1. GISの基礎を理解できる
2. GISを使った作品を作成し、発表できる
3. 3D-CADを使った構造模型の製図が出来る
4. 各自で考えた構造模型の設計が出来る
概要:
本科目は、土木エンジニアを目指す学生に必要なICTの技術を身に着けるための科目です。前期ではQGISを利用して様々なGISマップの作り方を学びます。テーマ性を持ったオリジナルの地図を作り、発表を行います。後期は3D-CADソフトとして,「Solid Works」を用いて構造設計の演習を行う。
授業の進め方・方法:
前期は、講義ごとに資料を参考にしながらGISの利用方法を学びます。前期の後半ではテーマを受講者各自で設定し、それに基づいた地図を作ります。作品のテーマは防災など何でも構いません。できた地図は資料にまとめ、最終的に発表会を行います。評価は提出されたレポートと小テストで行います。後期はSolid Worksを用いて骨組み構造の構造物のモデリングを行う。基本的な操作方法から始め,自身で考えた構造模型の設計までを行う。ただし,新型コロナウィルス対応の状況によっては,内容が変更されることもある。
注意点:
*前期を森下が担当し、後期を岩坪が担当します。
*前期と後期の平均点がこの科目の点数となります。
*試験は実施しません。
*課題の提出期限などは授業内で説明します。
*欠席者は欠席した分の授業資料を参照し、復習と課題の作成を行ってください。
*体調不良等で提出期限に間に合わない場合は、授業担当者に必ず相談しましょう。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 独立試行の確率、余事象の確率、確率の加法定理、排反事象の確率を理解し、簡単な場合について、確率を求めることができる。 | 4 | |
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象の確率を理解し、簡単な場合について確率を求めることができる。 | 4 | |
1次元のデータを整理して、平均・分散・標準偏差を求めることができる。 | 4 | |
自然科学 | 物理 | 電気 | オームの法則から、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。 | 3 | |
抵抗を直列接続、及び並列接続したときの合成抵抗の値を求めることができる。 | 3 | |
ジュール熱や電力を求めることができる。 | 3 | |
物理実験 | 物理実験 | 測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。 | 3 | |
安全を確保して、実験を行うことができる。 | 3 | |
実験報告書を決められた形式で作成できる。 | 4 | |
有効数字を考慮して、データを集計することができる。 | 4 | |
工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 製図 | 与えられた条件を基に設計計算ができる。 | 3 | |
設計した物をCADソフトで描くことができる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |