到達目標
1.各用途の建築物ごとの、基本構成や特徴が理解できる。
2.各用途に応じた機能や動線、空間構成など理解することができる。
3.各スペースにおける詳細な要求条件を把握し、計画の要点を理解することができる。
4.事例について、興味を持って観ることができ、特徴を把握することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各用途の建築物ごとの、基本構成や特徴がほぼ完全に理解できる。 | 各用途の建築物ごとの、基本構成や特徴の一部が理解できる。 | 各用途の建築物の特徴が理解できない。 |
評価項目2 | 各用途に応じた機能や動線、空間構成などをほぼ完全に理解することができる。 | 各用途に応じた機能や動線、空間構成などの一部を理解することができる。 | 各用途に応じた機能や動線、空間構成などを理解することができない。 |
評価項目3 | 各スペースにおける詳細な要求条件を把握し、計画の要点をほぼ完全に理解することができる。 | 各スペースにおける詳細な要求条件を把握し、計画の要点の一部を理解することができる。 | 建築計画の要点を理解することができない。 |
評価項目4
| 多くの事例について、興味を持って観ることができ、特徴を把握することができる。 | 一部の事例について特徴を把握することができる。 | 事例を興味を持って観ることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
4年次の建築計画Ⅰに引き続き、建築を人間生活・行動と空間との関わりとしてとらえ、設計していくための計画理論や技術を学ぶ。
授業の進め方・方法:
5年生では劇場や美術館などの特殊な用途の建築物について、建築空間の特徴、機能、計画方法、事例等を学ぶ。教科書及び建築設計資料集成を用いて解説を行なうと共に、建築事例についてはスライド等を用いて解説し、計画理論と事例を関連づけ理解が深まるよう工夫する。事例の分析についてはレポートを課す。
注意点:
・15週(30単位時間)で2単位の科目である。自学自習を促すために各テーマでレポートを貸す
・ 身近な施設、建築物を積極的に数多く見るとともに、建築関連の雑誌を読むことを薦める。
・ 普段の生活の中で、住宅、学校、図書館、商業施設、美術館、病院など様々な用途の建築物の空間を体験しているはずである。その体験を自分が身を置く「建築」という分野に関連づけて考えられるかが問われる。日々勉強できるのである。
・ 建築分野に限らず、例えば新聞を読むこと等により広く社会的な状況を理解することが求められる。
・ 質問は随時受け付ける。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
評価割合
| 試験 | レポート等 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
専門的能力 | 70 | 30 | 100 |