| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1.GPS測位/測量の原理とその特徴を説明できる。 | 球の方程式から単独測位の演算式を導くことができる。RTK-GPSに必要なRINEX様式データを用意できる。 | 単独測位、相対測位(RTK-GPS測位、スタティク測位)の原理と特徴をそれぞれ説明できる。 | GPS測位に必要な衛星の数が分からない。GPSの利点や欠点、利用可能な場所等を説明できない。 |
2.単独測位の原理を計算で確かめることができる。 | 測位原理の計算式から、PCの計算ツール(例えば,ExcelやC言語)を使って、演算結果を導くことができる。 | あらかじめ用意されたExcelシートに必要な数値を入力し、要求された演算結果を求めることができる。 | 用意されたExcelシートを使って、測位演算ができない |
3.デジタル地図上に任意の記号や図形を表示させることができる。 | Google Earth上に、住所リストから任意の記号や説明文を記すことができる。建築構造物などを描くことができる。 | Google EarthやArcGISなどのGISツールをつかって、任意の地点の位置、2点間の距離や面積を算出ことができる。 | Google Earthを使って任意の値手の緯度経度を調べることができない。 |
4.地面からの高さについての正しい取り扱いができる。 | GPSで得られた3次元情報とその地域のジオイドモデルから、標高を推定することができる。 | 世界測地系と標高の取り扱いを理解している。楕円体高とジオイド高さから標高の関係を図にすることができる。 | ジオイドと準拠楕円体高の関係を理解していない。 |
5.座標の変換の計算式を理解し、任意の地点を異なる座標系での相互変換ができる。 | 座標系の変換式をExcelシートに記述することができ、任意の地点の座標系を変換するための計算式をつくることができる。 | 任意の地点の緯度経度と高さから、Excelシートを使って、世界測地系のXYZ値を求めることができる。 | 世界測地系と地球の重心と地軸の関係を説明できない。 |