概要:
八代地域の自然環境や社会環境についての体系的な講義を通して,地域の豊かさや抱えている課題について理解するとともに,問題点の整理や改善に向けた提案を通して,建設技術が果たすべき役割と可能性について考える。
授業の進め方・方法:
前半は八代地域の自然、地理、歴史、文化、産業、防災、まちづくり等の現状と課題についてオムニバス形式で講義を行う。後半は、幾つかのテーマに別れ、地域の問題点を整理し、建築や土木的手法による具体的な改善策を提案してもらう。
注意点:
配布プリントは整理して保管し、授業中は板書以外もノートにとること。新聞の地方欄を読み、地域の問題についての意識を高めること。
質問は随時受け付ける。来室の際は、教員室前の授業・会議スケジュールを参照すること。学外見学・調査に出る際は地域の方に迷惑にならないように心がけること。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス、人口・産業・気象(齊藤) |
八代市の人口・産業・気象等の現状を説明できる。
|
2週 |
人口・産業・気象(齊藤) |
八代市の人口・産業・気象等の現状を理解し、その特徴と問題点について指摘できる。
|
3週 |
地震・防災(岩坪) |
八代市の地震・防災等の現状を理解し、その特徴と問題点について指摘できる。
|
4週 |
河川・地下水・上下水道・ゴミ処理(上久保) |
八代市が抱える水圏環境における諸問題を理解し,その課題解決方法について指摘できる.
|
5週 |
海・環境保全活動(上久保) |
八代市が抱える沿岸域における諸問題を理解し,その課題解決方法について指摘できる.
|
6週 |
都市計画・交通(橋本) |
八代市が抱える都市計画・交通における諸問題を理解し,その課題解決方法について指摘できる.
|
7週 |
歴史・文化・まちづくり(森山) |
八代市の歴史・文化・まちづくり等の現状を理解し、その特徴と問題点について指摘できる。
|
8週 |
〔後期中間試験〕(ノート整理) |
|
4thQ |
9週 |
歴史・文化・まちづくり(森山) |
八代市の歴史・文化・まちづくり等の現状を理解し、その特徴と問題点について指摘できる。
|
10週 |
課題提示・班分け(防災:岩坪,環境:齊藤・上久保,まちづくり:森山・橋本) |
八代地域が抱える問題点について、建築や土木工学的手法により、何らかの改善策を提案できる。
|
11週 |
グループ活動 |
八代地域が抱える問題点について、建築や土木工学的手法により、何らかの改善策を提案できる。
|
12週 |
グループ活動 |
八代地域が抱える問題点について、建築や土木工学的手法により、何らかの改善策を提案できる。
|
13週 |
発表準備 |
八代地域が抱える問題点について、建築や土木工学的手法により、何らかの改善策を提案できる。
|
14週 |
成果発表 |
八代地域が抱える問題点について、建築や土木工学的手法により、何らかの改善策を提案できる。
|
15週 |
〔後期定期試験〕(口頭試問) |
|
16週 |
レポート返却 |
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 1 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 1 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 2 | 後10,後11,後12,後13,後14 |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 1 | 後10,後11,後12,後13,後14 |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 3 | 後10,後11,後12,後13,後14 |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | 後10,後11,後12,後13,後14 |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 3 | 後10,後11,後12,後13,後14 |