1. 指導教員と協議しながら、研究課題の設定からデータの収集、まとめまでのスケジュールを経験し、自主的に遂行できる。
2. 各専門内容に応じ、既往研究調査、研究方法、実験や制作のスキルを身につける。
3. 取り組んだ研究課題について、報告書を作成できる。
4. 取り組んだ研究課題について、発表できる。
概要:
本科目は、5年で取り組む卒業研究の前段として、専門分野における研究を経験し、自主的に研究を進めることができるようになることを目的とする。
授業の進め方・方法:
1)本科目では,興味のある技術に関する研究課題を設定し,指導教員と相談しながらその内容を分析・検討し,自主的に研究活動を実施する。
2)学生は予め提示された研究テーマを確認し配属希望を担任に伝える。担任が最終的に指導教員(研究室)への配属を決定する。
3)個人またはグループで取り組む。
4)テーマに関わらず、最終成果物として、①実施記録簿(最終的に50時間(実時間で)以上であることが条件:担任が確認)②報告書(A4縦2ページ or 4ページ)③ポスター(A1縦)を作成する。①については、学生個人で作成し、指導教員に毎月確認してもらう。
5)自己点検として、分野横断能力に関するアセスメントを研究活動の中間と発表会後に行う。
6)最終発表会はポスターセッション方式とする。
*コロナ禍の状況に応じて、発表会の形式、最終成果物に変更の可能性がある。
注意点:
成績評価は、評価項目1~4について行う。
評価項目1、2、3は指導教員、評価項目4は学科全教員で行う。
*コロナ禍の状況に応じて、評価体制に変更の可能性がある。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 2 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 2 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 2 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 2 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 2 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 2 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 2 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 2 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 2 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 2 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 2 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 2 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 2 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 2 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 2 | |