メディア造形

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 メディア造形
科目番号 0037 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築社会デザイン工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 資料配布
担当教員 川口 彩希,勝野 幸司

到達目標

1.各手法の表現方法や操作技術を習得し活用できる。
2.色彩や形態といった造形に関する理論を理解することができる。
3.決められた期限内に作品を完成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各手法の表現方法や操作技術を習得しており、応用的な様々な機能を活用して作品制作を行うことができる。各手法の基本的な表現方法や操作技術を習得しており、作品制作に活用できる。各手法の基本的な表現方法や操作技術を習得できない。
評価項目2色彩や造形に関する理論を理解し、優れた表現として作品に応用できる。色彩や造形に関する理論を理解し、作品に適用できる。色彩や造形に関する理論を理解できない。
評価項目3計画的に作業を行い,決められた期限内に優れた作品を完成できる。決められた期限内に作品を完成できる。提出期限を守ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
情報化社会において建築社会デザイン分野で必要とされるCAD,CG,プレゼンテーション,画像処理等の表現技術と、デザインの基礎となる形態、色彩といった知識について、課題として設定された作品を作り上げながら習得する。
授業の進め方・方法:
授業方針 課題設定に当たっては色彩,比例,ヴォリュームなどの造形理論,表現理論も同時に学べるものとし,著名な建築作品等を題材に課題を制作する。
注意点:
限られた時間のなかで制作しなければならないので、時間を有効に使うことが必要である。
柔軟な発想で表現することにチャレンシする精神が求められる。安易に妥協や満足しないことが重要である。
質問は随時受け付ける。メールも活用してもらいたい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
CAD(jw-cad)による製図
jw-cadの基本操作が習得できる
2週 CAD(jw-cad)による製図 jw-cadの基本操作が習得できる
3週 形態,造形について 造形理論が理解出来る
4週 形態,造形について 造形理論が理解出来る
5週 二点透視図の描き方 二点透視図の描き方を理解できる
6週 二点透視図作成 二点透視図を描くことができる
7週 外観スケッチ スケッチを描くことができる
8週 中間試験
2ndQ
9週 色彩について
色彩理論が理解出来る
10週 色彩について
色彩理論が理解出来る
11週 一点透視図の描き方 一点透視図の描き方を理解できる
12週 一点透視図作成 一点透視図の描き方を理解できる
13週 内観スケッチ スケッチを描くことができる
14週 透視図,スケッチの仕上げ 透視図やスケッチを描くことができる
15週 (定期試験)
16週 発表 締め切りまでに作品を提出することができる
後期
3rdQ
1週 CAD(AutoCAD)による製図 AutoCADの基本操作が習得できる
2週 CAD(AutoCAD)による製図 AutoCADの基本操作が習得できる
3週 CAD(AutoCAD)による製図 AutoCADによる建築図面作成ができる
4週 SketchUpによる3次元造形 SketchUpの基本操作が習得できる
5週 SketchUpによる3次元造形 SketchUpの基本操作が習得できる
6週 SketchUpによる3次元造形 SketchUpによる3次元造形表現ができる
7週 スケッチ スケッチを描くことができる
8週 中間試験
4thQ
9週 Photoshopによる画像処理 Photoshopの基本操作が習得できる
10週 Photoshopによる画像処理 Photoshopによる画像処理ができる
11週 Illustratorによるプレゼンテーション Illustratorの基本操作が習得できる
12週 Illustratorによるプレゼンテーション Illustratorの基本操作が習得できる
13週 Illustratorによるプレゼンテーション Illustratorによるプレゼンボード作成ができる
14週 PowerPiontによるプレゼンテーション PowerPiontによるプレゼンテーションを作成できる
15週 (定期試験)
16週 発表 締め切りまでに作品を提出することができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野製図平面図形と投影図の描き方について、説明できる。3前5,前6,前11,前12
CADソフトウェアの機能を説明できる。2前1,前2,後1,後2,後3
図形要素の作成と修正について、説明できる。2前2,後1,後2,後3
画層の管理を説明できる。2前2,後1,後2,後3
設計した物をCADソフトで描くことができる。3
建築系分野計画・歴史モデュールについて説明できる。2前9,前10
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。2
設計・製図立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。3前5,前6,前11,前12,前13,前14,後4,後5,後6,後7
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。3前2,前3,前4,前5,前11,前12,後1,後2,後3,後4
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。3後4,後5,後6
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。3前3,前4
建築における形態(ものの形)について説明できる。3前3,前4

評価割合

作品合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000