卒業研究

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 HI505 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 8
開設学科 人間情報システム工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 8
教科書/教材
担当教員 藤井 慶

到達目標

1.研究を積極的に推進できる。
2.学生自らが工夫や新しいことに挑戦できる。
3.口頭発表を良好にすることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
研究の積極的推進・研究を計画的に進められる。 ・実験等に積極的に参加できる。 ・優れた研究成果が得られる。 ・卒業論文の内容が充実している。・研究をほぼ計画的に進められる。 ・実験等に参加できる。 ・卒業研究として評価できる研究成果が得られる。 ・卒業論文の内容が標準的である。・研究を計画的に進められない。 ・実験等に積極的に参加できない。 ・卒業研究として評価できる研究成果が得られない。 ・卒業論文の内容が乏しい。
工夫や新挑戦学生自らが工夫や挑戦を行える。学生自らが工夫や挑戦をある程度行える。学生自らが工夫や挑戦を行えない。
口頭発表・発表内容・態度が極めて良好である。 ・発表予稿のまとめ方が極めて良好である。・発表内容・態度が良好である。 ・発表予稿のまとめ方が良好である。・発表内容・態度が良好でない。 ・発表予稿のまとめ方が良好でない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
これまでに修得した知識,教養,技術に基づき,未知なる課題に対して,ある制約条件の下で研究計画を立案し,指導教員と課題の深掘りを行い,調査,実験,理論化を通して課題を解決する.解決した内容を研究論文としてまとめるとともに,発表を通してプレゼンテーション能力を養う.
授業の進め方・方法:
創造性を磨く本科最終授業であり,今までに修得した全ての科目を基礎とし,教養,知識,技術を総動員して形あるもの(研究成果,論文,プレゼンテーション)を作成する.
授業方針は以下の通りである.
1.研急計画を立案し遂行する力を身に付ける.
2.研究課題に取り組みながら専門的知識を身に付ける.
3.研究課題に取り組みながら問題解決能力を身に付ける.
4.研究成果を論文にまとめることで科学的文章作成力を身に付ける.
5.プレゼンテーションを行いコミュニケーション力を身に付ける.
注意点:
規定授業時数(単位時間) 240

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 研究調査
研究活動
論文執筆活動
1.研究課題を理解し説明できる.
2.研究計画を立案できる.
3.研究分野の専門知識について説明できる.
4.研究で生じる問題を把握し解決できる.
5.研究の進捗を整理して説明できる.
6.研究成果を論文にまとめることができる。
3週 同上 同上
4週 同上 同上
5週 同上 同上
6週 同上 同上
7週 同上 同上
8週 同上 同上
2ndQ
9週 同上 同上
10週 同上 同上
11週 同上 同上
12週 同上 同上
13週 同上 同上
14週 同上 同上
15週 同上 同上
16週 同上 同上
後期
3rdQ
1週 同上 同上
2週 同上 同上
3週 中間発表 1.研究についてプレゼンテーションできる.
2.質疑応答に整然と答えることができる.
4週 研究調査
研究活動
論文執筆活動
1.研究課題を理解し説明できる.
2.研究計画を立案できる.
3.研究分野の専門知識について説明できる.
4.研究で生じる問題を把握し解決できる.
5.研究の進捗を整理して説明できる.
6.研究成果を論文にまとめることができる。
5週 同上 同上
6週 同上 同上
7週 同上 同上
8週 同上 同上
4thQ
9週 同上 同上
10週 同上 同上
11週 同上 同上
12週 同上 同上
13週 同上 同上
14週 同上 同上
15週 同上 同上
16週 卒業研究発表会 1.研究についてプレゼンテーションできる.
2.質疑応答に整然と答えることができる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。1
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。1
目標の実現に向けて計画ができる。1
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。1
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。1
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。2
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。1
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。1
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。1
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。1
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。2
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。2
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている2
法令やルールを遵守した行動をとれる。2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。2
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3

評価割合

研究内容および卒業論文中間発表と卒研発表合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000