リベラルアーツ実践III

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 リベラルアーツ実践III
科目番号 0073 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 人間情報システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 配布資料
担当教員 大隈 千春,赤石 仁

到達目標

(1) 論理的思考(問題分析スキル,課題発見)を理解し,論理的思考力の向上を図ることができる
(2) 問題解決思考・価値創造思考(デザイン思考など)を理解・応用し,問題解決スキルの向上を図ることができる.
(3) チームのパフォーマンスを向上させるための方法を理解し,実践することができる.
(4) 設定された課題達成のための組織的活動に必要な態度,行動(タスクマネジメント,タイムマネジメント,チームマネジメントなど)を理解し,実践することができる.
(5) 実社会の種々の問題に対して,工学的な問題解決の方法を調査し,工学の社会的役割,意味についての理解を深めることができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(1) 論理的思考(問題分析スキル,課題発見)の理解および論理的思考力の向上論理的思考(問題分析スキル,課題発見)を理解し,論理的思考力の向上を図ることができる.論理的思考(問題分析スキル,課題発見)を理解することができる.論理的思考法(問題分析スキル,課題発見)を理解することができない.
評価項目(2) 問題解決思考・価値創造思考の理解および問題解決スキルの向上問題解決思考・価値創造思考(デザイン思考など)を理解・応用し,問題解決スキルの向上を図ることができる.問題解決思考・価値創造思考(デザイン思考など)を理解することができる.問題解決思考・価値創造思考(デザイン思考など)を理解することができない.
評価項目(3) チーム・パフォーマンス向上への理解と実践チームのパフォーマンスを向上させるための方法を理解し,実践することができる.チームのパフォーマンスを向上させるための方法を理解することができる.チームのパフォーマンスを向上させるための方法を理解することができない.
評価項目(4) 課題達成のための組織的活動に必要な態度,行動の理解と実践課題達成のための組織的活動に必要な態度,行動(タスクマネジメント,タイムマネジメント,チームマネジメントなど)を理解し,実践することができる.課題達成のための組織的活動に必要な態度,行動(タスクマネジメント,タイムマネジメント,チームマネジメントなど)を理解することができる.課題達成のための組織的活動に必要な態度,行動(タスクマネジメント,タイムマネジメント,チームマネジメントなど)を理解することができない.
評価項目(5) 工学の社会的役割,意味についての理解実社会の種々の問題に対して,工学的な問題解決の方法を調査し,工学の社会的役割,意味についての理解を深めることができる.実社会の種々の問題に対して,工学の社会的役割,意味についての理解を深めることができる.実社会の種々の問題に対して,工学の社会的役割,意味についての理解を深めることができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
「リベラルアーツ」関連科目においては,答えが与えられていない問いに対して,新たな解を探求する力を育成する.そのためには,アカデミックスキルやジェネリックスキルに関する知識を有している必要があり,また,必要な情報を組み合わせて利活用する能力,ものごとを分析して論理的・批判的に考察する能力,解を得る過程や解を共有する際に必要な表現力・協働力・コミュニケーション力が求められる.これらの能力を開発し実践的に定着させていくために,当科目では現代社会が抱える具体的な課題を題材として,複数の分野の知識を統合し具体的な解決策を提案する体験学習を行う.また,グローバルエンジニアに求められる国際的・共生的な視点や態度を身に着けるため,外国語を用いての講座やディスカッションも実施する.
授業の進め方・方法:
授業の内容とその方法は,各担当者のシラバスによって実施される.評価の方法は,成果発表および相互評価および「学習内容の振り返り」の時間に記入する振り返りシートの記入内容により評価する.また,授業中の取り組み状況を評価に加える場合もある.
注意点:
学生諸君の主体的な活動を前提とした科目です.難しく考えずに積極的な授業参加をお願いします.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 実践IIIで何を学ぶかを理解できる.
2週 外部機関主催プロジェクトなどへの取り組み1 プロジェクトの趣旨・ルールを理解できる.実社会の種々の問題に対して,工学的な問題解決の方法を調査することができる.
3週 外部機関主催プロジェクトなどへの取り組み2 実社会の種々の問題に対して,工学的な問題解決の方法を調査することができる.
4週 外部機関主催プロジェクトなどへの取り組み3 実社会の種々の問題に対して,工学的な問題解決の方法を調査することができる.
5週 外部機関主催プロジェクトなどへの取り組み4 実社会の種々の問題に対して,工学的な問題解決の方法を調査することができる.
6週 外部機関主催プロジェクトなどへの取り組み5 実社会の種々の問題に対して,工学的な問題解決に向けた計画を設計することができる.
7週 外部機関主催プロジェクトなどへの取り組み6 グループにて討議を行い,作品制作に携わることができる.
8週 外部機関主催プロジェクトなどへの取り組み7 グループにて討議を行い,作品制作に携わることができる.
2ndQ
9週 外部機関主催プロジェクトなどへの取り組み8 グループにて討議を行い,作品制作に携わることができる.
10週 外部機関主催プロジェクトなどへの取り組み9 グループにて討議を行い,作品制作に携わることができる.
11週 外部機関主催プロジェクトなどへの取り組み10 グループにて討議を行い,作品制作に携わることができる.
12週 外部機関主催プロジェクトなどへの取り組み11 グループにて討議を行い,作品制作に携わることができる.
13週 外部機関主催プロジェクトなどへの取り組み12 作品に関するレジュメ作成を行うことができる.
14週 外部機関主催プロジェクトなどへの取り組み13 作品発表とグループ活動及び個人の活動の評価を行うことができる.
15週 学習内容の振り返り 実践IIIを振り返り,相互評価・自己評価を行うことができる.
16週 学習内容の振り返り(成果発表・相互評価) 本時までの学習内容をまとめ,自分の取り組みを振り返ることができる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

発表相互評価態度ポートフォリオ合計
総合評価割合30102040100
基礎的能力30102040100