鋼構造工学

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 鋼構造工学
科目番号 0002 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築社会デザイン工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 建築学構造シリーズ「建築鉄骨構造 改訂2版」 松井千秋 編著,オーム社
担当教員 岩坪 要

到達目標

1.鉄骨構造の種類と特徴が説明できる。
2.荷重の種類と設計方法の考え方を説明できる。
3.鋼材の性質を説明できる。
4.鉄骨構造で用いる接合法の説明ができる。
5.座屈現象が説明できる。
6.引張材,圧縮材,曲げ材の設計計算ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1鉄骨構造の種類について,力学面,材料面からの説明ができる。鉄骨構造の種類が答えられる。鉄骨構造とコンクリート構造の区別ができない。
評価項目2各種設計方法の特徴と,作用する荷重について説明することができる。設計方法と荷重の種類をそれぞれ答えられる。構造設計に用いる荷重が答えられない。
評価項目3様々な鋼種について,その特徴と説明ができる。JIS鋼材の種類が答えられる。鋼材と他の材料との区別ができない。
評価項目4高力ボルト接合と溶接接合の設計計算ができる。高力ボルト接合と溶接接合の説明ができる。接合方法が説明できない。
評価項目5座屈の基礎式が誘導でき,座屈荷重の計算ができる。圧縮材と曲げ材の座屈現象が説明できる。圧縮材の座屈現象が説明できない。
評価項目6各部材の設計規準に基づいた設計計算ができる。各部材の設計上の観点が説明できる。部材の種類が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

本科到達目標 3-2 説明 閉じる
本科到達目標 6-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
社会基盤を支えている構造物の主たる材料として鋼材がある。この鋼材を用いた鉄骨構造の構造設計について,その材料としての性能や荷重や接合部の設計手法について,鋼構造設計基準に基づいた講義を行う。
授業の進め方・方法:
テキストを中心に講義を進める。前半は専門用語の理解を中心に解説をし,材料,荷重,接合と各部の説明をしながら演習問題で理解を深めていく。最終的には設計断面力に適した断面設計まで講義を行う。
注意点:
構造力学で学んだ力学挙動は必要不可欠であるため,随時,復習を行うことが望ましい。また,設計計算は単純な計算ではないため,確実にスピーディーに取りかかることが求められる。日頃から手を動かして演習問題に取り組む習慣が必要となる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 講義ガイダンス 鋼構造物の種類と特徴を理解する。
2週 鋼構造物の各種設計法 鋼構造物の各種設計方法の違いと観点を理解する。
3週 鋼構造物の各種設計法 鋼構造物の各種設計方法の違いと観点を理解する。
4週 鋼構造物の各種設計法 鋼構造物の各種設計方法の違いと観点を理解する。
5週 鋼材の種類 鋼材の種類と特徴を理解する。
6週 鋼材の種類 鋼材の種類と特徴を理解する。
7週 鋼材の種類 鋼材の種類と特徴を理解する。
8週 前期中間試験 これまでの学習のまとめ
2ndQ
9週 答案の返却と解説
高力ボルト接合
定期試験の復習
10週 高力ボルト接合 高力ボルト接合の力学理論と設計を修得する。
11週 高力ボルト接合 高力ボルト接合の力学理論と設計を修得する。
12週 溶接接合 溶接の力学理論と設計を修得する。
13週 溶接接合 溶接の力学理論と設計を修得する。
14週 溶接接合 溶接の力学理論と設計を修得する。
15週 前期末試験 これまでの学習のまとめ
16週 答案の返却と解説 定期試験の復習
後期
3rdQ
1週 座屈理論 鋼材の座屈現象と理論を修得する。
2週 座屈理論 鋼材の座屈現象と理論を修得する。
3週 座屈理論 鋼材の座屈現象と理論を修得する。
4週 座屈理論 鋼材の座屈現象と理論を修得する。
5週 軸力を受ける部材の設計 方向力(圧縮,引張)を受ける部材設計を学ぶ。
6週 軸力を受ける部材の設計 方向力(圧縮,引張)を受ける部材設計を学ぶ。
7週 軸力を受ける部材の設計 方向力(圧縮,引張)を受ける部材設計を学ぶ。
8週 後期中間試験 これまでの学習のまとめ
4thQ
9週 軸力を受ける部材の設計 方向力(圧縮,引張)を受ける部材設計を学ぶ。
10週 軸力を受ける部材の設計 方向力(圧縮,引張)を受ける部材設計を学ぶ。
11週 曲げモーメントとせん断力を受ける部材の設計 曲げモーメントせん断力を受ける部材設計を学ぶ。
12週 曲げモーメントとせん断力を受ける部材の設計 曲げモーメントせん断力を受ける部材設計を学ぶ。
13週 曲げモーメントとせん断力を受ける部材の設計 曲げモーメントせん断力を受ける部材設計を学ぶ。
14週 曲げモーメントとせん断力を受ける部材の設計 曲げモーメントせん断力を受ける部材設計を学ぶ。
15週 学年末試験 これまでの学習のまとめ
16週 答案の返却と解説 1年間の学習をまとめる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。3
因数定理等を利用して、4次までの簡単な整式の因数分解ができる。3
分数式の加減乗除の計算ができる。3
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。3
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。3
複素数の相等を理解し、その加減乗除の計算ができる。3
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。3
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。3
簡単な連立方程式を解くことができる。3
無理方程式・分数方程式を解くことができる。3
1次不等式や2次不等式を解くことができる。3
1元連立1次不等式を解くことができる。3
基本的な2次不等式を解くことができる。3
恒等式と方程式の違いを区別できる。3
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。3
分数関数や無理関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3
簡単な場合について、関数の逆関数を求め、そのグラフをかくことができる。3
無理関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3
関数のグラフと座標軸との共有点を求めることができる。3
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。3
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。3
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3
三角比を理解し、三角関数表を用いて三角比を求めることができる。一般角の三角関数の値を求めることができる。3
角を弧度法で表現することができる。3
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。3
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3
2点間の距離を求めることができる。3
内分点の座標を求めることができる。3
通る点や傾きから直線の方程式を求めることができる。3
2つの直線の平行・垂直条件を利用して、直線の方程式を求めることができる。3
簡単な場合について、円の方程式を求めることができる。3
積の法則と和の法則を利用して、簡単な事象の場合の数を数えることができる。3
簡単な場合について、順列と組合せの計算ができる。3
等差数列・等比数列の一般項やその和を求めることができる。3
総和記号を用いた簡単な数列の和を求めることができる。3
不定形を含むいろいろな数列の極限を求めることができる。3
無限等比級数等の簡単な級数の収束・発散を調べ、その和を求めることができる。3
ベクトルの定義を理解し、ベクトルの基本的な計算(和・差・定数倍)ができ、大きさを求めることができる。3
平面および空間ベクトルの成分表示ができ、成分表示を利用して簡単な計算ができる。3
平面および空間ベクトルの内積を求めることができる。3
問題を解くために、ベクトルの平行・垂直条件を利用することができる。3
空間内の直線・平面・球の方程式を求めることができる(必要に応じてベクトル方程式も扱う)。3
行列の定義を理解し、行列の和・差・スカラーとの積、行列の積を求めることができる。3
行列の和・差・数との積の計算ができる。3
行列の積の計算ができる。3
逆行列の定義を理解し、2次の正方行列の逆行列を求めることができる。3
行列式の定義および性質を理解し、基本的な行列式の値を求めることができる。3
線形変換の定義を理解し、線形変換を表す行列を求めることができる。3
合成変換や逆変換を表す行列を求めることができる。3
平面内の回転に対応する線形変換を表す行列を求めることができる。3
簡単な場合について、関数の極限を求めることができる。3
微分係数の意味や、導関数の定義を理解し、導関数を求めることができる。3
導関数の定義を理解している。3
積・商の導関数の公式を用いて、導関数を求めることがができる。3
合成関数の導関数を求めることができる。3
三角関数・指数関数・対数関数の導関数を求めることができる。3
逆三角関数を理解し、逆三角関数の導関数を求めることができる。3
関数の増減表を書いて、極値を求め、グラフの概形をかくことができる。3
極値を利用して、関数の最大値・最小値を求めることができる。3
簡単な場合について、関数の接線の方程式を求めることができる。3
2次の導関数を利用して、グラフの凹凸を調べることができる。3
関数の媒介変数表示を理解し、媒介変数を利用して、その導関数を求めることができる。3
不定積分の定義を理解し、簡単な不定積分を求めることができる。3
置換積分および部分積分を用いて、不定積分や定積分を求めることができる。3
定積分の定義と微積分の基本定理を理解し、簡単な定積分を求めることができる。3
微積分の基本定理を理解している。3
定積分の基本的な計算ができる。3
置換積分および部分積分を用いて、定積分を求めることができる。3
分数関数・無理関数・三角関数・指数関数・対数関数の不定積分・定積分を求めることができる。3
簡単な場合について、曲線で囲まれた図形の面積を定積分で求めることができる。3
簡単な場合について、曲線の長さを定積分で求めることができる。3
簡単な場合について、立体の体積を定積分で求めることができる。3
2変数関数の定義域を理解し、不等式やグラフで表すことができる。3
いろいろな関数の偏導関数を求めることができる。3
合成関数の偏微分法を利用して、偏導関数を求めることができる。3
簡単な関数について、2次までの偏導関数を求めることができる。3
偏導関数を用いて、基本的な2変数関数の極値を求めることができる。3
2重積分の定義を理解し、簡単な2重積分を累次積分に直して求めることができる。3
2重積分を累次積分になおして計算することができる。3
極座標に変換することによって2重積分を求めることができる。3
2重積分を用いて、簡単な立体の体積を求めることができる。3
微分方程式の意味を理解し、簡単な変数分離形の微分方程式を解くことができる。3
基本的な変数分離形の微分方程式を解くことができる。3
簡単な1階線形微分方程式を解くことができる。3
定数係数2階斉次線形微分方程式を解くことができる。3
独立試行の確率、余事象の確率、確率の加法定理、排反事象の確率を理解し、簡単な場合について、確率を求めることができる。3
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象の確率を理解し、簡単な場合について確率を求めることができる。3
1次元のデータを整理して、平均・分散・標準偏差を求めることができる。3
専門的能力分野別の専門工学建設系分野測量距離の種類を説明できる。2
平坦地や傾斜地の距離測量を説明でき、測量結果から計算ができる。2
巻尺による測量で生じる誤差を説明でき、測量結果から計算ができる。2
器械の据付と取扱いを説明できる。2
器械の検査と調整を理解している。2
単測法、倍角法、方向法を説明でき、測量結果から計算ができる。2
生じる誤差の取扱いを説明できる。2
種類、手順および方法について、説明できる。2
閉合トラバースの計算ができる。2
測量方法や誤差の取り扱いが説明できる。2
アリダードによる間接水準測量を理解している。2
器械の点検と調整を理解している。2
昇降式や器高式による直接水準測量を説明でき、測量結果から計算ができる。2
生じる誤差の取扱いを説明できる。2
地形図を理解している。2
地形測量の方法を説明できる。2
等高線の性質とその利用について、説明できる。2
単心曲線、緩和曲線、縦断曲線が説明できる。2
緩和曲線や縦断曲線の測設を説明でき、測量結果から計算ができる。2
計測プラットフォームや計測センサーなどを理解している。1
放射・反射の理論や衛星データを理解している。1
測量に用いる座標系を説明できる。2
測量における誤差の種類を説明でき、これを考慮した計算ができる。2
最小二乗法の原理を説明でき、これを考慮した計算ができる。2
誤差伝搬の法則を説明できる。2
材料材料の特徴・分類を説明できる。2
材料の力学的性質及び物理的性質を説明できる。2
金属材料の分類を説明できる。2前1
金属材料の一般的性質を説明できる。2
鉄鋼製品の用途・規格を説明できる。2
セメントの概要、種類、製造、性質について理解している。2
セメントの概要、種類、製造、性質について説明できる。2
ポルトランドセメントを理解している。2
ポルトランドセメントを説明できる。2
混合セメントを理解している。2
混合セメントを説明でき、用途を選択できる。2
骨材の製造・種類・性質について説明できる。2
混和材料(混和材、混和剤等)を理解している。2
コンクリートの長所、短所について、説明できる。2
水セメント比、スランプ、ワーカビリティ、空気量を説明できる。2
フレッシュコンクリートの性質を説明できる。2
フレッシュコンクリートの性質を理解している。2
硬化コンクリートの性質を理解している。2
硬化コンクリートの性質を説明できる。2
ひびわれを理解している。2
耐久性を理解している。2
各種コンクリートを理解している。2
各種コンクリートの特徴、用途について、説明できる。2
配合設計の手順を理解し、計算できる。2
製造・品質管理を説明できる。2
施工を理解している。2
コンクリート構造物を構成する材料の性質を説明できる。2
鉄筋コンクリートの特徴を説明できる。2
複合材料としてのコンクリート構造を説明できる。2
一般構造細目を説明できる。2
限界状態設計法と許容応力度設計法を説明できる。2
使用限界状態を説明できる。2
コンクリート構造物の設計方法を理解している。2
コンクリート構造物の設計方法を説明できる。2
単鉄筋コンクリートはりを説明できる。2
複鉄筋コンクリートはりを理解している。2
曲げモーメントを受ける部材(使用限界状態)を説明でき、計算できる。2
曲げモーメントを受ける部材(終局限界状態)を説明でき、計算できる。2
T形はりを理解している。2
せん断を受ける部材を説明でき、計算できる。2
せん断応力(終局限界状態)を説明できる。2
軸力を受ける部材を説明できる。2
偏心を受ける部材を説明できる。2
柱の構造細目について説明できる。2
プレストレストコンクリートの特徴、分類について、説明できる。2
プレストレストコンクリートの基礎(使用限界状態・終局限界状態など)を理解している。2
プレストレストコンクリートの設計を理解している。2
コンクリート及び鋼材の劣化を説明できる。3
構造力の定義、単位、要素について説明できる。3
力のモーメント、偶力のモーメントについて理解している。3
力の合成と分解について理解し、計算できる。3
力のつり合いについて理解している。3
構造物の種類やその安定について理解している。3前1,前2
構造物に作用する荷重の種類について理解している。3
静定構造物を支える支点や対応する反力を理解し、それらを力のつり合いより計算できる。3
断面1次モーメントを理解し、図心を計算できる。3
断面2次モーメント、断面係数や断面2次半径などの断面諸量を理解し、それらを計算できる。3
はりの支点の種類、対応する支点反力を理解し、はりの種類やその安定性について説明できる。3
はりに作用する外力としての荷重の種類を理解している。3
はりの断面力と荷重の相互関係を理解している。3
各種静定ばりの断面に作用する内力としての断面力(せん断力、曲げモーメント)、断面力図(せん断力図、曲げモーメント図)について、説明できる。3
はりにおける変形の基本仮定を理解し、断面力と応力(軸応力、せん断応力、曲げ応力)について説明でき、それらを計算できる。3
はりに生じる応力から、簡単なはりの設計ができる。3
トラスの種類、安定性、トラスの部材力の意味を説明できる。3
節点法や断面法を用いて、トラスの部材力を計算できる。3
影響線を利用して、支点反力や断面力を計算できる。3
影響線を応用して、与えられた荷重に対する支点反力や断面力を計算できる。3
ラーメンやその種類について理解している。3
ラーメンの支点反力、断面力(軸力、せん断力、曲げモーメント)を計算し、その断面力図(軸力図、せん断力図、曲げモーメント図)を描くことができる。3
応力とその種類、ひずみとその種類、応力とひずみの関係を理解し、弾性係数、ポアソン比やフックの法則などの概要について説明でき、それらを計算できる。3
応力とその種類、ひずみとその種類、応力とひずみの関係(フックの法則、弾性係数、ポアソン比)について説明でき、それらを活用できる。3
鋼材の力学的性質について理解している。3
曲げモーメントによる断面に生じる応力(圧縮、引張)とひずみを理解し、それらを計算できる。3
断面に作用する垂直応力、せん断応力について、説明できる。3
垂直応力とせん断応力について説明できる。3
主応力と主軸について説明できる。3
モールの応力円を利用して、構造物内部の応力状態を説明できる。3
平面応力と平面ひずみについて説明できる。3
弾性・塑性の概念について説明できる。3
はりのたわみの微分方程式を理解している。3
はりのたわみの微分方程式に関して、その幾何学的境界条件と力学的境界条件を理解し、微分方程式を解いて、たわみやたわみ角を計算できる。3
弾性荷重法を理解し、はりのたわみやたわみ角を計算できる。3
構造力学における仕事やひずみエネルギーの概念を理解している。3
仮想仕事の原理を用いた静定の解法を説明できる。3
仮想仕事の原理を活用して、静定・不静定構造物を解くことができる。3
カスティリアノの定理を用いた静定・不静定構造物の解法を理解している。3
カスティリアノの定理を活用して、静定・不静定構造物を解くことができる。3
最小仕事の原理を用いた不静定構造物の解法を理解している。3
最小仕事の原理を活用して、不静定構造物を解くことができる。3
構造物の安定性、静定・不静定の物理的意味と判別式の誘導ができ、不静定次数を計算できる。3
重ね合わせの原理を用いた不静定構造物の構造解析法を説明できる。3
応力法による不静定構造物の解法を理解している。3
応力法を活用して、不静定構造物を解くことができる。3
変位法による不静定構造物の解法を理解している。3
変位法を活用して、不静定構造物を解くことができる。2
橋梁に作用する荷重の分類(例、死荷重、活荷重)を説明できる。3
耐震設計に関する基本的な考え方(震度法など)について説明できる。3
振動解析モデルについて理解している。3
1自由度系の自由振動について理解している。3
1自由度系の強制振動について理解している。3
減衰を持つ振動について理解している。3
地盤土の生成、基本的物理量、構造などについて、説明できる。2
土の粒径・粒度分布を説明できる。2
土のコンシステンシーを説明できる。2
土の締固め特性を説明できる。2
土中水の分類を説明できる。2
ダルシーの法則を説明できる。2
透水係数と透水試験について、説明できる。2
土のせん断試験を説明できる。2
土の破壊基準を理解している。2
地盤内応力を説明できる。2
有効応力と間隙水圧の関係を理解している。2
土の圧密現象及び一次元圧密理論について、説明できる。2
圧密沈下の計算を説明できる。2
有効応力の原理を説明できる。2
地盤改良について説明できる。2
液状化について説明できる。2
ランキン土圧やクーロン土圧を説明でき、土圧算定に適用できる。2
基礎の種類とそれらの支持力公式を説明でき、土の構造物の支持力算定に適用できる。2
基礎の種類や基礎の支持力について説明できる。2
ネガティブフリクションについて理解している。2
飽和砂の液状化メカニズムを説明できる。2
地盤改良工法や液状化対策工法について、説明できる。2
N値について理解している。2
原位置試験および室内試験の内容ついて説明できる。2
水理水理学で用いる単位系を説明できる。2
水の基本的な性質について説明できる。2
静水圧の表現、強さ、作用する方向について、説明できる。2
静水圧の測定の方法(マノメーター) について説明できる。2
水圧機(パスカルの原理)について説明できる。2
平面と曲面に作用する全水圧の大きさと作用点を計算できる。2
浮力と浮体の安定を計算できる。2
連続の式について理解している。2
連続の式について説明できる。2
ベルヌーイの定理を理解している。2
ベルヌーイの定理の応用(ベンチュリーメータなど) の計算ができる。2
ベルヌーイの定理の応用(自然現象、河川工学など) について説明できる。2
運動量保存則を理解している。2
運動量保存則の誘導について説明できる。2
運動量保存則の応用した各種計算ができる。2
比エネルギー、フルード数、常流と射流、限界水深(ベスの定理、ベランジェの定理)、跳水現象について、説明できる。2
比エネルギーおよび常流と射流について説明できる。2
跳水現象について説明できる。2
層流と乱流について、説明できる。2
流体摩擦(レイノルズ応力、混合距離)を説明できる。2
平均流速を用いた基礎方程式、摩擦抵抗による損失水頭の実用公式、ムーディ図について理解している。2
摩擦抵抗による損失水頭の実用公式について説明できる。2
管水路の摩擦以外の形状損失水頭について理解している。2
管水路の摩擦以外の損失係数について説明できる。2
各種の管路の流れの計算ができる。2
開水路流れの基礎方程式について理解している。2
開水路の等流(平均流速公式、限界水深、等流水深)について理解している。2
開水路の等流(平均流速公式、限界水深、等流水深)について説明できる。2
開水路不等流の基礎方程式について理解している。2
開水路不等流の基礎方程式について説明できる。2
一様水路における不等流と背水曲線について理解している。2
一様水路における不等流と背水曲線について説明できる。2
文明社会と河川の利用について理解している。2
河川の管理と整備について説明できる。2
河川の分類と流域について、説明できる。2
水の循環、雨が降る仕組み、我が国の降雨特性について、説明できる。2
流出過程、流況曲線について理解している。2
流出解析法について理解している。2
水文量の統計的性質について理解している。2
河道計画の策定について理解している。2
河道およびダムによる洪水対策を説明できる。2
都市型水害と内水処理の対策について、説明できる。2
日本の水資源の現況について、説明できる。1
河川における生態系の保全と復元について理解している。1
河川堤防・護岸・水制の役割について、説明できる。2
波の基本的性質について理解している。2
波の基本的性質について説明できる。2
津波と高潮の特徴を説明できる。2
河床形態、限界掃流力、掃流砂量公式、浮遊砂量公式、河床変動について理解している。2
感潮河川について理解している。2
環境環境問題の歴史を理解している。1
地球温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨を理解している。1
熱帯林の減少、砂漠化・土壌劣化、野生性生物の種の減少、海洋汚染を理解している。1
化学物質の管理、有害物質の越境問題を理解している。1
開発途上国の環境問題を理解している。1
物質循環を理解している。1
地球資源問題を理解している。1
環境容量を説明できる。1
水の物性、水の循環を説明できる。1
水質指標を説明できる。1
水質汚濁の現状を説明できる。1
水域生態系と水質変換過程(自浄作用、富栄養化、生物濃縮等)について、説明できる。1
水質汚濁の防止対策・水質管理計画(施策、法規等)を説明できる。1
水道の役割、種類を説明できる。2
水道計画(基本計画、給水量、水質、水圧等)を理解でき、これに関する計算ができる。2
水道施設(取水・導水・浄水・送水・配水・給水等)を理解している。2
浄水の単位操作(凝集・沈澱凝集等)を理解している。2
浄水の単位操作(濾過・殺菌等)を理解している。2
下水道の役割と現状、汚水処理の種類について、説明できる。2
下水道の基本計画と施設計画、下水道の構成を説明でき、これに関する計算ができる。2
生物学的排水処理の基礎(好気的処理)を説明できる。2
汚泥処理・処分について、説明できる。2
音の尺度と騒音の評価を説明できる。2
廃棄物の発生源と現状について、説明できる。1
廃棄物の収集・処理・処分について、説明できる。1
廃棄物の減量化・再資源化について、説明できる。1
廃棄物対策(施策、法規等)を説明できる。1
環境影響評価の目的を説明できる。1
環境影響評価の現状(事例など)を説明できる。1
生態系の構造と機能を説明できる。1
生物多様性の現状と危機について、説明できる。1
生態系の保全手法を説明できる。1
生態系や生物多様性を守るための施策を説明できる。1
浄化と修復方法を理解している。1
土壌汚染対策理解している。1
ヒートアイランドを理解している。1
大気汚染を理解している。1
水環境を理解している。1
廃棄物を理解している。1
環境と森林の関係を理解している。1
森林生態系と自然環境保全を理解している。1
計画全国総合開発計画・国土形成計画の変遷と系譜について理解している。2
国土形成計画について理解している。2
地域・都市交通計画の基本概念について説明できる。1
交通流調査(交通量調査、速度調査)、交通流動調査(パーソントリップ調査、自動車OD調査)について、説明できる。1
交通需要予測(4段階推定)について、説明できる。1
モータリゼーションと交通計画について理解している。1
交通とエネルギー問題について説明できる。1
モビリティ・マネジメントと公共交通について理解している。1
道路網整備:道路の機能と段階構成について理解している。1
高度道路交通システムについて理解している。1
自然環境の保護・保全について理解している。2
道路の種類と管理について理解している。3
交通流、交通量の特性、交通容量について、説明できる。3
道路構造の設計基準と路面の横断構成について理解している。3
パーソントリップ調査について理解している。2
四段階推計法について理解している。2
表層・基層の最小厚さ、路盤材料の最小厚さについて理解している。2
性能指標に関する道路構造令の概要を説明できる。3
設計速度、車線数、車線幅員の標準値を理解している。3
道路の機能と幾何構造について理解している。3
事象と現象の観測について理解している。2
ブレーン・ストーミング(ライティング)について理解している。2
計画の意義と計画学の考え方を説明できる。2
計画の目的論と目標設定を理解している。2
二項分布、ポアソン分布、正規分布(和・差の分布)、ガンベル分布、同時確率密度関数を説明できる。2
確率密度関数と確率分布関数について理解している。2
確率分布の種類と特性について説明できる。2
特性値(平均、分散、モーメント)について理解している。2
二変数統計と相関分析について理解している。2
計算機による基本統計処理ができる。2
重回帰分析を説明できる。2
多変量解析の種類について理解している。2
判別分析、主成分分析、因子分析について理解している。2
線形計画法とその図解法について理解している。2
シンプレックス法と双対性について理解している2
費用便益分析について考え方を説明でき、これに関する計算ができる。2
施工・法規工事執行までの各プロセスを説明できる。1
施工計画の基本事項を説明できる。2
品質管理、原価管理、工程管理、安全衛生管理、環境管理の仕組みについて、説明できる。2
建設機械の概要を説明できる。1
土工の目的と施工法について、説明できる。2
掘削と運搬および盛土と締固めの方法について、説明できる。2
基礎工の種類別に目的と施工法について、説明できる。1
コンクリート工の目的と施工法について、説明できる。1
型枠工・鉄筋工・足場支保工・打設工の流れについて、説明できる。1
情報処理ワードプロセッサソフウェアトによる文書の作成ができる。2
ワードプロセッサソフトウェアを利用し簡単な作画ができる。2
表計算ソフトウェアの基本的な使い方を理解している。2
表計算ソフトウェアにより基本的なグラフが作成できる。2
プレゼンテーションソフトウェアの基本的な使い方を理解している。2
コンピュータを構成するハードウェア・ソフトウェアについて説明できる。2
プログラム言語の利用法について説明できる。2
いろいろなコンピュータの利用について説明できる。2
アルゴリズムとフローチャートについて説明できる。2
製図製図用具の種類を理解している。2
線と文字の種類を説明できる。2
平面図形と投影図の描き方について、説明できる。2
CADソフトウェアの機能を説明できる。2
図形要素の作成と修正について、説明できる。2
画層の管理を説明できる。2
図面の出力(印刷)ができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000