概要:
建築計画とは、建築物が作られていく過程の中で、設計の際の条件(面積・機能・構造・設備等)を整理・具体化させることであり、より豊かで機能的な空間を設計するために必要な段階である。本科目においては、様々な施設種において適切な空間設計のために必要な条件と設計手法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
建築計画の基本となる寸法・規模計画を基本事項として学習した後、施設種については、住宅系施設、教育系施設、その他公共施設(図書館、高齢者施設等)を扱い、各施設種の代表事例を取り上げながら設計のポイントなどについて講義をし、適宜演習を交える。
注意点:
配付資料と板書の内容を重点的に復習し、施設の事例については配付資料で説明の補足を行うので、教科書等と照らし合わせ理解すること。
建築設計演習や課題研究での設計課題のための知識を蓄積する講義として役立てて欲しい。また、日頃から建築雑誌などで積極的に事例を見ることを推奨する。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | 居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。 | 2 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
教育や福祉系の施設(例えば、小学校、保育所、幼稚園、中・高・大学など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 2 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
文化・交流系の施設(例えば、美術館、博物館、図書館など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 2 | 後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 2 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7 |
建築計画・設計の手法一般について説明できる。 | 2 | 前1 |
企画の手法について理解できる。 | 2 | 前2,前9,後1,後9 |
動線について説明できる。 | 2 | 前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,前14,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14 |
ゾーニングについて説明できる。 | 2 | 前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,前14,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14 |