総合英語A

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 総合英語A
科目番号 0260 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 建築社会デザイン工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 配布プリント
担当教員 岩下 いずみ

到達目標

1.研究活動や就職後の仕事に必要な語彙力を身につける。
2.英文を聞き(あるいは読み)、その英文の特性に応じた聞き方で(あるいは読み方で)、情報や考えを理解することができる。
3.内容を理解した英文について、発音、リズム、イントネーションに留意しながら表現し、その内容を別の英語の表現を用いて伝えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
【語彙に関する評価】研究活動や就職後の仕事に必要な語彙力を身につける。研究活動や就職後の仕事に必要な十分な語彙を習得できる。研究活動や就職後の仕事に必要な最低限の語彙を習得できる。研究活動や就職後の仕事に必要な最低限の語彙を習得できない。
【聞くこと・読むことに関する評価】英文を聞き(あるいは読み)、その英文の特性に応じた聞き方で(あるいは読み方で)、情報や考えを理解することができる。英文を聞き(あるいは読み)、その英文の特性に応じた聞き方で(あるいは読み方で)、情報や考えを的確に理解することができる。英文を聞き(あるいは読み)、その英文の特性に応じた聞き方で(あるいは読み方で)、情報や考えの大意を理解することができる。英文を聞いても、あるいは読んでも、大意をとらえることができない。
【話すこと・書くことに関する評価】内容を理解した英文について、発音、リズム、イントネーションに留意しながら表現し、その内容を別の英語の表現を用いて伝えることができる。英文を聞き(あるいは読み)、その英文の特性に応じた聞き方で(あるいは読み方で)、情報や考え内容を理解した英文について、適切な発音・リズム・イントネーションで表現し、その内容を別の英語の表現を用いて的確に伝えることができる。内容を理解した英文について、発音・リズム・イントネーションに留意しながら表現し、その内容を別の英語の表現を用いて伝えることができる。内容を理解した英文について、発音・リズム・イントネーションを意識した読みができない。また、その内容を別の英語の表現を用いて伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

本科到達目標 1-2 説明 閉じる
本科到達目標 1-3 説明 閉じる
本科到達目標 4-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
総合英語は、これまで修得してきた言語知識・言語能力を、科学技術分野での研究や就職後の仕事へ活かし、異文化理解に役立てていくための科目である。より専門的で高度な英語の知識と運用能力の修得をサポートする。様々な分野における英語に触れるとともに、国際的コミュニケーションの基礎力を伸長していくことをねらいとする。
授業の進め方・方法:
授業は、適宜プリント、音声、映像を用いた講義形式で進めていくとともに、4技能を実践的な運用能力へ発展させるために、様々な口頭練習、英作文等のトレーニングを行う。随時、語彙や表現の小テストを実施する。また進度に応じて、今までの英語学習で培った知識を用いながら、相手に理解してもらえるようなスピーチのトレーニングも行う。
注意点:
国際社会では、英語の読み書きができるだけでは通用しません。授業内外での音を介した言語活動に積極的に取り組み、運用能力の基盤を作ってください。
講義への質問や要望はメール等で随時受け付けるので活用してください。教員室に来室する場合は、授業や会議のスケジュールを通知するので、確認してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、学習方法の説明 ガイダンスを通じて、発音の改善、語彙力増強、文法事項・構文運用能力伸長、コミュニケーション能力向上に寄与する学習法を確認する。
2週 CNN音声素材(1)、発音、語彙、文法・構文、表現 CNN音声素材を通じて、発音の改善、語彙力増強、文法事項・構文運用能力伸長、コミュニケーション能力向上に寄与する学習法を習得し、実践する。
3週 CNN音声素材(2)、発音、語彙、文法・構文、表現 CNN音声素材を通じて、発音の改善、語彙力増強、文法事項・構文運用能力伸長、コミュニケーション能力向上に寄与する学習法を習得し、実践する。
4週 CNN音声素材(3)、発音、語彙、文法・構文、表現 CNN音声素材を通じて、発音の改善、語彙力増強、文法事項・構文運用能力伸長、コミュニケーション能力向上に寄与する学習法を習得し、実践する。
5週 CNN音声素材(4)、発音、語彙、文法・構文、表現 CNN音声素材を通じて、発音の改善、語彙力増強、文法事項・構文運用能力伸長、コミュニケーション能力向上に寄与する学習法を習得し、実践する。
6週 CNN音声素材(5)、発音、語彙、文法・構文、表現 CNN音声素材を通じて、発音の改善、語彙力増強、文法事項・構文運用能力伸長、コミュニケーション能力向上に寄与する学習法を習得し、実践する。
7週 CNN音声素材(6)、発音、語彙、文法・構文、表現 CNN音声素材を通じて、発音の改善、語彙力増強、文法事項・構文運用能力伸長、コミュニケーション能力向上に寄与する学習法を習得し、実践する。
8週 CNN音声素材(1)〜(6)復習、CNN音声素材(7)、発音、語彙、文法・構文、表現 既習の内容の定着度を確認し、定着できていないところの強化を図る。CNN音声素材を通じて、発音の改善、語彙力増強、文法事項・構文運用能力伸長、コミュニケーション能力向上に寄与する学習法を習得し、実践する。
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 前期中間試験の返却と解説、CNN音声素材(8)、発音、語彙、文法・構文、表現 CNN音声素材を通じて、発音の改善、語彙力増強、文法事項・構文運用能力伸長、コミュニケーション能力向上に寄与する学習法を習得し、実践する。
11週 CNN音声素材(9)、発音、語彙、文法・構文、表現 CNN音声素材を通じて、発音の改善、語彙力増強、文法事項・構文運用能力伸長、コミュニケーション能力向上に寄与する学習法を習得し、実践する。
12週 CNN音声素材(10)、発音、語彙、文法・構文、表現 CNN音声素材を通じて、発音の改善、語彙力増強、文法事項・構文運用能力伸長、コミュニケーション能力向上に寄与する学習法を習得し、実践する。
13週 CNN音声素材(11)、発音、語彙、文法・構文、表現 CNN音声素材を通じて、発音の改善、語彙力増強、文法事項・構文運用能力伸長、コミュニケーション能力向上に寄与する学習法を習得し、実践する。
14週 CNN音声素材(7)〜(11)復習 既習の内容の定着度を確認し、定着できていないところの強化を図る。
15週 前期末試験
16週 前期末試験の返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13
英語の発音記号を見て、発音できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3前8,前10,前11,前12,前13,前14
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前8,前10,前11,前12,前13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前8,前10,前11,前12,前13
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前8,前10,前11,前12,前13
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3前2,前3,前5,前6,前7
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3前2,前3,前5,前6,前7
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3前8,前10,前11,前12,前13
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3前8,前10,前11,前12,前13

評価割合

試験小テストや課題への取り組み合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000