英語IVA

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 英語IVA
科目番号 0091 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 建築社会デザイン工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 「TARGET ON THE TOEIC TEST Starter」(金星堂)「DUOセレクト:厳選英単語・熟語1600」(アイシーピー)
担当教員 石貫 文子

到達目標

1.実際に日常的に使われるレベルの英語を聞いてその概略を把握することができるように聴解力向上のためのトレーニング法に習熟する。
2.TOEIC受験に必要な語彙力を増強するため様々な活動に取り組み、その語彙を使用できるようになる。
3.実際に日常生活で使用されるレベルの文章を速読し、大意を把握することができる。
4.TOEICの問題演習を通じてその問題形式や解法に習熟し、TOEIC形式の問題を解くことができる。さらに、実際にTOEICを受験し、400点以上の取得を目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
【聴解力向上に関する評価】日常的に使われるレベルの英語を聞いてその概略を把握することができる。日常的に使われるレベルの英語を聞き、その概要が十分に理解できる。日常的に使われるレベルの英語を聞き、その概要が最低限理解できる。日常的に使われるレベルの英語を聞いても、その概要がほぼ理解できない。
【語彙力増強に関する評価】日常的に使用されるレベルの語彙を増強し使用することが出来る日常的に使用される語彙を十分に使用することができる。日常的に使用される語彙を最低限使用することができる。日常的に使用される語彙をほとんど使用することができない。
【速読速解に関する評価】日常的に使用されるレベルの英文を速読し、大意を把握することが出来る。日常的に使用されるレベルの英文を時間をかけずに読み、大意を十分に把握することができる。日常的に使用されるレベルの英文をある程度のスピートで読み、大意を最低限把握することができる。日常的に使用されるレベルの英文を時間をかけても読めず、大意もほとんど把握することができない。
【解法理解に関する評価】TOEICの問題形式や解法に習熟し、TOEIC形式の問題を解くことが出来る。TOEICの問題形式を理解し、解法にも十分習熟し、問題解答に役立てることができる。TOEICの問題形式を理解し、解法にもある程度習熟し、問題解答に役立てることができる。TOEICの問題形式を理解しておらず、解法にも習熟していないため、問題解答に役立てることができない。

学科の到達目標項目との関係

本科到達目標 1-2 説明 閉じる
本科到達目標 1-3 説明 閉じる
本科到達目標 4-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語ⅣAでは、異文化を理解するための手段としての英語力を高めることを目的としている。外国語コミュニケーションの指標となるTOEICに関する授業を中心として、英語の様々な分野の学習を目的とした授業で構成されている。
授業の進め方・方法:
前期中間試験までは、TOEIC受験を視野に入れた英語トレーニングを行う。その際、基本的な文法事項の復習や語彙増強のための活動を随時取り入れる。その後はそれに加えて、英語プレゼンテーションの基礎を修得することを目的とした活動もクラス単位で行う。
注意点:
評価方法及び総合評価: *目標項目は基本的に定期試験と小テストで確認し、授業中の活動(プレゼンテーション実践など)や提出課題(ディクテーションシートなど)によっても確認する。*最終成績は定期試験を80%、課題と小テスト、及び言語活動の評価を20%として産出する。授業進度や学生の習熟度により算出割合を変更することがある。60点以上を合格とする。成績は、前期中間試験と前期期末試験を総合して算出する。なお、教員が必要と認めた時、再試験を実施する場合がある。
学習方法:それぞれの授業で、毎回教科書や副教材等から予習、復習箇所とその取り組み方を指示する。授業内容を有意義にするためにも十分な予習、復習を行った上で授業に臨むことが求められる。特にTOEICの得点アップのために、授業以外での語彙力増強やリスニング力向上、また学習事項定着のために、地道な自学を求める。 学生へのメッセージ:・国際社会では、英語で読み書きができるだけでは通用しません。授業での音を介した言語活動に積極的に取り組み、運用能力の基盤を作ってください。
・講義への質問や要望はメールでも受け付けるので随時活用すること。来室の場合は、授業や会議のスケジュールを掲示しているので、確認すること。・英語が苦手?勉強の仕方がわからない?大丈夫です!いつからでもやり直せるのが語学学習です。学習法についても、ぜひ質問してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、TARGET ON THE TOEIC TEST Starter Unit 1 Daily Life 生活関連の英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。品詞の違いを認識できる。
2週 TARGET ON THE TOEIC TEST Starter Unit 1 Daily Life 生活関連の英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。品詞の違いを認識できる。
3週 TARGET ON THE TOEIC TEST Starter Unit 2 Shopping 買い物での英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。接尾辞・接頭辞を認識できる。
4週 TARGET ON THE TOEIC TEST Starter Unit 2 Shopping 買い物での英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。接尾辞・接頭辞を認識できる。
5週 TARGET ON THE TOEIC TEST Starter Unit 3 Restaurant レストランでの英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。数量の表し方について理解を高める。
6週 TARGET ON THE TOEIC TEST Starter Unit 3 Restaurant レストランでの英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。数量の表し方について理解を高める。
7週 TARGET ON THE TOEIC TEST Starter Unit 4 Travel 旅行での英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。主語と動詞の一致ができる。
8週 TARGET ON THE TOEIC TEST Starter Unit 4 Travel 旅行での英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。主語と動詞の一致ができる。
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 前期中間試験返却および解説、TARGET ON THE TOEIC TEST Starter Unit 5 People and Professions 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。また、様々な職種の英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。時制・活用形を適切に使用できる。
11週 TARGET ON THE TOEIC TEST Starter Unit 5 People and Professions 様々な職種の英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。時制・活用形を適切に使用できる。
12週 TARGET ON THE TOEIC TEST Starter Unit 6 Office 会社での英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。自動詞・他動詞を認識できる。
13週 TARGET ON THE TOEIC TEST Starter Unit 6 Office 会社での英語表現を理解し基本的な英語表現ができるようにする。自動詞・他動詞を認識できる。
14週 TED Presentation を使った演習 演習を通して、英語プレゼンテーションについて理解を深める。
15週 前期定期試験
16週 答案返却と解答解説 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
英語の発音記号を見て、発音できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3前10,前11,前12,前13,前14
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前10,前11,前12,前13,前14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前10,前11,前12,前13,前14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前10,前11,前12,前13,前14
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3前10,前11,前12,前13,前14
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3前10,前11,前12,前13,前14
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。3前10,前11,前12,前13,前14
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。3前10,前11,前12,前13,前14
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。3前10,前11,前12,前13,前14
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。3前10,前11,前12,前13,前14
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。3前10,前11,前12,前13,前14

評価割合

試験小テストや課題への取り組み合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000