼンテーション 同上
2ndQ
9週 中間小テストと振り返り授業
10週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 5-8 SDGsに関するビデオを視聴し、読んで理解することができる。テキストの演習問題を理解し、解答することができる。これらの学習を通して、実用的な英語に関する基本的な語彙を習得することができ、またテキストに関するテーマについて、英語で作文を書くこと、および他者に対して口頭説明ができることを目標とする。
11週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 5-8 プレゼンテーション プレゼンテーション活動を通し、必要な文法と作文力習得を目指す。
12週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 5-8 同上
13週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 5-8 プレゼンテーション 同上
14週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 5-8 同上
15週 定期試験
16週 定期試験答案返却
『AFPニュースで見る世界5』Unit 9-13
後期
3rdQ
1週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 9-13 プレゼンテーション SDGsに関するビデオを視聴し、読んで理解することができる。テキストの演習問題を理解し、解答することができる。これらの学習を通して、実用的な英語に関する基本的な語彙を習得することができ、またテキストに関するテーマについて、英語で作文を書くこと、および他者に対して口頭説明ができることを目標とする。
2週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 9-13 プレゼンテーション活動を通し、必要な文法と作文力習得を目指す。
3週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 9-13 プレゼンテーション 同上
4週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 9-13 同上
5週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 9-13 プレゼンテーション 同上
6週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 9-13 同上
7週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 9-13 プレゼンテーション 同上
8週 中間試験
4thQ
9週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 14-16 SDGsに関するビデオを視聴し、読んで理解することができる。テキストの演習問題を理解し、解答することができる。これらの学習を通して、実用的な英語に関する基本的な語彙を習得することができ、またテキストに関するテーマについて、英語で作文を書くこと、および他者に対して口頭説明ができることを目標とする。
10週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 14-16 プレゼンテーション プレゼンテーション活動を通し、必要な文法と作文力習得を目指す。
11週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 14-16 同上
12週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 14-16 プレゼンテーション 同上
13週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 14-16 同上
14週 『AFPニュースで見る世界5』Unit 14-16 プレゼンテーション 同上
15週 定期試験
16週 定期試験答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前10,前11,前12,前13,前14
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前10,前11,前12,前13,前14
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前10,前11,前12,前13,前14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前10,前11,前12,前13,前14
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前10,前11,前12,前13,前14
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前10,前11,前12,前13,前14
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前10,前11,前12,前13,前14
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前10,前11,前12,前13,前14
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前10,前11,前12,前13,前14
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験平常点(英単語コンテスト・小テスト・レポート・ノート)相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力50500000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000