| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 数値データの表現法 | アナログ信号をデジタル信号に変換する際の丸め誤差を理解して説明でき,整数・小数を2進数,10進数,16進数で基数の変換を相互にできる.負数の表現、符号体系について理解し,説明できる. | 整数・小数を2進数,10進数,16進数で表現でき,基数の変換が相互にできる.2進数の負数の表現ができる. | 整数・小数を2進数,10進数,16進数で表現できない.基数の変換が相互にできない.2進数の負数や符号体系を理解していない. |
評価項目2 論理関数表現 | 各種論理ゲートについて,全て説明でき,ブール代数やド・モルガンの定理を用いて論理式を相互に変換して利用できる.正論理と負論理の利用方法と表現を理解し,説明できる. | 各種論理ゲートについて,説明でき,ブール代数やド・モルガンの定理を用いて論理式を相互に変換することができる.正論理と負論理の利用ができる. | 各種論理ゲートについて,説明ができない.ブール代数やド・モルガンの定理を用いて論理式を相互に変換できない.正論理と負論理の利用方法と表現を説明できない. |
評価項目3 組み合わせ回路 | 組合せ回路の構成として論理素子の回路構成ができ,真理値表を用いた動作特性が説明できる.論理回路の基本構成として加算器,減算器,比較器,エンコーダ・デコーダ,マルチプレクサ・デマルチプレクサについて設計と説明ができる. | 組合せ回路の構成として論理素子の回路構成ができ,真理値表を用いた表現ができる.論理回路の基本構成として加算器,減算器,比較器,エンコーダ・デコーダ,マルチプレクサ・デマルチプレクサについて設計できる. | 組合せ回路の構成として論理素子の回路構成ができない.真理値表を用いた動作特性が説明できない.論理回路の基本構成として加算器,減算器,比較器,エンコーダ・デコーダ,マルチプレクサ・デマルチプレクサについて一部しか説明できない. |
評価項目4 順序回路 | 記憶回路で用いられる各種フリップフロップの回路と動作,および特性方程式による表現法を十分理解し,様々な順序回路が設計できる.順序回路の応用として各種カウンタの設計ができ,その動作を理解して説明できる. | 記憶回路で用いられる各種フリップフロップの回路と動作,および特性方程式による表現法を理解し,順序回路が設計できる.順序回路の応用として各種カウンタの設計ができる. | 記憶回路で用いられる各種フリップフロップの回路と動作,および特性方程式による表現法を理解できない.基本的な順序回路の各種カウンタの設計ができない. |