概要:
1年次で会得した製図の基礎知識を踏まえ,前期は鉄筋コンクリート造の製図を講義と演習により習得する。後期は鉄筋コンクリート構造の小規模公益施設の設計課題を実施する。
授業の進め方・方法:
作図演習は鉄筋コンクリート造建築物の製図法を学ぶために行う。夏期休暇の課題を課す。後期の設計課題においては、与えられた課題に対して各自で取組み、教員は適宜チェックを行う。設計課題の最後には講評会を行い、自身の作品のプレゼンテーションを行う。尚、各課題は締切を設定し、これを厳守することを重視する。
注意点:
・基礎製図(1年)は木造、2年はRCというふうにリセットせず、同じ製図という意識で1年の復習をしながら新しいことを学ぶという心がけをもつこと。
・設計は教科書が全てではないので、臨機応変に情報収集(調べる、聞く)するように心がけること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 設計・製図 | 線の描き分け(3種類程度)ができる。 | 2 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11 |
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。 | 2 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11 |
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12 |
図面の種類別の各種図の配置を理解している。 | 2 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12 |
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。 | 2 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11 |
建築図面を模写し、模写した図面が理解している。 | 2 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12 |
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。 | 2 | 前12,前13,前14,前16 |
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8 |
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後7,後8 |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。 | 3 | 後9,後10,後11 |
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。 | 3 | 後12,後13,後14 |
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。 | 2 | 後7,後16 |
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる | 2 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8 |