概要:
保健体育Ⅲでは保健体育Ⅰと同様に、走・跳・投・泳をバランスよく配合した種目で構成している。スポーツ分野での活動となるが、運動能力の基礎となる動作や体力を高め、運動の楽しみや身体との付き合い方、運動習慣について学び、社会性ある態度を身につけて学生諸君のより良い生き方につなげる鍵となる。
授業の進め方・方法:
保健体育Ⅲでは、サッカー、テニス、ニュースポーツ、バドミントン、水泳を実施する。水泳以外の4種目から3種目を選択し実施する。保健体育Ⅰ・Ⅱ同様学年一斉で行うので、男女比によってはグループ構成が変わるため、実施されない種目もある。
各種目では、基礎体力向上のためのトレーニングを兼ねた準備運動を行い、その後実技へと移行していく。
授業形態はグループでの活動が中心となるため、始めの説明を理解し、得意・不得意がある場合は教え合ったり、相談したりしながら学習の質を高め、ゲームや記録測定、実技試験に向けてステップアップしていくかたちをとる。
注意点:
授業で配布する資料以外にも、図書館に関連図書をそろえているので、自分で資料を集め理解を深めたり、方法を学んだりし、技術の向上に努めてほしい。
保健体育では、運動や健康・命の大切さ、生命活動の神秘を再認識し、授業で学んだことを日常生活で実践できるようになってほしい。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション(授業の概要、受講上の注意、評価方法)、グループ分け |
年間の授業の流れを把握し、評価方法、各グループのローテーションを確認する。
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2週 |
新体力テスト(握力、上体起こし、反復横飛び、長座体前屈) |
握力・上体起こし・反復横飛び・長座体前屈の測定を行い、自身の体力を把握する。
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3週 |
新体力テスト(50m走、ハンドボール投げ、20mシャトルラン) |
50m走・ハンドボール投げ・20mシャトルランの測定を行い、自身の体力を把握する
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4週 |
テニス① オリエンテーション 基本技術 |
授業の進め方を確認する。 基本的なストロークについて学ぶ。
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5週 |
テニス② |
基本的なストローク(フォア・バック)について学ぶ。
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6週 |
テニス③ |
基本的なストローク(フォア・バック)について技能を高める。
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7週 |
テニス④ |
サーブ、ボレーの技術を学ぶ。 簡易ゲームを行い審判法を学ぶ。
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8週 |
テニス⑤ |
シングルスゲームを行い、ゲームの運営方法を学ぶ。
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2ndQ |
9週 |
テニス⑥ |
シングルスゲームを行い、ゲームの運営方法を学ぶ。
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10週 |
テニス実技評価 |
実技試験の課題をクリアする。
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11週 |
テニス実技評価 |
実技試験の課題をクリアする。
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12週 |
水泳① オリエンテーション 泳力チェック |
水泳の授業の流れについて確認する。
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13週 |
水泳② |
健康・安全に留意し、持久力などの身体能力を高め、できるだけ早く泳ぐことができる。
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14週 |
水泳③ |
同上
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15週 |
水泳④ |
同上
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16週 |
水泳評価 |
50mタイムトライアルにて、自分の目標をクリアする。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
サッカー① ニュースポーツ① オリエンテーション |
授業の進め方を確認する。 グループ分けを行い、グループ内での係を確認する。
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2週 |
サッカー② ニュースポーツ② |
パス・トラップ・シュートについて学ぶ。 ティーボールの基本技術について学ぶ。
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3週 |
サッカー③ ニュースポーツ③ |
ダイレクトパス・リフティングについて学ぶ。 ティーボールのゲームを行い、運営方法を学ぶ。
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4週 |
サッカー④ ニュースポーツ④(評価)
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3:1のボールキープ技術について学び、簡易ゲームで審判法を学ぶ。 ティーボール実技試験の課題をクリアする。
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5週 |
サッカー⑤ ニュースポーツ⑤ |
リーグ戦を行い、ゲームの運営方法を学ぶ。 フリスビーの基本技能を学ぶ。
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6週 |
サッカー⑥ ニュースポーツ⑥(評価) |
リーグ戦を行い、ゲームの運営方法を学ぶ。 フリスビー実技試験の課題をクリアする。
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7週 |
サッカー実技評価 ニュースポーツ⑦ |
サッカー実技試験の課題をクリアする。 ソフトバレーの基本技能を学ぶ。
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8週 |
サッカー実技評価 ニュースポーツ⑧(評価) |
サッカー実技試験の課題をクリアする。 ソフトバレー実技試験の課題をクリアする。
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4thQ |
9週 |
バドミントン① |
授業の進め方を確認する。 グループ分けを行い、グループ内での係を確認する。
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10週 |
バドミントン② |
基本技術を理解し、各種フライトについて学ぶ。
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11週 |
バドミントン③ |
半面での簡易ゲームを行い、ルールを理解する。
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12週 |
バドミントン④ |
シングルス、ダブルスのゲームの進め方を理解し、ゲーム方法を学ぶ。
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13週 |
バドミントン⑤ |
リーグ戦(シングルス)を行うことによって、ゲームの運営方法を学ぶ。
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14週 |
バドミントン⑥ |
リーグ戦(ダブルス)を行うことによって、ゲームの運営方法を学ぶ。
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15週 |
バドミントン実技評価 |
実技試験の課題をクリアする。
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16週 |
バドミントン実技評価 |
実技試験の課題をクリアする。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | 世界の歴史、交通・通信の発達から生じる地域間の経済、文化、政治、社会問題を理解し、技術者として、それぞれの国や地域の持続的発展を視野においた、経済的、社会的、環境的な進歩に貢献する資質を持ち、将来技術者の役割、責任と行動について考えることができる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。 | 3 | |
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。 | 3 | |
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。 | 3 | |
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。 | 3 | |
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。 | 3 | |
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。 | 3 | |
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。 | 3 | |
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。 | 3 | |
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。 | 3 | |