概要:
【前半部】世界にある代表的な政治制度(イギリス議院内閣制、アメリカ大統領制、ベルギーの「コンセンサス・モデル」、中国などアジアの政治体制)が成立した歴史とその制度に込められた思想、その制度の特質を解説する。
【後半部】
文化は地域や国によって多様であり、現在も異文化に影響を受けていることを学習する。それを踏まえた上で、日本や外国の文化、その相違についてグループ、あるいは個人で学習する。
授業の進め方・方法:
【前半部】講義形式。担当教員が配布する講義プリントに沿って授業を進める。
【後半部】はじめに文化が多様であり、常に異文化に影響を受けていることを学び、グループあるいは個人で日本と外国の文化について調べて、その結果を発表する。
注意点:
【前半部】講義プリントに沿って授業を進めるが、プリントは授業内容の骨格しか書かれていないものであるため、きちんと講義を聴いて、しっかりとノートを取ること。
【後半部】学習成果の発表内容を成績評価とする。学生による相互評価も取り入れる。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | 前9,前10 |
公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 4 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 4 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |