環境衛生工学

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 環境衛生工学
科目番号 0236 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築社会デザイン工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 配布資料
担当教員 上久保 祐志

到達目標

1.地球環境問題について理解し,説明することができる。
2.身近な自然環境や生物多様性について理解し,説明することができる。
3.上水道システムについて理解し,説明することができる。
4.下水道システムについて理解し,説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安不可
1.地球環境問題について理解し,説明することができる。 地球環境問題について理解し,詳細に説明することができる。地球環境問題について理解し,説明することができる。地球環境問題について説明することができない。
2.身近な自然環境や生物多様性について理解し,説明することができる。 身近な自然環境や生物多様性について深く理解し,詳細に説明することができる。 身近な自然環境や生物多様性について理解し,説明することができる。身近な自然環境や生物多様性について説明することができない。
1.上水道システムについて理解し,説明することができる。上水道システムについて理解し,詳細に説明することができる。上水道システムについて理解し,説明することができる。上水道システムについて説明することができない。
2.下水道システムについて理解し,説明することができる。下水道システムについて理解し,詳細に説明することができる。 下水道システムについて理解し,説明することができる。 下水道システムについて説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
環境衛生工学は生活環境の保全と公衆衛生の向上を図ることを目的に調査や必要な施設の計画、実施、運営を取り扱うものである。
授業の進め方・方法:
前期は環境についての全般的な内容を,後期は上水道・下水道・浄化機構などのシステムを学び、都市環境の維持について考える。
注意点:
* 最終成績の算出方法は、4回の定期試験を平均した点数とレポート点をもとに、次の式で算出する。
定期試験の平均点(90%)+レポート点(10%)
* 上記の式で算出した最終成績が60点以上で合格とする。60点に満たない学生は、学習状況に応じて到達度確認試験で達成度を確認する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 生態学 地球規模の環境問題を説明できる。
3週 生態学 地球規模の環境問題を説明できる。
4週 生態学 地球規模の環境問題を説明できる。
5週 ビオトープ 身近な自然環境や生物多様性について理解し,説明することができる
6週 ビオトープ 身近な自然環境や生物多様性について理解し,説明することができる
7週 ビオトープ 身近な自然環境や生物多様性について理解し,説明することができる
8週 〔中間試験〕
2ndQ
9週 環境関連法
10週 環境関連法 地球規模の環境問題を説明できる。
身近な自然環境や生物多様性について理解し,説明することができる。
11週 環境関連法 地球規模の環境問題を説明できる。
身近な自然環境や生物多様性について理解し,説明することができる。
12週 施工と環境 地球規模の環境問題を説明できる。
身近な自然環境や生物多様性について理解し,説明することができる。
13週 施工と環境 地球規模の環境問題を説明できる。
身近な自然環境や生物多様性について理解し,説明することができる。
14週 施工と環境 地球規模の環境問題を説明できる。
身近な自然環境や生物多様性について理解し,説明することができる。
15週 〔前期末試験〕
16週 前期末試験の返却と解説
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 上水道(環境) 上水道システムについて理解することができる.
3週 上水道(環境) 上水道システムについて理解することができる.
4週 上水道(環境) 上水道システムについて理解することができる.
5週 上水道(環境) 上水道システムについて理解することができる.
6週 上水道(環境) 上水道システムについて理解することができる.
7週 上水道(環境) 上水道システムについて理解することができる.
8週 〔中間試験〕
4thQ
9週 下水道(環境) 下水道システムについて理解することができる.
10週 下水道(環境) 下水道システムについて理解することができる.
11週 下水道(環境) 下水道システムについて理解することができる.
12週 下水道(環境) 下水道システムについて理解することができる.
13週 下水道(環境) 下水道システムについて理解することができる.
14週 下水道(環境) 下水道システムについて理解することができる.
15週 〔後期学年末試験〕
16週 学年末試験の返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野環境地球規模の環境問題を説明できる。3前2,前3
環境と人の健康との関わりを説明できる。3前4,前5
水の物性、水の循環を説明できる。4前6,前7
水質指標を説明できる。4前6,前7
水質汚濁の現状を説明できる。4前6,前7
水質汚濁物の発生源と移動過程を説明でき、原単位、発生負荷を含めた計算ができる。4前6,前7
水域生態系と水質変換過程(自浄作用、富栄養化、生物濃縮等)について、説明できる。4前6,前7
水質汚濁の防止対策・水質管理計画(施策、法規等)を説明できる。4前6,前7
物質循環と微生物の関係を説明できる。4前6,前7
水道の役割、種類を説明できる。4後2,後3,後4,後5,後6,後7
水道計画(基本計画、給水量、水質、水圧等)を理解でき、これに関する計算ができる。4後2,後3,後4,後5,後6,後7
浄水の単位操作(凝集、沈澱凝集、濾過、殺菌等)を説明できる。4後2,後3,後4,後5,後6,後7
下水道の役割と現状、汚水処理の種類について、説明できる。4後9,後10,後11,後12,後13,後14
下水道の基本計画と施設計画、下水道の構成を説明でき、これに関する計算ができる。4後9,後10,後11,後12,後13,後14
生物学的排水処理の基礎(好気的処理)を説明できる。4後9,後10,後11,後12,後13,後14
汚泥処理・処分について、説明できる。4後9,後10,後11,後12,後13,後14
微生物の定義(分類、構造、機能等)を説明できる。4後9,後10,後11,後12,後13,後14
大気汚染の現状と発生源について、説明できる。3前11
廃棄物の発生源と現状について、説明できる。3前9,前10
廃棄物の収集・処理・処分について、説明できる。3前9,前10
廃棄物の減量化・再資源化について、説明できる。3前9,前10
廃棄物対策(施策、法規等)を説明できる。3前9,前10
生物多様性の現状と危機について、説明できる。3前12,前13,前14
生態系や生物多様性を守るための施策を説明できる。3前12,前13,前14
土壌汚染の現状を説明できる。3前11

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力0000000
専門的能力90000010100
分野横断的能力0000000