建築社会工学実験IV

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 建築社会工学実験IV
科目番号 0129 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築社会デザイン工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 建設材料実験法(鹿島出版会),土質実験基本と手引き(丸善)
担当教員 脇中 康太,浦野 登志雄,上久保 祐志,森下 功啓

到達目標

1.各実験テーマの目的を理解し,関連科目との繋がりを説明することが出来る。
2.使用する実験機器の名称や役割などを理解し,適切に操作することが出来る。
3.実験結果のデータを指示通りにまとめ,グラフ作成などでまとめることが出来る。
4.得られたデータを工学的に分析し,考察をすることが出来る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.各実験テーマの目的を理解し,関連科目との繋がりを説明することが出来る。各実験テーマの目的を理解し,関連科目との繋がりを説明することが出来、更にそれらがどのように社会に役立つのかを理解することができる。各実験テーマの目的を理解し,関連科目との繋がりを説明することが出来る。各実験テーマの目的を理解し,関連科目との繋がりを説明することが出来ない。
2.使用する実験機器の名称や役割などを理解し,適切に操作することが出来る。使用する実験機器の名称や役割などを理解し,正確かつ迅速に操作することが出来る。使用する実験機器の名称や役割などを理解し,適切に操作することが出来る。使用する実験機器の名称や役割などを理解し,適切に操作することが出来ない。
3.実験結果のデータを指示通りにまとめ,グラフ作成などでまとめることが出来る。実験結果のデータを指示通りにまとめ,査読者が見やすいグラフや表としてまとめることが出来る。実験結果のデータを指示通りにまとめ,グラフ作成などでまとめることが出来る。実験結果のデータを指示通りにまとめ,グラフ作成などでまとめることが出来ない。
4.得られたデータを工学的に分析し,考察をすることが出来る。得られたデータを工学的に分析し,考察をすることならびに改善点を提示するが出来る。得られたデータを工学的に分析し,考察をすることが出来る。得られたデータを工学的に分析し,考察をすることが出来ない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目では,情報リテラシーに関する講義と実験,水理実験,土質試験を行う。実験結果データを整理し,レポートを作成することでデータ整理手法や工学的な見地での考察などを学び,工学レポートを作成する訓練を行う。
授業の進め方・方法:
本科目はエンジニアに必要な情報セキュリティに関する知識を身に着けるとともに,専門科目の理論と実現象を結びつけ理解を深めることを目的として行う。情報リテラシーに関する講義と実験はBYOD形式で行う。また、水理・土質に関する実験は班別で行う。各実験テーマを終了した後にレポート作成に入り,実験データの結果を整理し,レポートを提出して実験が完結する。
注意点:
・水理・土質の実験を行う際は服装に注意する。実習服の上下を着用の上,スリッパ履きなどは禁止する。
・実験機器は丁寧に扱い,準備,後片付けをしっかりすること。
・安全には十分留意し,むやみに実験室にある機材を扱わないこと。
・レポートの提出期限は守り、必ず提出すること。
・質問はいつでも担当教員を尋ねること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、サイバー攻撃の種類と情報システムの構造及び防御 サイバー攻撃の種類とその防御方法を理解できる。
2週 通信と暗号化 基礎的な暗号技術とその必要性を理解できる。
3週 情報セキュリティの法規・規則・ポリシー1 情報に関する規則を理解できる。
4週 情報セキュリティの法規・規則・ポリシー2 情報の格付けおよび認証を理解できる。
5週 情報リスクマネジメント演習 情報扱う上で必要なリスクと対応について理解できる。
6週 透水試験 透水試験について理解し、器具を使って実験できる。
7週 透水試験 透水試験について理解し、器具を使って実験できる。
8週 レポートのまとめ 実験データの結果をまとめることができる。
4thQ
9週 開水路実験 開水路実験について理解し、器具を使って実験できる。
10週 開水路実験 開水路実験について理解し、器具を使って実験できる。
11週 一軸圧縮試験 一軸圧縮試験について理解し、器具を使って実験できる。
12週 一軸圧縮試験 一軸圧縮試験について理解し、器具を使って実験できる。
13週 管水路実験 管水路実験について理解し、器具を使って実験できる。
14週 水環境計測 水環境計測について理解し、計器を使って計測できる。
15週 レポートの解説、清掃
16週 総括

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力建設系分野【実験・実習能力】建設系【実験実習】透水試験について理解し、器具を使って実験できる。3
一軸圧縮試験について理解し、器具を使って実験できる。4
層流・乱流を観測してレイノルズ数を算出できる。4
各種の流量測定の方法を理解し、器具を使って実験できる。4
常流・射流・跳水に関する実験について理解し、実験ができる。4
DO、BODに関する実験について理解し、実験ができる。3
pHに関する実験について理解し、実験ができる。3

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力3030
専門的能力7070
分野横断的能力00