総合英語B

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 総合英語B
科目番号 0226 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械知能システム工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 『DUOセレクト:厳選英単語・熟語1600』(アイシーピー)
担当教員 宇ノ木 寛文

到達目標

1.実際に日常的に使われるレベルの英語を聞いてその概略を把握することができるように聴解力向上のためのトレーニング法に習熟する。
2.TOEIC受験や進学後の研究活動に必要な語彙力を増強するため様々な活動に取り組み、その語彙を使用できるようになる。
3.修得した言語材料や英語表現を用いて、自分の意見を文章その他の形で表現できる。
4.英語のパラグラフの構造を理解し、いくつかのパラグラフに分かれたまとまりのある文章を書くことができる。
5.英語によるスピーチやプレゼンテーションについて基本的な知識・技術を習得し、平易な英語によるスピーチやプレゼンテーションを行うことができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.【聴解力向上に関する評価】日常的に使われるレベルの英語を聞いてその概略を把握することができる。日常的に使われるレベルの英語を聞き、その概要が十分に理解できる。日常的に使われるレベルの英語を聞き、その概要が最低限理解できる。日常的に使われるレベルの英語を聞いても、その概要がほぼ理解できない。
2.【語彙力増強に関する評価】日常的に使用されるレベルの語彙を増強し使用することが出来る。日常的に使用される語彙を十分に使用することができる。日常的に使用される語彙を最低限使用することができる。日常的に使用される語彙をほとんど使用することができない。
3.【英語表現に関する評価】修得した言語材料や英語表現を用いて、自分の意見を文章その他の形で表現できる。作文やスピーチなどに、適切な英語を用いたアウトプットができる。作文やスピーチなど、英語を用いたアウトプットができる。作文やスピーチなど、英語を用いたアウトプットができない。
4.【パラグラフライティングに関する評価】英語のパラグラフの構造を理解し、いくつかのパラグラフに分かれたまとまりのある文章を書くことができる。いくつかのパラグラフに分かれたまとまりのある文章を、英文パラグラフ構造のルールに則って、作成することができる。いくつかのパラグラフに分かれたまとまりのある文章を作成することができる。いくつかのパラグラフに分かれたまとまりのある文章を作成することができない。
5.【英語プレゼンテーションに関する評価】英語によるスピーチやプレゼンテーションについて基本的な知識・技術を習得し、平易な英語によるスピーチやプレゼンテーションを行うことができる。プレゼンテーションの知識・技術を十分理解し、適切で分かりやすい英語によるプレゼンテーションが出来る。プレゼンテーションの知識・技術を理解し、平易な英語によるプレゼンテーションが出来る。プレゼンテーションの知識・技術が理解できず、プレゼンテーションが出来ない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
総合英語は、これまで修得してきた言語知識・言語能力を、科学技術分野での研究や就職後の仕事へ活かし、異文化理解に役立てていくための科目である。主に進学希望者を対象とし、より専門的で高度な英語の知識と運用能力の修得をサポートする。科学技術系を含む様々な分野における英語に触れるとともに、国際的コミュニケーションの基礎力を伸長していくことをねらいとする。文章読解や聴解に加えて初歩的なプレゼンテーションなども行う。
授業の進め方・方法:
授業は、講義形式で進めていくとともに、4技能を実践的な運用能力へ発展させるために、音読練習やディクテーション、既習語彙・構文の口頭練習等のトレーニングを行う。随時、語彙や構文の小テストを実施する。また進度に応じて、今までの英語学習で培った知識を用いながら、相手に理解してもらえるようなスピーチやプレゼンテーションのトレーニングも行う。
注意点:
毎回、予習・復習箇所とその取り組み方を指示する。短期間に集中的に研究に用いる科学技術英語の基礎を習得するために、十分な予習・復習を行った上で授業に臨むことが求められる。
講義への質問や要望はメールでも随時受け付けるので活用すること。来室の場合は、授業や会議のスケジュールを通知するので確認すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンスおよび学習方法の説明
2週 語彙修得トレーニング
聴解力増強トレーニング
客観的文章の英作文演習
トレーニングにより語彙増強と聴解力向上を図る。(以下毎週同様につき略)加えて、客観的文章の英作文の基礎を習得する。
3週 語彙修得トレーニング
聴解力増強トレーニング
客観的文章の英作文演習
習得した基礎に基づき、様々な客観的文章により英作文を行うことができる
4週 語彙修得トレーニング
聴解力増強トレーニング
客観的文章の英作文演習
習得した基礎に基づき、様々な客観的文章により英作文を行うことができる
5週 語彙修得トレーニング
聴解力増強トレーニング
英語スピーチ作成
英文パラグラフの構造を理解することができる
6週 語彙修得トレーニング
聴解力増強トレーニング
英語スピーチ作成
理解した英文パラグラフ構造のルールに則り、一つのパラグラフを書くことができる
7週 語彙修得トレーニング
聴解力増強トレーニング
英語スピーチ作成
理解した英文パラグラフ構造のルールに則り、いくつかのパラグラフに分かれたまとまりのある文章を作成することができる。
8週 〔中間試験〕 試験返却と解説
4thQ
9週 語彙修得トレーニング
聴解力増強トレーニング
英語プレゼンテーショントレーニング
英語スピーチの作成法の基礎を習得する
10週 語彙修得トレーニング
聴解力増強トレーニング
英語プレゼンテーショントレーニング
英語スピーチを行うことができる
11週 語彙修得トレーニング
聴解力増強トレーニング
英語プレゼンテーショントレーニング
スライドの作成を含む英語プレゼンテーションの基礎を習得する
12週 語彙修得トレーニング
聴解力増強トレーニング
英語プレゼンテーショントレーニング
スライドの作成を含む英語プレゼンテーションの基礎を習得する
13週 語彙修得トレーニング
聴解力増強トレーニング
英語プレゼンテーショントレーニング
習得した基礎に基づき、スライド及び原稿を作成し、プレゼンテーションを行うことができる
14週 語彙修得トレーニング
聴解力増強トレーニング
英語プレゼンテーショントレーニング
習得した基礎に基づき、スライド及び原稿を作成し、プレゼンテーションを行うことができる
15週 〔後期学年末試験〕
16週 学年末試験の返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3

評価割合

試験発表・課題その他相互評価合計
総合評価割合80200100
基礎的能力80200100
専門的能力0000
分野横断的能力0000