英語IV

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語IV
科目番号 LK1403 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 人間情報システム工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 Teruhiko Kadoyama他『A Communicative Approach to the TOEIC L&R Test』、桐原書店編集部『Word to Sentence』、萩野治雄監修『DataBase 4500完成英単語・熟語[5th Edition]』
担当教員 楠元 実子

到達目標

(1)『A Communicative Approach to the TOEIC L&R Test』により、TOEICテストに必要なリスニング問題及びリーディング問題を理解することができる。
(2)『Word to Sentence』で語の持つイメージをテキストとビデオで理解し、問題について自分で正しい答えを選び、英作文を行うことができる。
(3) 他者に対して、自分の英語を理解して貰えるように適切に発話することができる。
(4) 上記テキストに準拠したe-learningを規定のペースで学習することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 TOEICテストに向けたリスニング及びリーディング『A Communicative Approach to the TOEIC L&R Test』により、演習問題及び語彙を十分に理解できる。『A Communicative Approach to the TOEIC L&R Test』により、演習問題及び語彙を6割程度理解できる。 『A Communicative Approach to the TOEIC L&R Test』により、演習問題及び語彙を半分以下しか理解できない。
評価項目2  正しい単語のイメージと文法問題に関する理解と作文への応用文法・英作文問題集の内容に進んで取り組み、理解して解答できる。文法・英作文問題集の問題を解答集があればほぼ解答できる。文法・英作文問題集の問題を解答できない。
評価項目3 動画、リスニング内容についての作文および会話力のアップトピックについて、制限時間内に英作文を書くことができ、またそれを相手に理解して貰えるように口頭発表できる。制限時間内では終わらない場合でも、トピックについて、課題として英作文を書くことができ、またそれを相手にほぼ理解して貰える程度に口頭発表できる。制限時間内でも自宅でもトピックについて、課題として英作文を書くことができない。 また、書いたものを相手に口頭で発表することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目は、英語によるコミュニケーション能力を養成するためのもので、読解、作文、会話能力を総合的に修得することを目指す。TOEICテストを中心とした外部テストでも相当な得点を可能にするために必要な語彙力、構文・文法力を学習する。適宜動画や音声を活用する。
授業の進め方・方法:
(1)『A Communicative Approach to the TOEIC L&R Test』において、TOEICテストに必要なリスニング問題及びリーディング問題が理解できるよう取り組む。
(2)『Word to Sentence』の単語のイメージと文法事項を理解し、英作文などの問題集の問題が解ける。
(3) 他者に対して、自分の英語を理解して貰えるように適切に発話する演習を行う。
(4) 上記テキストに準拠したe-learningを規定のペースで学習する。
なお、この科目は授業60時間に加え、30時間の自学自習を課す。
注意点:
本科目は本科の英語Iから英語Ⅲを基礎にし、英語の実際の運用力をつけるためのものであり、実用英検、TOEIC等の英語試験との関連が深い。
インターネットを活用したe-ラーニングや解答付き問題集での授業外での学習についても積極的に取り組むこと。
自学自習の内容:"『A Communicative Approach to the TOEIC L&R Test』のリンガポルタ"(授業での演習の進度は一斉で素早く進むため、授業前に一通り自分のペースでスマホで学習する必要がある。8時間程度。E-Learningの学習記録確認で評価する。また『A Communicative Approach to the TOEIC L&R Test』『Word to Sentence』問題演習(授業時間に問題演習する時間が限られており、類似問題に自宅で自分で取り組む時間が必要である。)7時間程度。テキストの提出で評価する。
校内英単語コンテストを年3回実施する。 本単位は学修単位であり1単位につき15時間の授業外学修が課される。事前に授業内容の予習を行うこと。積み重ね科目なので前回の授業内容を確認して授業を受けること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
TOEIC L&R Test: Unit 1-3
Word to Sentence: Unit 1-7
TOEICテストのリスニング問題及びリーディング問題を理解できることを目標とする。文法・英作文問題集を理解し、解答することができる。これらの学習を通して、実用的な英語に関する基本的な語彙を習得することができ、教員が与えるテーマについて、英語で作文を書くこと、および他者に対して口頭説明ができることを目標とする。
2週 TOEIC L&R Test: Unit 1-3
Word to Sentence: Unit 1-7
同上
3週 TOEIC L&R Test: Unit 1-3
Word to Sentence: Unit 1-7
同上
4週 TOEIC L&R Test: Unit 1-3
Word to Sentence: Unit 1-7
同上
5週 TOEIC L&R Test: Unit 1-3
Word to Sentence: Unit 1-7
同上
6週 TOEIC L&R Test: Unit 1-3
Word to Sentence: Unit 1-7
同上
7週 TOEIC L&R Test: Unit 1-3
Word to Sentence: Unit 1-7
同上
8週 TOEIC L&R Test: Unit 1-3
Word to Sentence: Unit 1-7
同上
2ndQ
9週 中間確認試験と振り返り
10週 TOEIC L&R Test: Unit 4-6
Word to Sentence: Unit 8-14
TOEICテストのリスニング問題及びリーディング問題を理解できることを目標とする。文法・英作文問題集を理解し、解答することができる。これらの学習を通して、実用的な英語に関する基本的な語彙を習得することができ、教員が与えるテーマについて、英語で作文を書くこと、および他者に対して口頭説明ができることを目標とする。
11週 TOEIC L&R Test: Unit 4-6
Word to Sentence: Unit 8-14
同上
12週 TOEIC L&R Test: Unit 4-6
Word to Sentence: Unit 8-14
同上
13週 TOEIC L&R Test: Unit 4-6
Word to Sentence: Unit 8-14
同上
14週 TOEIC L&R Test: Unit 4-6
Word to Sentence: Unit 8-14
同上
15週 定期試験
16週 定期試験答案返却
後期
3rdQ
1週 TOEIC L&R Test: Unit 7-9
Word to Sentence: Unit 15-21
TOEICテストのリスニング問題及びリーディング問題を理解できることを目標とする。文法問題集を理解し、解答することができる。これらの学習を通して、実用的な英語に関する基本的な語彙を習得することができ、教員が与えるテーマについて、英語で作文を書くこと、および他者に対して口頭説明ができることを目標とする。
2週 TOEIC L&R Test: Unit 7-9
Word to Sentence: Unit 15-21
同上
3週 TOEIC L&R Test: Unit 7-9
Word to Sentence: Unit 15-21
同上
4週 TOEIC L&R Test: Unit 7-9
Word to Sentence: Unit 15-21
同上
5週 TOEIC L&R Test: Unit 7-9
Word to Sentence: Unit 15-21
同上
6週 TOEIC L&R Test: Unit 7-9
Word to Sentence: Unit 15-21
同上
7週 TOEIC L&R Test: Unit 7-9
Word to Sentence: Unit 15-21
同上
8週 中間試験
4thQ
9週 TOEIC L&R Test: Unit 10-12
Word to Sentence: Unit 22-28
TOEICテストのリスニング問題及びリーディング問題を理解できることを目標とする。文法・英作文問題集を理解し、解答することができる。これらの学習を通して、実用的な英語に関する基本的な語彙を習得することができ、教員が与えるテーマについて、英語で作文を書くこと、および他者に対して口頭説明ができることを目標とする。
10週 TOEIC L&R Test: Unit 10-12
Word to Sentence: Unit 22-28
同上
11週 TOEIC L&R Test: Unit 10-12
Word to Sentence: Unit 22-28
同上
12週 TOEIC L&R Test: Unit 10-12
Word to Sentence: Unit 22-28
同上
13週 TOEIC L&R Test: Unit 10-12
Word to Sentence: Unit 22-28
同上
14週 TOEIC L&R Test: Unit 10-12
Word to Sentence: Unit 22-28
同上
15週 定期試験
16週 定期試験答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験平常点(小テスト・レポート等)合計
総合評価割合5050100
基礎的能力5050100
専門的能力000
分野横断的能力000