1.自己理解を深め、自分に合った選択基準を考えることができる。自律的にキャリアをデザインする方法を知り、自分の意見を周囲に発言できる。進路に関するオムニバス講義(面接・社会人マナー・法律・病理など)を積極的に活用し、就職活動に必要なスキルを駆使できる。2.社会人として必要なマナー、一般常識、海外の文化習慣を理解し、社会的コミュニケーションとして実践できる。3.異文化・宗教や英語によるスピーチを正確に理解し、論理的思考を的確に把握できる。4.英語の発音の特徴や国による違いを理解し、英語による意見陳述が的確にできる。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
エントリーシートの書き方 |
エントリーシートの意味と、的確な表現について学ぶ。
|
2週 |
面接の留意点① |
面接の意味と、的確な受け答えについて実践を交えて、学ぶ。
|
3週 |
面接の留意点② 社会人マナー |
面接の意味と、的確な受け答えについて実践を交えて、学ぶ。社会人としての基本的なマナーについて使えるようにする。
|
4週 |
エンジニアと法律(外部講師) |
実際の場面を想定し、最低限の法的知識を得る。
|
5週 |
エンジニアと健康(外部講師) |
心身ともに健康で働くための、予備知識を得る。
|
6週 |
論理的な英作文技術の獲得(1) |
序論・本論・結論の序論について、作成法を理解できる。作文テーマ群からテーマを選び、それに基づいて自分の意見を英文で述べることができる。
|
7週 |
論理的な英作文技術の獲得(2) |
序論・本論・結論の本論について、作成法を理解できる。それに基づいて自分の意見を英文で述べることができる。
|
8週 |
論理的な英作文技術の獲得(3) |
序論・本論・結論の結論についての作成法を理解できる。それに基づいて自分の意見を英文で述べることができる。
|
2ndQ |
9週 |
中間試験 |
|
10週 |
論理的な英作文技術の獲得(4) |
他者の意見に対する相槌・反駁表現を理解できる。それに基づいて自分の意見を英文で述べることができる。
|
11週 |
論理的な英作文技術の獲得(5) |
英語によるディベートの基礎を理解できる。それに基づいて自分の意見を英文で述べることができる。
|
12週 |
異文化理解のケース・スタディ(1) |
異文化理解の不足で生じた問題に関するケース・スタディを行い、その必要性への認識を高めることができる。
|
13週 |
異文化理解のケース・スタディ(2) |
異文化理解の不足で生じた問題に関するケース・スタディを行い、その必要性への認識を高めることができる。
|
14週 |
世界の宗教への理解を深める |
世界の主な宗教の考え方の特徴について知識を広げ、考察できる。
|
15週 |
定期試験 |
|
16週 |
世界情勢への理解を深める |
世界の紛争地域やその他の情勢について知識を広げ、考察できる。
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
日本語と英語の発音の方法の違い 発声演習、アルファベットの発音演習 |
日本語と英語の話し方の違いについて理解で、発音できる。
|
2週 |
母音と子音の発声時の舌や息の出る位置と調音方法 音節と発音 |
音・語レベルでの英語の発音の仕組みを理解でき、発音できる。
|
3週 |
英語の歌と日本語の歌 音声変化 |
句・文レベルでの英語の発音の仕組みを理解でき、発音できる。
|
4週 |
歌詞の分析と練習 様々な英語(イギリス英語/アジア英語)の特徴 |
音声変化に気を配った発音ができ、英語のバリエーションについて理解でき、違いを聞き分けることができる。
|
5週 |
正しい英語の発音の総復習 最終テスト |
音声変化などの分析ができ、英語らしい音やリズムを身に付けることができる。
|
6週 |
英語によるスピーチ:公民権運動家・ビジネスパーソン
|
公民権運動家・ビジネスパーソンによるスピーチの内容を理解できる。
|
7週 |
英語によるスピーチ:政治家(1)
|
政治家によるスピーチの内容を理解できる。(1)
|
8週 |
中間試験 |
|
4thQ |
9週 |
英語によるスピーチ:政治家(2) |
政治家によるスピーチの内容を理解できる。(2)
|
10週 |
英語によるスピーチ:映画(1)
|
映画の中でのスピーチを理解できる。(1)
|
11週 |
英語によるスピーチ:映画(2) |
映画の中でのスピーチを理解できる。(2)
|
12週 |
敬語・言葉遣い・文書の書式について |
場面に応じて適切な言葉遣いや文書作成ができる。
|
13週 |
一般常識・マナーについて |
一般常識・マナーを多々しく理解し、適切に対応できる。
|
14週 |
席順・応対・国内外の慣習について |
異文化への理解を深め、諸対応が適切にできる。
|
15週 |
定期試験 |
|
16週 |
答案返却 |
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 3 | |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 3 | |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 3 | |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 3 | |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 3 | |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 3 | |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 3 | |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 3 | |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 3 | |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 3 | |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 3 | |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 3 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 3 | |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 3 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 3 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | |