英語IVB

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語IVB
科目番号 0222 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械知能システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 「FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC(R) TEST」(CENGAGE Learning),『Duo Select 厳選英単語・熟語1600』(アイシービー)
担当教員 福井 由美子

到達目標

1.実際に日常的に使われるレベルの英語を聞いてその概要を把握することができる。
2.TOEIC(R) L&R TEST受験に必要な基本的な語彙を使用することができる。
3.実際に日常生活で使用されるレベルの文章を速読し、大意を把握することができる。
4.TOEIC(R) L&R TESTの問題演習を通じてその問題形式や解法に習熟し、本番形式の問題を解くことができる。さらに、実際に実際のテストを受験し、400点以上のスコアを目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
【聴解力向上に関する評価】日常的に使われるレベルの英語を聞き、既習事項であればその概要が十分に理解できる日常的に使われるレベルの英語を聞き、既習事項であればその概要が最低限理解できる日常的に使われるレベルの英語を聞いて、既習事項であってもその概要がほぼ理解できない
【語彙力増強に関する評価】日常的に使用される語彙を十分に使用することができる日常的に使用される語彙を最低限使用することができる日常的に使用される語彙をほとんど理解することができない
【速読速解に関する評価】日常的に使用されるレベルの英文を時間をかけずに読み、大意を十分に把握することができる日常的に使用されるレベルの英文をある程度のスピートで読み、大意を最低限把握することができる日常的に使用されるレベルの英文を時間をかけても読めず、大意もほとんど把握することができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英語ⅣBでは、言語コミュケーションを行う際の手段としての英語力を高めることを目的としている。そこで、外国語コミュニケーション力の指標となるTOEIC(R) L&R TESTに関する学習を行いながら、日常生活やビジネスシーン等において使用される英語力の向上に取り組む。
授業の進め方・方法:
TOEIC(R) L&R TEST受験を視野に入れた英語トレーニングを行う。その際、基本的な文法事項の復習や語彙増強のための活動を随時取り入れる。
特に、学生自身が英語を聞き、話すことを重視し、そのための練習を重点的に行う。
注意点:
評価方法及び総合評価: 
成績は、定期試験80%、単語テストと音読テストの評価を20%として産出する。
授業進度や学生の習熟度により算出割合を変更することがある。
なお、教員が必要と認めた時、再試験を実施する場合がある。

学習方法:
初回の授業で、進度計画を配布するので、それに従って、各自予習に取り組む。予習や復習の仕方については、授業中に紹介するので参考にして、自分自身の学習スタイルを確立することを目指す。授業内容を有意義にするためにも十分な予習、復習を行った上で授業に臨むことが求められる。
特にTOEIC(R) L&R TESTでの得点アップには、授業以外での語彙力増強やリスニング力向上、また学習事項定着のために、毎日の自学が欠かせない。 

学生へのメッセージ:
高専での必修英語はこれが最後。「英語ができる」という自信を持って卒業してほしいと切に願います。その自信を持つためには、授業だけでは全く足りません。図書館の本や英字新聞、インターネット、アプリなどを活用しながら、自分に合う英語学習のスタイルを見つけて下さい。とにかく毎日勉強すること!そうすれば、自ずと自信がついてきます。

講義への質問や要望はメールでも受け付けるので随時活用すること。来室の場合は、授業や会議のスケジュールを掲示しているので、確認すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、
FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST Unit 7
娯楽に関する英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。動名詞と不定詞の違いを認識できる。
2週 FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST Unit 7 娯楽に関する英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。動名詞と不定詞の違いを認識できる。
3週 FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST Unit 8 オフィスワークに関連する英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。助動詞を適切に使用できる。
4週 FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST Unit 8 オフィスワークに関連する英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。助動詞を適切に使用できる。
5週 FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST Unit 9 会議関連の英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。適切な比較表現を認識できる。
6週 FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST Unit 9 会議関連の英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。適切な比較表現を認識できる。
7週 後期中間試験 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。
8週 後期中間試験返却および解説、FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST Unit 10 試験の正誤を確認し、間違えた箇所については、音読などの練習で覚え直す
旅行関連の英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。適切な前置詞を認識できる。
4thQ
9週 FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST Unit 10 旅行関連の英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。適切な前置詞を認識できる。
10週 FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST Unit 11 お金に関する英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。適切な接続詞を認識できる。
11週 FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST Unit 11 お金に関する英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。適切な接続詞を認識できる。
12週 FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST Unit 12 ビジネス関連の英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。適切な関係詞を認識できる。
13週 FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST Unit 12 ビジネス関連の英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。適切な関係詞を認識できる。
14週 FIRST TIME TRAINER FOR THE TOEIC TEST 復習 既習事項の復習
15週 学年末試験 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。
16週 答案返却と解答解説 試験の正誤を確認し、間違えた箇所については、音読などの練習で覚え直す

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

試験単語テスト、音読テスト合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000