総合英語B

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 総合英語B
科目番号 0140 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 建築社会デザイン工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 『DUOセレクト:厳選英単語・熟語1600』(アイシーピー)
担当教員 宇ノ木 寛文

到達目標

1.実際に日常的に使われるレベルの英語を聞いてその概略を把握することができるように聴解力向上のためのトレーニング法に習熟する。
2.TOEIC受験や進学後の研究活動に必要な語彙力を増強するため様々な活動に取り組み、その語彙を使用できるようになる。
3.修得した言語材料や英語表現を用いて、自分の意見を文章その他の形で表現できる。
4.英語によるスピーチやプレゼンテーションについて基本的な知識・技術を習得し、平易な英語によるスピーチやプレゼンテーションを行うことができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.【聴解力向上に関する評価】日常的に使われるレベルの英語を聞いてその概略を把握することができる。日常的に使われるレベルの英語を聞き、その概要が十分に理解できる。日常的に使われるレベルの英語を聞き、その概要が最低限理解できる。日常的に使われるレベルの英語を聞いても、その概要がほぼ理解できない。
2.【語彙力増強に関する評価】日常的に使用されるレベルの語彙を増強し使用することが出来る。日常的に使用される語彙を十分に使用することができる。日常的に使用される語彙を最低限使用することができる。日常的に使用される語彙をほとんど使用することができない。
3.【英語表現に関する評価】修得した言語材料や英語表現を用いて、自分の意見を文章その他の形で表現できる。作文やスピーチなどに、適切な英語を用いたアウトプットができる。作文やスピーチなど、英語を用いたアウトプットができる。作文やスピーチなど、英語を用いたアウトプットができない。

学科の到達目標項目との関係

本科到達目標 1-2 説明 閉じる
本科到達目標 1-3 説明 閉じる
本科到達目標 4-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
総合英語は、これまで修得してきた言語知識・言語能力を、科学技術分野での研究や就職後の仕事へ活かし、異文化理解に役立てていくための科目である。主に進学希望者を対象とし、より専門的で高度な英語の知識と運用能力の修得をサポートする。科学技術系を含む様々な分野における英語に触れるとともに、国際的コミュニケーションの基礎力を伸長していくことをねらいとする。文章読解や聴解に加えて初歩的なプレゼンテーションなども行う。
授業の進め方・方法:
授業は、講義形式で進めていくとともに、4技能を実践的な運用能力へ発展させるために、音読練習やディクテーション、既習語彙・構文の口頭練習等のトレーニングを行う。随時、語彙や構文の小テストを実施する。また進度に応じて、今までの英語学習で培った知識を用いながら、相手に理解してもらえるようなスピーチやプレゼンテーションのトレーニングも行う。
注意点:
毎回、予習・復習箇所とその取り組み方を指示する。短期間に集中的に研究に用いる科学技術英語の基礎を習得するために、十分な予習・復習を行った上で授業に臨むことが求められる。
講義への質問や要望はメールでも随時受け付けるので活用すること。来室の場合は、授業や会議のスケジュールを通知するので確認すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンスおよび学習方法の説明
2週 語彙修得トレーニング
聴解力増強トレーニング
客観的文章の英作文演習
英語スピーチ作成
3週
4週
5週
6週
7週
8週 〔中間試験〕 試験返却と解説
4thQ
9週 語彙修得トレーニング
聴解力増強トレーニング
英語プレゼンテーショントレーニング
課題研究英文アブストラクト作成
課題研究発表用英語スライド作成
10週
11週
12週
13週
14週
15週 〔後期学年末試験〕
16週 学年末試験の返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。3
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。2
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。2

評価割合

試験発表・課題その他相互評価合計
総合評価割合80200100
基礎的能力80200100
専門的能力0000
分野横断的能力0000