到達目標
1. 建築計画の概要・意義・目的を理解する。
2. 機能構成等の必要条件を施設種毎に理解する。
3. 設計作品の意図と特徴を解読し説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 建築計画の意義や目的を正しく説明することができる。 | 建築計画の意義や目的について概要を説明することができる。 | 建築計画の意義や目的を理解できない。 |
評価項目2 | 施設種毎に、所要室などの設計要件や面積などの基準を、図等を用いて正しく説明し、かつ系統立てた説明を記述することができる。 | 施設種毎に、所要室などの設計要件や面積などの基準を、図等を用いて正しく説明することができる。 | 施設種毎の所要室などの設計要件や面積などの基準を説明することができない。 |
評価項目3 | どのような施設種においても事例の特徴を読み取り、長所と短所それぞれを系統立てて説明することができる。 | どのような施設種においても事例の特徴を読み取り、説明することができる。 | 事例の特徴を読み取ったり、説明することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建築計画とは、建築物が作られていく過程の中で、設計の際の条件(面積・機能・構造・設備等)を整理・具体化させることであり、より豊かで機能的な空間を設計するために必要な段階である。本科目においては、様々な施設種において適切な空間設計のために必要な条件と設計手法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
建築計画の基本となる寸法・規模計画を基本事項として学習した後、施設種については、居住系施設、教育系施設(図書館・学校)、オフィスビル等を扱い、各施設種の代表事例を取り上げながら設計のポイントなどについて講義をし、適宜演習を交える。
注意点:
配付資料と板書の内容を重点的に復習し、施設の事例については配付資料で説明の補足を行う。
建築設計演習や卒業研究での設計課題のための知識を蓄積する講義として役立てて欲しい。また、日頃から建築雑誌などで積極的に事例を見ることを推奨する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス・建築計画の考え方 |
建築計画及び設計手法について説明できる
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2週 |
居住系施設の計画(住宅・集合住宅) |
住宅の歴史について説明できる
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3週 |
居住系施設の計画(住宅・集合住宅) |
住宅および集合住宅の形式や住宅地の計画について説明できる
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4週 |
居住系施設の計画(住宅・集合住宅) |
住宅および集合住宅の全体計画について説明できる
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5週 |
居住系施設の計画(住宅・集合住宅) |
住宅および集合住宅の詳細計画について説明できる
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6週 |
図書館の計画 |
図書館建築の歴史と今後の展開について説明できる
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7週 |
図書館の計画 |
図書館の全体計画について説明できる
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8週 |
図書館の計画 |
図書館の詳細計画について説明できる
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
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10週 |
学校の計画 |
学校建築の歴史と今後の展開について説明できる
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11週 |
学校の計画 |
学校建築の全体計画について説明できる
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12週 |
学校の計画 |
学校建築の詳細計画について説明できる
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13週 |
業務建築の計画 |
業務建築の歴史と今後の展開について説明できる
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14週 |
業務建築の計画 |
業務建築の全体計画、面積計画について説明できる
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15週 |
業務建築の計画 |
業務建築の詳細計画について説明できる
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16週 |
建築計画Ⅰまとめ(答案返却等) |
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評価割合
| 試験 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 30 | 100 |