概要:
古典文学に表現された人間の知を読み解きたい。人生や社会、自然に対する思想と感性は、共通性と差異によって〈いま・ここ〉に生きる私たちの姿を照らし出してくれる。
様々な古典文学を読むことで、その一端に触れたい。
授業の進め方・方法:
毎時発表資料を配付して、様々な古典文学を読む。それぞれの作品について概要を紹介し、読解のポイントを示すので整理して理解してほしい。古文への抵抗感をやわらげ、その世界が身近に感じられるように配慮したい。
注意点:
授業で取り上げた古典文学作品について概要とともに、読解のポイントを理解すること。
ディスカッションに積極的に参加し、成果物を確実に提出すること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 文学史 |
文学史の基本的考え方について理解する。
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2週 |
漢詩文 |
漢詩文の歴史、および主要な作品に触れ、討論を経て、自分の観点で意見を述べる。
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3週 |
和歌 |
和歌の歴史、および主要な作品に触れ、討論を経て、自分の観点で意見を述べる。
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4週 |
物語(源氏物語以前) |
物語(源氏物語以前)の歴史、および主要な作品に触れ、討論を経て、自分の観点で意見を述べる。
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5週 |
日記文学 |
日記文学の歴史、および主要な作品に触れ、討論を経て、自分の観点で意見を述べる。
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6週 |
枕草子 |
枕草子に触れ、討論を経て、自分の観点で意見を述べる。
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7週 |
源氏物語 |
源氏物語に触れ、討論を経て、自分の観点で意見を述べる。
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8週 |
物語と主人公(討論会) |
物語と主人公について発表と討論をおこなう。
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2ndQ |
9週 |
物語と主人公(討論会) |
同上
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10週 |
漢詩と和歌 |
漢詩と和歌の歴史、および主要な作品に触れ、討論を経て、自分の観点で意見を述べる。
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11週 |
物語(源氏物語以後) |
物語(源氏物語以後)の歴史、および主要な作品に触れ、討論を経て、自分の観点で意見を述べる。
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12週 |
物語と間テクスト性(討論会) |
物語と間テクスト性について発表と討論をおこなう。
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13週 |
物語と間テクスト性(討論会) |
同上
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14週 |
説話文学 |
説話文学に触れ、討論を経て、自分の観点で意見を述べる。
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15週 |
説話文学 |
同上
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16週 |
定期試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 3 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | |