到達目標
①デザインシンキング(デザイン思考)について理解し,顧客の要望を傾聴・理解・実行することができる。
②社会協働やグループ活動・ディスカッションを通じて、専門的な知識を用いて問題解決に向けた方策を検討することができる。
③問題解決に向けたソリューションを提案し、プロトタイプを作成することができる。
④分野横断的能力に関する自分の特性の経年的変化を把握することができ、自己分析ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
①デザインシンキング(デザイン思考)について理解し、顧客の要望を傾聴・理解・実行することができる。 | 専門的な知識を駆使して、顧客の要望を傾聴し、理解し、解決に向けた行動を実施することができる。 | 顧客の要望を傾聴し、理解し、解決に向けた行動を実施することができる。 | 顧客の要望を傾聴・理解することができない。 |
②社会協働やグループ活動・ディスカッションを通じて、専門的な知識を用いて問題解決に向けた方策を検討することができる。 | 問題解決,課題達成を目指すグループワークなどを通して、チーム内またはチーム外の人と良好な関係を構築し、専門的な知識を用いた検討をすることができる。 | 問題解決,課題達成を目指すグループワークなどを通して、チーム内またはチーム外の人と良好な関係を構築した検討をすることができる。 | 問題解決,課題達成を目指すグループワークなどを通して、チーム内またはチーム外の人と良好な関係を構築した検討をすることができない。 |
③問題解決に向けたソリューションを提案し、プロトタイプを作成することができる。 | 問題解決に向けた専門性が高いソリューションを提案し、プロトタイプを作成することができる。 | 問題解決に向けたソリューションを提案し、プロトタイプを作成することができる。 | 問題解決に向けたソリューションを提案し、プロトタイプを作成することができない。 |
④分野横断的能力に関する自分の特性の経年的変化を把握することができ、自己分析ができる。 | 客観的な自己分析をし、自分の成長を確認することができる。 | 客観的な自己分析をすることができる。 | 自己分析をすることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
1~3年次で蓄積されてきた「リベラルアーツ」スキルの集大成として、4年次から始まる課題研究ならびに5年次の卒業研究に向けて、デザインシンキング(デザイン思考)を培う。デザインシンキングとは、製品を作り出すプロセスにおいて常にユーザーの視点に立ち、ユーザーの目線で考えることで背景や課題を見つけるものであり、特に重要となるのはユーザーインタビューによって潜在的なニーズを見つけることであるため「ユーザー(依頼者)のニーズを解決する」といった視点を重点的に取り組む。
授業の進め方・方法:
基本的に、グループによるPBL活動を行う。各グループで設定したテーマに基づき、ユーザー目線での問題解決に向けたソリューションを提案・実装することを最終目的とする。グループごとに毎週ディスカッションやソリューションの検討、実装の準備を進め、授業の中間時点では中間発表、終了時点では最終成果プレゼンを実施し、その成果を確認する。4~5グループあたりに1人の教員がアドバイザーを担当し、進行状況や検討内容について相談に乗る。必要に応じて、上級生メンターにもアドバイザーを担当してもらう。毎週の活動については、「活動実施報告書」をグループ担当教員に提出することによって確認する。
注意点:
主体的な活動を前提としているため、積極的な授業参加をお願いします。
取り組みの検証に際しては、
①分野横断的能力アセスメント指標
②依頼者の評価
を用いる。依頼者の評価を高めるためには、製品を作り出すプロセスにおいて常にユーザーの視点に立ち、ユーザーの目線で考えることで背景や課題を見つけることが大事である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、デザインシンキングについて、顧客の要望 |
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2週 |
「ニーズ」の確認、グループ分け |
顧客のニーズを確認する。
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3週 |
グループワーク |
グループごとに、これまでのリベラルアーツ科目で身につけた知識・スキルを活用しながら検討を進める。
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4週 |
グループワーク |
グループごとに、これまでのリベラルアーツ科目で身につけた知識・スキルを活用しながら検討を進める。
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5週 |
グループワーク |
グループごとに、これまでのリベラルアーツ科目で身につけた知識・スキルを活用しながら検討を進める。
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6週 |
グループワーク |
グループごとに、これまでのリベラルアーツ科目で身につけた知識・スキルを活用しながら検討を進める。
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7週 |
中間発表 |
これまでの検討内容を発表し、意見交換を行う。
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8週 |
振り返り |
中間発表での意見を元に、方向性を確認する。
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2ndQ |
9週 |
グループワーク |
グループごとに、これまでのリベラルアーツ科目で身につけた知識・スキルを活用しながら検討を進める。
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10週 |
グループワーク |
グループごとに、これまでのリベラルアーツ科目で身につけた知識・スキルを活用しながら検討を進める。
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11週 |
グループワーク |
グループごとに、これまでのリベラルアーツ科目で身につけた知識・スキルを活用しながら検討を進める。
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12週 |
グループワーク |
グループごとに、これまでのリベラルアーツ科目で身につけた知識・スキルを活用しながら検討を進める。
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13週 |
グループワーク |
グループごとに、これまでのリベラルアーツ科目で身につけた知識・スキルを活用しながら検討を進める。
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14週 |
最終発表(1) |
報告会を実施し、依頼者から評価を受ける
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15週 |
最終発表(2) |
報告会を実施し、依頼者から評価を受ける
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16週 |
振り返り |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 依頼者の評価 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 20 | 0 | 0 | 30 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 20 | 0 | 0 | 30 | 50 | 100 |