(1) オブジェクト指向プログラミングの基礎について学び,クラス,カプセル化,継承,多態性といったオブジェクト指向プログラミングの特徴を生かしたソフトウェアをJava言語によって実装できる.
(2) 主要なソフトウェア開発プロセス,および,ソフトウェアの要求分析,設計,実装,テストを実施するための具体的な方法を理解し,説明できる.
概要:
ソフトウェア開発に関する幅広い技術の基礎を身に付けることを目的とした講義である.オブジェクト指向を基盤としたソフトウェアの分析,設計,実装,テストの技法などの学習をとおして,高品質なソフトウェアを効率的に開発するための方法を体得することを目指す.
授業の進め方・方法:
講義と演習を交互に行う形で進める.
定期試験(60%)および演習課題レポート(40%)で評価する.総合評価(100点満点)が60点以上の場合,目標達成とみなす.
注意点:
規定授業時数(単位時間)は60である.
この科目では,レポート作成などで年間に30時間の自学自習を課す.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ソフトウェア工学概説 |
ソフトウェア工学の役割や,関連技術のアウトラインについて理解する.
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2週 |
プログラミング言語(1) |
ソフトウェアの実装に用いる種々のプログラミング言語と設計思想について理解する.
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3週 |
プログラミング言語(2) |
同上
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4週 |
オブジェクト指向プログラミングの基礎(1) |
オブジェクト指向プログラミングの特徴や実装作法について理解する.
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5週 |
オブジェクト指向プログラミングの基礎(2) |
同上
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6週 |
オブジェクト指向プログラミングの基礎(3) |
同上
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7週 |
オブジェクト指向プログラミングの基礎(4) |
同上
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
Javaによるオブジェクト指向プログラミングの実践演習(1) |
Javaを用いたプログラミング演習を通して,オブジェクト指向プログラミングの特長を生かした実装方法を体得する.
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10週 |
Javaによるオブジェクト指向プログラミングの実践演習(2) |
同上
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11週 |
Javaによるオブジェクト指向プログラミングの実践演習(3) |
同上
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12週 |
Javaによるオブジェクト指向プログラミングの実践演習(4) |
同上
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13週 |
Javaによるオブジェクト指向プログラミングの実践演習(5) |
同上
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14週 |
Javaによるオブジェクト指向プログラミングの実践演習(6) |
同上
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
定期試験答案返却 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ソフトウェア開発プロセス(1) |
ソフトウェア開発の各工程の目的と作業内容について理解する.また,代表的なソフトウェア開発プロセスモデルについて理解する.
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2週 |
ソフトウェア開発プロセス(2) |
同上
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3週 |
分析・設計(1) |
構造化手法やオブジェクト指向に基づく要求分析・設計の技法について理解し,UML等によってソフトウェアの要求分析や設計の仕様を記述できるようになる.
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4週 |
分析・設計(2) |
同上
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5週 |
分析・設計ト(3) |
同上
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6週 |
ソフトウェアテスト(1) |
ソフトウェアテストの技法について理解し,Java言語を対象にした単体テストが実施できるようになる.
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7週 |
ソフトウェアテスト(2) |
同上
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
ソフトウェア開発総合演習(1) |
よく知られた開発プロセスに従ってソフトウェアの分析・設計・実装の演習を行うことで,効率的なソフトウェアの開発方法を体得する.
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10週 |
ソフトウェア開発総合演習(2) |
同上
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11週 |
ソフトウェア開発総合演習(3) |
同上
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12週 |
ソフトウェア開発総合演習(4) |
同上
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13週 |
ソフトウェア開発総合演習(5) |
同上
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14週 |
ソフトウェア開発総合演習(6) |
同上
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15週 |
後期期末試験 |
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16週 |
定期試験答案返却 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。 | 2 | 前2,前3 |
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。 | 2 | |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7 |
ソフトウェア | ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。 | 4 | 前1,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7 |
ソースプログラムを解析することにより、計算量等のさまざまな観点から評価できる。 | 2 | 後4,後5,後6,後7 |
同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。 | 2 | 後4,後5,後6,後7 |