| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
音声・音響信号のAD変換、量子化 | 音声・音響信号のAD変換、量子化等の基礎について理解できる。また音声信号の特徴を理解し説明することができる。PCM,ΔΣ変換など各種サンプリング手法とその特徴、ならびにその等価回路を理解することができる | 音声・音響信号のAD変換、量子化等の基礎について理解できる。またサンプリング手法による量子化誤差の違いについて理解することができる。 | 音声・音響信号のAD変換、量子化等の基礎について理解できない。PCM,ΔΣ変換など各種サンプリング手法とその特徴、ならびにその等価回路を理解することができない。 |
多次元空間ベクトル | 音響信号を多次元空間ベクトルと捉えることができる。N次元空間における直交変換を理解し、信号のベクトル射影について理解できる。また同ベクトル射影が最小二乗解となることを理解できる。FFT等の直交変換をPC上でプログラミングできる。 | N次元空間における直交変換を理解し、信号のベクトル射影について理解できる。FFT等の直交変換をPC上でプログラミングできる。 | N次元空間における直交変換を理解し、信号のベクトル射影について理解できない。 |
LMS適応フィルタ | 無響室内において、TSP信号によりインパルス応答を測定し、同期加算によりその精度を上げることができる。LMS適応フィルタを用いて伝達関数をリアルタイムに測定・推定することができる。 | コンピュータ上でTSP信号を用いたインパルス応答測定シミュレーションを行うことができる。また同期加算によりその精度を上げることができる。コンピュータシミュレーションによりLMS適応フィルタを用いた伝達関数を推定することができる。 | TSP信号を作成できない。LMSを用いた適応フィルタを理解できない。 |
波動方程式 | 波動方程式による音響理論を理解することができる | 波動方程式による音響理論の基礎を理解することができる | 波動方程式による音響理論の基礎を理解することができない |
音波の伝搬 | 音波伝搬の理論を理解することができる | 音波伝搬の基礎理論を理解することができる | 音波伝搬の基礎理論を理解することができない |
定在波と固有振動 | 定在波と固有振動を理解し、一次元及び二次元の固有振動を解くことができる | 定在波と固有振動を理解し、一次元の固有振動を解くことができる | 定在波と固有振動を理解し、一次元の固有振動を解くことができない |