英語IV

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 英語IV
科目番号 0018 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 人間情報システム工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 Hollywood English: Movie Reviews from VOA(朝日出版社), DUO Select:厳選英単語・熟語1600』(アイシーピー)
担当教員 岩下 いずみ

到達目標

1.日常生活で用いられる英語を聞いてその概略を把握するためのトレーニングに習熟する。 2.TOEIC受験に必要な語彙力を増強するための活動に取り組み、その語彙を使用できるようになる。
3.実際に日常生活で使用されるレベルの文章を速読し、大意を把握することができる。
4.TOEICの問題演習を通じてその問題形式や解法に習熟し、TOEIC形式の問題を解くことができる。さらに、実際にTOEICを受験し、400点以上の取得を目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日常的に使われるレベルの英語を聞き、その概要が十分に理解できる。日常的に使われるレベルの英語を聞き、その概要が最低限理解できる。日常的に使われるレベルの英語を聞いても、その概要がほぼ理解できない。
評価項目2日常的に使用される語彙を十分に使用することができる。 日常的に使用される語彙を最低限使用することができる。 日常的に使用される語彙をほとんど使用することができない。
評価項目3日常的に使用されるレベルの英文を時間をかけずに読み、大意を十分に把握することができる。 日常的に使用されるレベルの英文をある程度のスピートで読み、大意を最低限把握することができる。 日常的に使用されるレベルの英文を時間をかけても読めず、大意もほとんど把握することができな い。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
異文化を理解するための手段としての英語力を高めることを目的としている。主に映画を通してリスニング・スピーキング・リーディング・ライティングなどの活動をおこない、プレゼンテーションにも取り組む。また外国語コミュニケーションの指標となるTOEICスコアアップに関しても副教材および資料で学習する。
授業の進め方・方法:
それぞれの授業で、毎回教科書や副教材等から予習、復習箇所とその取り組み方を指示する。授業内容を有意義にするためにも十分な予習、復習を行った上で授業に臨むことが求められる。
TOEIC受験も視野に入れた英語トレーニングを行う。その際、基本的な文法事項の復習や語彙増強のための活動を随時取り入れる。その後はそれに加えて、英語プレゼンテーションの基礎を修得することを目的とした活動もクラス単位で行う。
注意点:
・国際社会では、英語で読み書きができるだけでは通用しません。授業での音を介した言語活動に積極的に取り組み、運用能力の基盤を作ってください。
・講義への質問や要望はメールでも受け付けるので随時活用すること。来室の場合は、授業や会議のスケジュールを掲示しているので、確認すること。
・TOEICスコアアップを含め英語力を伸ばすには自主学習が不可欠です。授業で指示される事柄以外にも積極的に英語学習に取り組みましょう。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、教科書Unit 1 Cloud Atlas (1) 映画のあらすじに関する英文を読み、大まかに理解できる。
2週 Unit 1 (2)、TOEIC Part 1 語彙問題などを解きリスニング・会話練習ができる。TOEIC解法を理解する。
3週 Unit 2 The Dark Knight Rises(1) 映画のあらすじに関する英文を読み、大まかに理解できる。
4週 Unit 2(2)、TOEIC Part 5, 6 語彙問題などを解きリスニング・会話練習ができる。TOEIC解法を理解する。
5週 Unit 3 Another Planet (1) 映画のあらすじに関する英文を読み、大まかに理解できる。
6週 Unit 3(2)、TOEIC Part 2 語彙問題などを解きリスニング・会話練習ができる。TOEIC解法を理解する。
7週 Unit 4 The Amazing Spider Man(1) 映画のあらすじに関する英文を読み、大まかに理解できる。
8週 Unit 4(2) 語彙問題などを解きリスニング・会話練習ができる。
2ndQ
9週 中間試験
10週 答案返却、Unit 5 Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 2(1) 映画のあらすじに関する英文を読み、大まかに理解できる。
11週 Unit 5(2)、TOEIC Part 7 語彙問題などを解きリスニング・会話練習ができる。TOEIC解法を理解する。
12週 Unit 6 The Social Network(1) 映画のあらすじに関する英文を読み、大まかに理解できる。
13週 Unit 6(2)、TOEIC Part 3, 4 語彙問題などを解きリスニング・会話練習ができる。TOEIC解法を理解する。
14週 Unit 7 Skyfall(1)、プレゼンテーション 映画のあらすじに関する英文を読み、理解できる。プレゼンを実施する。
15週 定期試験
16週 答案返却、Unit 7(2)、プレゼンテーション リスニング、会話などができる。プレゼンテーションを実施する。
後期
3rdQ
1週 Unit 8 Lincoln (1) 映画のあらすじに関する英文を読み、大まかに理解できる。
2週 Unit 8 (2)、TOEIC演習問題 語彙問題などを解きリスニング・会話練習ができる。TOEIC問題が解ける。
3週 Unit 9 Ruby Sparks(1) 映画のあらすじに関する英文を読み、大まかに理解できる。
4週 Unit 9(2)、TOEIC演習問題 語彙問題などを解きリスニング・会話練習ができる。TOEIC問題が解ける。
5週 Unit 10 The Hobbit: An Unexpected Journey(1) 映画のあらすじに関する英文を読み、大まかに理解できる。
6週 Unit 10(2)、TOEIC演習問題 語彙問題などを解きリスニング・会話練習ができる。TOEIC問題が解ける。
7週 Unit 11 Argo (1) 映画のあらすじに関する英文を読み、大まかに理解できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 答案返却、Unit 11(2) 語彙問題などを解きリスニング・会話練習ができる。
10週 Unit 12 The Tree of Life(1) 映画のあらすじに関する英文を読み、大まかに理解できる。
11週 Unit 12(2)、プレゼンテーション 語彙問題などを解きリスニング・会話練習ができる。プレゼンに習熟する。
12週 Unit 13 J. Edgar (1) 映画のあらすじに関する英文を読み、大まかに理解できる。
13週 Unit 13 (2)、プレゼンテーション 語彙問題などを解きリスニング・会話練習ができる。プレゼンに習熟する。
14週 プレゼンテーション プレゼンに習熟し、相互に分析評価を実施する。
15週 定期試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。4
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3

評価割合

試験小テストなど活動相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力201000000
専門的能力801000000
分野横断的能力0000000