スポーツ理論

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 スポーツ理論
科目番号 LK1402 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 人間情報システム工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 「現代高等保健体育」 和唐正勝 髙橋健夫 大修館書店 
担当教員 岩田 大助,荒井 久仁子,有富 明菜

到達目標

3年時よりも心と体を一体としてとらえ、健康・安全や運動についての理解と運動の合理的、計画的な実践を通して、生涯にわたって豊かなスポーツライフを継続する資質や能力を育てるとともに健康の保持増進のための実践力の育成と体力の向上を図り、明るく豊かで活力ある生活を営む態度を育てることができる。また、運動におけるさまざまな理論を実践できる能力を育てることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
体育実技 ・バレーボール、ソフトボール、卓球・バスケットボール、サッカー ・バドミントン、ドッジボール3年時よりも更に高い技術を身につけ、ルールを覚え、各チームで協力し、チーム内でも積極的に練習や試合に参加できる。また、その技術を説明することができる。3年時よりも基本的な技術を身につけ、ルールを覚え、各チームで協力し、練習や試合に参加できる。4年時における基本的な技術を身につけたり、ルールを覚えることが殆どできず、練習や試合に対して消極的な態度で参加してる。
体育実技 ・水泳3年時よりも更に高い技術を身につけ、常に速いタイムで泳ぐことができる。また、その技術を説明することができる。3年時よりも基本的な技術を身につけ、常に速いタイムを出すという目標を設定し泳ぐことが出来る。4年時における基本的な技術を身につけることが殆ど出来ず、泳ぐことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
個人及び社会生活における健康・安全について理解を深め、生涯を通じて自らの健康を適切に管理し改善していく資質や能力について講義するとともにスポーツを楽しむ心を育てる。
授業の進め方・方法:
保健では健康に生きていくために必要な知識を学習する。体育実技では各種目で基本的な技術を身につけ、簡単なルールやゲームの進め方を学習するとともに社会性、協調性を身に付ける。
教科書と現代高等保健体育ノートを使用し授業を進めます。板書は保健ノートに記入してください。実技では「ステップアップ高校スポーツ2015」を使用します。基本的なルールはすべて載っているので、自分が選んだ種目のルールは読んで理解し競技に参加してください。上級者のプレーを映像などで見て、その技術の習得を実践します。また、トレーニング器具を使っての体力向上を目指します。
注意点:
体を動かすことが習慣化されるようになって下さい。球技はほとんどゲーム形式で進んでいきます。ゲームに積極的に参加し、その中で自分を表現できるようになって下さい。わからないことがあればいつでも質問してください。また、学校指定の体育服で活動してください。規定授業数は、30時間です。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 遠隔授業1
オリエンテーション
シラバスの概要説明、遠隔授業についての説明
2週 遠隔授業2
課題1の動画並び実施表の説明
動画を見ながら練習する。1週間後の体力の向上を目指し、セット・回数を決定する。
3週 遠隔授業3
課題2の動画並び実施表の説明
同上
4週 遠隔授業4
課題3の動画並び実施表の説明
同上
5週 体力テスト:新体力テスト1
屋内外種目
現在の体力・運動の力を知る
6週 体力テスト:新体力テスト2
屋内外種目
同上
7週 遠隔授業5
課題4の動画並び実施表の説明
動画を見ながら練習する。1週間後の体力の向上を目指し、セット・回数を決定する。
8週 遠隔授業6
課題5の動画並び実施表の説明
同上
2ndQ
9週 水泳1
25mプールで、クロールのタイム測定
現在の泳力を知る
10週 水泳2
25mプールで、クロールを行う
ストリームラインを意識し、キャッチ・プル・プッシュ・リカバリーの一連の動作をスムーズに出来る。
11週 遠隔授業6
水泳課題について
クロールをいかに早く泳ぐかについて、指定された語群を使い説明できる
12週 遠隔授業7
トレーニングについて
漸進性過負荷の原則を理解する
13週 水泳3
25mプールで、クロールのタイム測定
25mプールで、クロールのタイム測定
現在の泳力を測定する
14週 水泳4
25mプールで、クロールを行う
ストリームラインを意識し、キャッチ・プル・プッシュ・リカバリーの一連の動作をスムーズに出来る。
15週 水泳5
25mプールで、クロールを行う
ドルフィンキック・キックをリズムよく出来る。
16週 水泳6
25mプールで、クロールを行う
体全体を意識して泳ぐ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14
目標の実現に向けて計画ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14
法令やルールを遵守した行動をとれる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3前3,前4,前5,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14

評価割合

実技試験課題提出合計
総合評価割合514091
基礎的能力504090
専門的能力101