到達目標
1. センサネットワークを構築できる
2. 観測情報をSNSへアップロードできる
3. セキュリティに配慮できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
センサネットワークを構築できる | 電波の周波数による特性を説明でき、長期に渡って無線を用いて観測データを集めることができる。 | 無線ネットワークを通じてセンサの値をパソコンに送ることができる。 | センサネットワークに必要な機器の構成を説明できない。 |
観測情報をSNSへアップロードできる | SNSへの情報のアップロードに必要なAPIやソフトウェアやサーバーについて説明できる | SNSへの情報のアップロードに必要なソフトウェアについて説明できる | SNSへの情報のアップロードができない |
セキュリティに配慮できる | 攻撃の手法と対応策を説明できる。 | 攻撃の手法を挙げることができる。 | セキュリティ上の問題を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現代はインフラ設備を維持・管理し、より省エネな生活を実現させ、高度で省力的なサービスを提供することが求められている。本講義では、センサネットワークを通じて環境情報を収集する技術と公開するために必要なWebシステムを学ぶ。
授業の進め方・方法:
この講義では毎回手を動かしながら実際に動くものを構築していきます。作業の内容は試験前にレポートとして提出してください。定期テストでは講義内容の定着を確認します。受講後には、センサーで計測する技術が身についていることを期待しています。
注意点:
*講義資料とそれに記載されたキーワードを調べて下さい。
*作成したプログラムコードはフォルダ分けしたり、クラウドに保存するなどして管理してください。
*インターネット上の情報を活用しましょう。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
講義概要,パソコン環境の確認(講義の時間外利用して環境を作ります) |
パソコンでターミナルを立ち上げや必要なソフトウェアのインストールを行う。
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2週 |
無線デバイスを用いた無線通信 |
無線センサーネットワークの概要と、無線通信の手順を学ぶ
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3週 |
自動で温度計測 |
Arduinoを使ってセンサーを扱える
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4週 |
観測データを無線を使ってデータ転送する |
無線を用いてセンサーデータを収集します
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5週 |
SNSへの自動投稿(アカウントとプログラム開発の準備) |
自動投稿の仕組みを理解する
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6週 |
SNSへの自動投稿(マイコンのプログラムの改良と、PC側のプログラムの改良) |
データの質保証の考え方を理解する
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7週 |
中間試験 |
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8週 |
試験返却と解説 |
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4thQ |
9週 |
ハードウェアを使った長期モニタリング装置構築演習 |
長期間装置を駆動させるために必要な事柄を説明できる。
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10週 |
ハードウェアを使った長期モニタリング装置構築演習 |
モニタリング装置を作成できる
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11週 |
ハードウェアを使った長期モニタリング装置構築演習 |
モニタリングする
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12週 |
ハードウェアを使った長期モニタリング装置構築演習 |
モニタリングする
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13週 |
ハードウェアを使った長期モニタリング装置構築演習 |
モニタリング結果をまとめる
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14週 |
モニタリングの成果発表 |
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15週 |
学期末試験 |
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16週 |
試験返却と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート | | | | | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
専門的能力 | 30 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 70 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |