技術英語

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 技術英語
科目番号 0115 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築社会デザイン工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 プリント配布
担当教員 松家 武樹,渕田 邦彦,齊藤 郁雄,浦野 登志雄,下田 貞幸,岩部 司,入江 博樹,岩坪 要,森山 学,上久保 祐志,橋本 淳也,勝野 幸司,後藤 勝彦,森下 功啓,川口 彩希

到達目標

1.英語の基礎事項が理解できる。
2.技術英文和訳の方法が説明できる。
3.基本用語の英単語および英文の解釈ができる。
4.専門書に記載された基本文章の理解と表現ができる。
5.技術レポートの基本文章の理解と表現ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
基本用語の英単語および英文の解釈ができる。授業に用いた専門分野における基本用語の8割以上について、英単語および英文の解釈ができる。授業に用いた専門分野における基本用語の7割以上について、英単語および英文の解釈ができる。授業に用いた専門分野における基本用語の英単語および英文の解釈が6割未満である。
専門書に記載された基本文章の理解と表現ができる。授業に用いた専門分野における英文の論文や技術レポートにの8割以上について理解と表現ができる。授業に用いた専門分野における英文の論文や技術レポートにの7割以上について理解と表現ができる。授業に用いた専門分野における英文の論文や技術レポートにおける基本文章の理解と表現ができる割合が6割未満である。

学科の到達目標項目との関係

本科到達目標 1-2 説明 閉じる
本科到達目標 1-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
土木建築関連分野共通の技術レポート等を題材として、専門用語の理解および読解力の向上などを図り、技術英語の基礎力を養成する。
授業の進め方・方法:
前期は松家が担当する。後期は各研究室の指導教員が担当する。
前期では、専門分野・基礎工学分野の英文の読解などを中心に授業を進める。後期はより専門性の高い英文の読解などを行う。
注意点:
本科目は2単位科目であるため、規定授業時数は60時間である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業概要説明 本科目と建設業との関わりについて理解し、説明することができる。
2週 専門用語の説明と英文の読解(1) コンクリート工学の専門用語を理解し、英文を読解することができる。
3週 専門用語の説明と英文の読解(2) 同上
4週 専門用語の説明と英文の読解(3) 同上
5週 専門用語の説明と英文の読解(4) 同上
6週 専門用語の説明と英文の読解(5) 同上
7週 専門用語の説明と英文の読解(6) 同上
8週 【中間試験】
2ndQ
9週 中間試験の答案返却と解説 講義内容で理解できていない部分を抽出し、理解を深める。
10週 基礎工学分野の用語の説明と英文の読解(1) 基礎工学分野(構造力学・土質工学)の専門用語を理解し、英文を読解することができる。
11週 基礎工学分野の用語の説明と英文の読解(2) 同上
12週 基礎工学分野の用語の説明と英文の読解(3) 同上
13週 基礎工学分野の用語の説明と英文の読解(4) 同上
14週 基礎工学分野の用語の説明と英文の読解(5) 同上
15週 【定期試験】
16週 定期試験の答案返却・解説 講義内容で理解できていない部分を抽出し、理解を深める。
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス 後期における授業形態を把握する。
2週 建設分野の論文等抄録の読解(1) 専門書に記載された英文を理解し、表現ができる。
3週 建設分野の論文等抄録の読解(2) 同上
4週 建設分野の論文等抄録の読解(3) 同上
5週 建設分野の論文等抄録の読解(4) 同上
6週 建設分野の論文等抄録の読解(5) 同上
7週 建設分野の論文等抄録の読解(6) 同上
8週 建設分野の論文等抄録の読解(7) 同上
4thQ
9週 建設分野の論文等抄録の読解(8) 同上
10週 建設分野の論文等抄録の読解(9) 同上
11週 建設分野の論文等抄録の読解(10) 同上
12週 建設分野の論文等抄録の読解(11) 同上
13週 建設分野の論文等抄録の読解(12) 同上
14週 建設分野の論文等抄録の読解(13) 同上
15週 建設分野の論文等抄録の読解(14) 同上
16週 建設分野の論文等抄録の読解(15) 同上

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,前14,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,前14,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3前2,前3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3前2,前3
英語運用能力の基礎固め毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。2前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,前14
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,前14
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。2前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,前14
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,前14
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解世界の歴史、交通・通信の発達から生じる地域間の経済、文化、政治、社会問題を理解し、技術者として、それぞれの国や地域の持続的発展を視野においた、経済的、社会的、環境的な進歩に貢献する資質を持ち、将来技術者の役割、責任と行動について考えることができる。1前1,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合5050100
基礎的能力000
専門的能力5050100
分野横断的能力000