| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 多用する関数は説明書がなくても使用することができ,あまり使用しない関数でも自分で仕様を調べて利用することができる. | 代表的な標準ライブラリ関数を,説明書や仕様書を参考にしながら,正しく使用することができる. | 関数のプロトタイプ宣言や入出力の意味がわからず,説明を聞いても関数を使用することができない. |
評価項目2 | バブルソートや選択ソート,線形探索などのプログラムを作成することができる.また,基礎的なアルゴリズムを,自らプログラムや解説を読んで理解することができる. | バブルソートや選択ソート,線形検索などのプログラムを理解しており,昇順・降順などプログラムの動作を変更する際のプログラムの変更箇所を指摘することができる. | ソートや探索など基本的なアルゴリズムを実装したプログラムの説明を受けても,動作をまったく理解することができない. |
評価項目3 | プログラムで記述すると50~100行程度の現実世界の問題について,適当な大きさの関数に分割した構成のプログラムを作成することができる.ローカル変数やグローバル変数を適切に使用することができる. | 関数が何かを理解しており,関数の入出力仕様やプロトタイプ宣言を与えられると関数(5~10行程度)を記述することができる.また,他者が記述した関数を利用することができる. | 関数の入出力仕様やプロトタイプ宣言を与えられても,それを関数として記述することができず,また他者が記述した関数を利用することができない. |
評価項目4 | 配列をグラフ表示する際,値に応じて色を変える,個数に応じて表示幅を変える,目盛りを表示する,などの工夫ができる.グラフィックスプログラムの基本形を自分なりに応用することができる. | 配列の内容を,グラフで表示することができる.グラフィックスプログラムの基本形を与えられると,それを適切に変更して表示結果を少しだけ変えてみることができる. | グラフィックスの基本的な命令が何をするためのものかを説明することができず,グラフィックスを使用したプログラムを書くことができない. |