| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
電気回路の計算に適切な数学を利用することができる。 | 交流の電気回路をインピーダンスとして表現し、電気回路に流れる電流や電圧を解くことができる。 | 複素数や三角関数や微積分などを利用して、電気回路を式とし表現することができる。 | 三角関数、微積分,複素数などを電気回路の解法に利用できない。 |
キルヒホッフの法則を使って、回路網についての計算ができる | 回路網から方程式求め、回路に流れる電流を行列演算により求めることができる。 | 電気回路の回路網からキルヒホッフの電流則と電圧則から必要な方程式を立式することができる。 | 電気回路図の記号の意味が分からない。電気回路図を描くことができない。オームの法則に従った電流電圧の向きを描くことができない。 |
正弦波交流をフェーザ表示や複素数表示で表すことができる.実効値と平均値の計算ができる。 | RLC回路に流れる電流や電圧から合成インピーダンスとの関係を示すことができる。 | RLC回路をjωを使って、等価回路として書き直すことができる。実効値と平均値を計算することができる。 | 正弦波交流からフェーザ表示に直すことができない。複素表示と極表示の変換が出来ない。 |
直列共振回路の共振周波数を計算ができる | 共振周波数から適切なRLC回路を設計することができる。周波数特性を計算により示すことができる。 | 共振現象の物理的な意味を理解し、共振周波数を計算することができる。 | RLC回路における共振の物理的な意味を説明できない。 |
3相交流の特徴を理解し、電流や電力等の計算ができる | Y-Δ変換変換を利用して、での負荷に流れる電流を計算し、3相交流の電力を有効、無効、皮相電力で計算できる。 | 三相交流において、電源と負荷がY−Y(またはΔ-Δ)結線図を描き、線間電圧、相電圧、などを求めることができる。 | 3相交流の結線図からY-Δ変換することが出来ない。 |