到達目標
1.企画された枠組みの中で,その目的を考え,自ら発想して,具体的なアイデアにまとめられる.
2.企画の実現に必要な資料や情報を集め,それを整理分析して,発想や製作に結び付けられる.
3.アイデアを具体的に実現するための過程を考え,期限等の制約の中で,実施計画が立てられる.
また,必要に応じてチームなどが編成できる.
4.作成する製品を具体的にイメージし,それを伝えるためのスケッチや図などが示せる.
5.製作に必要な機材や道具を調べて部品等を発注するなど,製作の準備ができる.
6.与えられた条件の中で,実際の製作に取り組み,製品を組み上げることができる.
7.作成した製品についてテストを行い,性能等を検討して、目的にそった改良に取り組める.
8.作成した製品について,その特徴や性能を資料等にまとめ,他人に内容を説明することができる.
9.イベントへの参加,補助を通して,企画力,コミュニケーション力,自主性を向上させる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
本科到達目標 3-2
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本科到達目標 3-3
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本科到達目標 4-3
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本科到達目標 4-4
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本科到達目標 6-3
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教育方法等
概要:
本科目は,学生自らが知的好奇心や探究心をもって考える力や,自由な発想や創造力を養う科目である。「モノづくり」の力を養うためには,決められた条件の下で,各自の個性を発揮し,自らが主体性を持って取り組むことが必要である。具体的には,オープンキャンパスや高専祭などの学校行事で実施される学科展示の企画・運営・補助,情報処理センター主催の公開講座での講師補助,学科の公開講座でのパソコン支援,さらに建築系の各種コンペへの応募や外部団体への論文投稿などがあげられる。他には,毎年開催されるロボットコンテストやプログラミングコンテストへの参加もある。これらの活動や取り組みに対して,報告書を提出した後に学科会議を経て単位を認定するプログラムである。
授業の進め方・方法:
開講時間は特に指定せず,4時間目以降の空き時間を活用して取り組むこととする。原則として,本科目のプログラムの認定を希望する学生は,取り組む内容や計画と経過などをまとめた報告書の提出を義務とし,指導教員を学生から依頼すること。
本科目の目的は,学生が自主的に活動に取り組み,それぞれの個性を発揮することにある。その中で,様々な問題点を解決する能力や,企画・立案,創造から実現へのプロセスや方法が養われる。授業では取り扱わないテーマなど,様々なテーマがあるので,率先して本セミナーのプログラムを活用して欲しい。
代表的なテーマを以下に示す。これらのテーマに取り組む時は,指導教員と相談してから決定すること。
◇学科展示
*オープンキャンパス〔5年担任 他〕
オープンキャンパスにおける学科展示の準備と当日の運営の補助を行った学生が認定対象となる。
*高専祭〔4年担任 他〕
高専祭における学科展示の企画,準備,運営に携わった学生が認定対象となる。4年生が主体だが,他学年の参加も歓迎する。
◇コンペ・コンテストなど
*建築系の外部コンペへの応募〔建築系教員〕
建築分野では盛んにコンペを開いており,学生諸君も応募資格があるものもある。これらに応募した学生が認定対象となる。また,全国高専デザインコンペティションへの応募も含まれる。
*地域の調査・発表会〔全教員〕
個人やグループが指導教員の元で地域を調査した内容などを外部で発表した学生が認定対象となる。
*学会や協会への論文投稿〔各担当教員〕
学会や協会が一般で公募している論文に投稿し,採用された学生が認定対象となる。投稿前に必ず教員と打ち合わせをすること。
*デザコン・ロボコン・プロコン〔各担当教員〕
毎年全国規模で開催されるデザインコンペティション、ロボットコンテストやプログラミングコンテストへの参加やイベントの運営も奨励する。プロジェクトの一員として,企画やコンテストに参加した学生が対象学生となる。基本的には学期中の4校時に実施するが,必要に応じて夏休み期間等も活用する.
*理科研究・ものづくりと発表会への参加(全学年対象:東田・岩尾・上土井)
物理・化学教員の指導の下,研究やものづくりを行い,学外の発表会やコンテストに参加する.具体的には,1)1~3年で日本物理学会ジュニアセッションへの参加を目標とした理科研究,2)スペースバルーンプロジェクト,3)地域の理科教育支援に利用する教材開発,の3テーマを実施可能.
注意点:
*学生が取り組んだテーマに対して,達成目標について評価を行う。達成度の確認は,報告書と指導教員からの評価によって行う。期末ごとに学科会議で確認し,単位発行は学年末の成績で「合格」の評価を判断する。なお,学生は日々の取り組みを記録すること。
*同一テーマによる単位の発行数には上限がある場合もあるので,該当する可能性がある時は確認すること.
*卒業単位として認定可能な単位数には上限があるので,教務委員に確認すること.
*上記のテーマ以外でも単位が認定されるテーマもあるので,担任とよく相談の上,率先して取り組んでもらいたい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 測量 | 地形図を理解している。 | 2 | |
地形測量の方法を説明できる。 | 2 | |
等高線の性質とその利用について、説明できる。 | 2 | |
緩和曲線や縦断曲線の測設を説明でき、測量結果から計算ができる。 | 2 | |
単心曲線、緩和曲線、縦断曲線が説明できる。 | 2 | |
測量における誤差の種類を説明でき、これを考慮した計算ができる。 | 2 | |
誤差伝搬の法則を説明できる。 | 2 | |
最小二乗法の原理を説明でき、これを考慮した計算ができる。 | 2 | |
評価割合
| 報告書 | 教員会らの評価 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 90 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |