専門特別セミナー

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 専門特別セミナー
科目番号 0123 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築社会デザイン工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材
担当教員 橋本 淳也

到達目標

1. 各自が到達目標を設定し,目標達成のために計画を立てられる。
2. 設定した目標を達成するために必要な資料や情報を集め,それらを取り組みの中で活用することが出来る。
3. 目標を達成するまでに必要な過程の中で弱点を克服することが出来る。
4. 当初設定した目標を達成することが出来る。
5. 取り組みが終了した段階で,簡単に報告書(レポート)としてまとめることが出来る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1(各活動の実施計画による)(各活動の実施計画による)(各活動の実施計画による)

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 これからの技術者は自分自身の技術を維持し高める努力が要求される。本科目は資格取得などを通して技術者としての自主性と社会性を高めることを目的とし,学校外で実施されている様々な外部試験や資格取得や学外でのセミナーへの自主的な取り組みに対して単位を認定するプログラムである。学生自身が各自で具体的な目標を設定し,この目標を達成したことを示す報告書や認定書が提出されたのちに審議を経て単位が認定される。
授業の進め方・方法:
 学校外で実施されている様々な外部試験や資格取得や学外でのセミナーへの自主的な取り組みに対して単位を認定する。本セミナーに積極的に取り組み,各自のSkill Up(技能向上)に勤めてもらいたい。学生からの申し出によっては対策講座を実施することもあるので,希望があれば担任か学科長へ相談すること。


 代表的なテーマについて簡単に紹介する。〔 〕内は,本科での相談・支援の代表教員である。なお,これ以外でも他大学・他高専での公開授業や企業が行うセミナーへの参加やその他の資格試験に対しても本単位を発行することがある。認定の申請や詳細は担任や学科長に申し出ること。

*技術士 第1次試験
 実務で有益な資格である技術士の第1次試験を受験することが出来る。合格すると技術士補に登録することが出来る。
 建設、上下水道などの部門は問わない。
*2級建築施工管理技術検定 第1次試験
 実務で有益な資格である2級建築施工管理技術検定第1次試験のみを受検することが出来る。合格すると2級建築施工管理技士補に登録することができる。
 建築の他、土木、管工事等 も同様である
*測量士補
 測量士補は本校を卒業した後に申請すれば取得可能な資格であるが,在学中でも試験の後に取得が可能である。受験時のサポートは測量担当教員に相談すること。
*工業英語検定(3級以上)
 実用英語検定試験(STEP)と並んで,国内で有名な英語資格の一つである。工業系の学生や社会人の受験が多い。3級以上の級を合格したら単位として認定する。内容などは担当教員に相談すること。
*TOEIC(400点以上)
 最近,会社でもTOEIC受験を義務付けている企業が多くなってきている。TOEICは全世界共通の英語能力のレベルを示す試験であり,獲得したスコアが400点以上で単位を認定するものとする。

この他にも専門に関連する資格として、以下の資格も単位認定の対象とする。下記以外の資格は学科に別途相談。
*交通工学研究会認定交通技術資格者  *土木学会認定土木技術検定試験  *環境社会検定
*福祉住環境コーディネーター2級  *インテリアコーディネーター  *色彩検定2級
注意点:
*本セミナーの単位は,学生からの報告書(実習報告書)と認定書などが申請された後に審議される。申請する学生は,申請する書類などについて受験前に担任に相談すること。
*報告書や認定書は学務係へ提出すること。
*成績評価は,各テーマに取り組んだ時間が30時間以上のものを対象とする。
*成績評価は,申請された段階で学科で審議し,合格となったものの評価は「A+」とする。発行は年度ごととする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 各活動の実施計画による 各活動の実施計画による
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

外部試験合計
総合評価割合100100
専門的能力100100