英語III

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 英語III
科目番号 0160 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 建築社会デザイン工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 『英検®分野別10分ドリル2級—新試験対応版』(旺文社)『2018年度版英検®2級過去6回全問題集』(旺文社)『STEP-UP SKILLS FOR THE TOEIC® LISTENING AND READING TEST』(朝日出版社)『Genius English Communication I, II』(大修館、1, 2年次の教科書)
担当教員 福井 由美子,関 文雄

到達目標

【読む力】まとまりのある説明文を理解したり、実用的な文章から必要な情報を得ることができる
【書く力】日常生活の話題について、ある程度まとまりのある文章を書くことができる
【聞く力】日常生活での情報、説明を聞き取ったり、まとまりのある内容を理解することができる
【話す力】日常生活での出来事について説明したり、用件を伝えたりすることができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
【読む力】まとまりのある説明文を理解したり、実用的な文章から必要な情報を得ることができるまとまりのある説明文をある程度理解したり、実用的な文章から最低限必要な情報を得ることができるまとまりのある説明文を理解できず、実用的な文章から必要な情報を得ることができない
【書く力】日常生活の話題について、ある程度まとまりのある文章を書くことができる日常生活の話題について、必要最低限の情報がある文章を書くことができる日常生活の話題について、まとまりのある文章を書くことができない
【聞く力】日常生活での情報、説明を聞き取ったり、まとまりのある内容を理解することができる日常生活での必要最低限の情報、説明を聞き取ったり、必要最低限の内容を理解することができる日常生活での情報、説明を聞き取ったり、まとまりのある内容を理解することができない
【話す力】日常生活での出来事について説明したり、用件を伝えたりすることができる日常生活での出来事について簡単に説明したり、短い用件を伝えたりすることができる日常生活での出来事について説明したり、用件を伝えたりすることができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英語Ⅲでは、英語Ⅰ、Ⅱで修得してきた英語の基礎知識および基本的な4技能(listening, reading, speaking, writing)の強化と定着を図り、効率よく4 年次以降の学習につなげることを意図している。
授業の進め方・方法:
授業では、教科書を用いた講義に加えて、英語の基礎知識と基本的な4技能の強化を図るため、様々な口頭練習、英作文等のトレーニングを行う。また随時、基本的な文法事項・語彙の小テストを実施する。長期休暇には課題を課し、課題への取り組みを確認する試験も行う。自発的な学習方法・習慣の確立を目指した指導も行い、英検やTOEIC 等の資格試験受験を視野に入れた問題演習も行う。
注意点:
・必ず予習・復習をして臨み、計画的かつ自主的に取り組むこと。授業の予習・復習のやり方については、授業担当教員の方針に従うこと。
・予習・復習とは別に、指示された自学範囲を授業外に取り組むこと。自学内容に関しても定期試験の範囲に含むため、計画的に学習を進めること。
・TV やラジオ、インターネット、映画、音楽、英字新聞、文学作品など、興味・関心に合わせた自主的・自発的な学習も大いに期待する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 課題テスト、授業ガイダンス
英検ミニテスト(模試)
春季休業期間中の学習内容について確認する
授業の進め方、及び前期に学習する内容について理解する
2週 課題テスト返却、
リスニング練習、音読練習
英検2級の解法について習熟し、合格に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
3週 リーディング、リスニング練習
音読練習
英検2級の解法について習熟し、合格に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
4週 リーディング、リスニング練習
音読練習
英検2級の解法について習熟し、合格に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
5週 リーディング、リスニング練習
音読練習
英検2級の解法について習熟し、合格に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
6週 リーディング、リスニング練習
音読練習
英検2級の解法について習熟し、合格に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
7週 リーディング、リスニング練習
音読練習
英検2級の解法について習熟し、合格に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
8週 リーディング復習
リスニング復習
英検2級の解法について習熟し、合格に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
2ndQ
9週 前期中間試験 前期前半の授業における学習内容を確認する
10週 前期中間試験返却と解説、
英作文練習、音読練習
中間試験の内容を復習し、前期後半の授業の進め方、及び学習内容について理解する
11週 リーディング練習、英作文練習
音読練習
英検2級の解法について習熟し、合格に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
12週 リーディング練習、英作文練習
音読練習
英検2級の解法について習熟し、合格に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
13週 リーディング練習、英作文練習
音読練習
英検2級の解法について習熟し、合格に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
14週 リーディング練習、英作文練習
音読練習
英検2級の解法について習熟し、合格に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
15週 前期末試験 前期後半の授業における学習内容を確認する
16週 前期末試験返却および解説
夏季休業課題配布
英検面接練習
前期末試験の内容を復習し、夏季休業中の学習内容、及び学習の仕方について理解する
後期
3rdQ
1週 課題テスト、後期ガイダンス
TOEIC(R) Pre-test
夏季休業期間中の学習内容について確認する
後期の授業の進め方、学習内容について理解する
2週 TOEIC(R) リスニング、リーディング練習、音読練習 TOEIC(R)の解法について習熟し、最低400点取得に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
3週 TOEIC(R) リスニング、リーディング練習、音読練習 TOEIC(R)の解法について習熟し、最低400点取得に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
4週 TOEIC(R) リスニング、リーディング練習、音読練習 TOEIC(R)の解法について習熟し、最低400点取得に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
5週 TOEIC(R) リスニング、リーディング練習、音読練習 TOEIC(R)の解法について習熟し、最低400点取得に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
6週 TOEIC(R) リスニング、リーディング練習、音読練習 TOEIC(R)の解法について習熟し、最低400点取得に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
7週 TOEIC(R) リスニング、リーディング練習、音読練習 TOEIC(R)の解法について習熟し、最低400点取得に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
8週 後期中間試験 後期前半の授業における学習内容を確認する
4thQ
9週 後期中間試験返却と解説、
TOEIC(R) リスニング、リーディング練習、音読練習
後期中間試験の内容を復習する
TOEIC(R)の解法について習熟し、最低400点取得に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
10週 TOEIC(R) リスニング、リーディング練習、音読練習 TOEIC(R)の解法について習熟し、最低400点取得に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
11週 TOEIC(R) リスニング、リーディング練習、音読練習 TOEIC(R)の解法について習熟し、最低400点取得に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
12週 TOEIC(R) リスニング、リーディング練習、音読練習 TOEIC(R)の解法について習熟し、最低400点取得に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
13週 TOEIC(R) リスニング、リーディング練習、音読練習 TOEIC(R)の解法について習熟し、最低400点取得に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
14週 TOEIC(R) リスニング、リーディング練習、音読練習 TOEIC(R)の解法について習熟し、最低400点取得に向けて問題演習や音読トレーニングに取り組む
15週 学年末試験 後期後半の授業における学習内容を確認する
16週 学年末試験返却および解説
暗唱発表
学年末試験の内容を復習する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。2
目標の実現に向けて計画ができる。2
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。2
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。2
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。2
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。2
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

試験音読テスト、単語テスト、課題テスト合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000
分野横断的能力000