到達目標
高専3年次からの学科別クラスになり,本科卒業後の将来も見据えた個人と組織の成長への取り組みが必要であると考える.そのひとつとして,ホームルーム活動を通じてより良い自己とクラスの実現に向けて能動的に努力する姿勢と行動力を身に付けることが目標である.
到達目標は,下記を設定する.
1. 集団活動:クラス目標や計画立案・共同生活における集団づくりや,学校行事および学生会行事における集団活動への積極的姿勢と行動力
2. 個人研鑽:視野の拡大(他者の話の傾聴,職業観や校外見学など),勉強とクラブ活動,交通道徳,先生と学生,青年期の諸問題など望ましい生き方に関すること,将来目標の設定
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
出席状況 | ほとんどのホームルーム活動に参加している | ホームルーム活動に出席しないことが稀である | ホームルームの活動に著しく出席していない |
活動ー集団活動 | ホームルーム内での集団づくりや活動において主体的かつ積極的に参加している | ホームルーム内での集団づくりや活動に参加している | ホームルーム内での集団づくりや活動に参加できない |
活動ー個人研鑽 | 自身の将来や人として望ましい生き方について考えることができ,実際に行動に移すことができる. | 自身の将来や人として望ましい生き方について考えることができる. | 自身の将来や人として望ましい生き方について考えることができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本キャンパスでは,3年次から学科別のクラス編成が行われるため,学校生活の多くの時間をほぼ同じクラスメートと共に過ごす.苦楽を共にするクラスメートと相互理解できることは,より良い又は記憶に残る学生生活のみならず,今後の人生でも非常に大切なことだと考える.また,3年次から専門科目数や本格的な実験実習が増え,普段から少しずつ人生の目標について考えていくことが求められる.
そこで,本科目では学生の進路選択も含めた人生の目標設定に寄与することを目的に,大きく分けて「自己評価とクラスの相互理解」,「モラル・マナー育成による人間力向上」と「社会的視野の拡大」を目標として学生による相互教示などを行い,日々の学生生活から考えてもらう.
授業の進め方・方法:
ホームルームは,週1回,授業時間割の中で実施され,次に示すような内容を取り上げる.
1. 学年別共通テーマ:ホームルームの計画立案,学校行事および学生会行事に関することの実施など
2. ホームルームとしての共同生活に関すること:ホームルーム内の集団づくりのための諸行事(校外見学等)
3. 人間として望ましい生き方に関する問題:勉強とクラブ活動,交通道徳,先生と学生,青年期の諸問題
4. 将来の進路についての問題:進路の決定と学修,職業観と職場について
5. レクリエーション:各種スポーツ,音楽鑑賞,映写会,読書会,ゲーム
6. 校長講話,主事・学科長の話,先生の話
7. その他
注意点:
ホームルームは50分で実施する.
ホームルームを含む特別活動については,出席状況が,実施時数の5分の1以下(長期病欠者および三ヶ月以下の短期留学者は3分の1以下)の欠課,かつ活動良好なものについて「合格」と認定されます.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 出席・活動状況 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
参加状況 | 100 | 100 |