日本文学概論

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 日本文学概論
科目番号 0177 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築社会デザイン工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 道園 達也

到達目標

1.古今東西の多様な文学作品に触れる。
2.文学作品について討論できる。
3.自分の観点で意見を述べることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1古今東西の多様な文学作品に触れ、その概要を理解し、自分の観点で意見を述べられる。古今東西の文学作品に触れ、その概要を理解できる。古今東西の文学作品に触れることがない。
評価項目2文学作品について主体的に討論できる。文学作品について討論できる。文学作品について討論できない。
評価項目3自分の観点で意見を述べることに主体的に取り組むことができる。自分の観点で意見を述べることができる。自分の観点で意見を述べることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 1-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
文学作品に表現された人生や社会、自然に対する思想と感性は、共通性と差異によって〈いま・ここ〉に生きる私たちの姿を照らし出してくれる。
古今東西の文学作品を読むことで、その一端に触れたい。
授業の進め方・方法:
資料を配付して、古今東西の文学作品を読む。それぞれの作品について概要を紹介し、読解のポイントを示すので整理して理解してほしい。
小課題や口頭発表、文章作成に主体的に取り組んでほしい。
注意点:
授業で取り上げた文学作品について概要とともに、読解のポイントを理解すること。
討論に積極的に参加し、主体的に自分の意見を述べるとともに他者の意見を傾聴すること。
口頭発表や文書・資料作成に取り組むこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
テーマ:「対話」する言葉
スケジュールおよび評価項目等講義の概要を理解する。
本講義のテーマである「対話」のイメージを育む。
2週 夏目漱石「二百十日」(1) 「二百十日」の概要を理解し、課題に取り組む。
3週 夏目漱石「二百十日」(2) 「二百十日」の概要を理解し、課題に取り組む。
4週 夏目漱石「二百十日」(3) 「二百十日」の概要を理解し、課題に取り組む。
5週 旅の話-落語と江戸文学(1) 対象作品の概要を理解し、課題に取り組む。
6週 旅の話-落語と江戸文学(2) 対象作品の概要を理解し、課題に取り組む。
7週 対話をつくる(1) 課題に取り組む。
8週 対話をつくる(2) 課題に取り組む。
2ndQ
9週 思想と対話(1) 対象作品の概要を理解し、課題に取り組む。
10週 思想と対話(2) 対象作品の概要を理解し、課題に取り組む。
11週 思想と対話(3) 対象作品の概要を理解し、課題に取り組む。
12週 思想と対話(4) 対象作品の概要を理解し、課題に取り組む。
13週 武田泰淳「ひかりごけ」(1) 「ひかりごけ」の概要を理解し、課題に取り組む。
14週 武田泰淳「ひかりごけ」(2) 「ひかりごけ」の概要を理解し、課題に取り組む。
15週 武田泰淳「ひかりごけ」(3) 「ひかりごけ」の概要を理解し、課題に取り組む。
16週 学習の振り返り

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

小課題+口頭発表+文章作成合計
総合評価割合100100
基礎的能力100100
専門的能力00
分野横断的能力00