情報基礎

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 情報基礎
科目番号 0003 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生物化学システム工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 情報I NEXT
担当教員 村田 美友紀

到達目標

1.情報とメディアの特徴について理解し,情報の適切な表現方法を選択できる.
2.コンピュータの構成を理解し,オフィスアプリケーションを操作できる.
3.情報技術の進展に伴う社会の変化と課題,また代表的な情報システムについて知り,ネットワークの役割を説明できる.
4.情報社会におけるマナー,モラルの重要性を理解し,情報の真偽について検討する方法を知っている.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
情報とメディアの特徴について理解し,情報の適切な表現方法を選択できる.情報とメディアの特徴について理解し,情報の適切な表現方法を選択し,発信できる.情報とメディアの特徴について理解し,情報の適切な表現方法を選択できる.情報とメディアの特徴について理解し,情報の適切な表現方法を選択できない.
コンピュータの構成を理解し,オフィスアプリケーションを操作できる.コンピュータの構成を理解し,オフィスアプリケーションを操作して,目的の資料を作成できる.コンピュータの構成を理解し,オフィスアプリケーションを操作できる.コンピュータの構成を理解し,オフィスアプリケーションを操作できない.
情報技術の進展に伴う社会の変化と課題,また代表的な情報システムについて知り,ネットワークの役割を説明できる.情報技術の進展に伴う社会の変化と課題,また代表的な情報システムについて理解し,ネットワークの役割を説明できる.情報技術の進展に伴う社会の変化と課題,また代表的な情報システムについて知り,ネットワークの役割を説明できる.情報技術の進展に伴う社会の変化と課題,また代表的な情報システムについて知り,ネットワークの役割を説明できない.
情報社会におけるマナー,モラルの重要性を理解し,情報の真偽について検討する方法を知っている.情報社会におけるマナー,モラルの重要性を理解し,情報の真偽について検討する方法を実践できる.情報社会におけるマナー,モラルの重要性を理解し,情報の真偽について検討する方法を知っている.情報社会におけるマナー,モラルの重要性の理解が不十分であり,情報の真偽について検討する方法を認識できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 2-1 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 基礎2 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 基礎2 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 基礎2 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 基礎2 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 基礎2 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 基礎2 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 基礎2 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 基礎2 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 心得3 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 心得3 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 心得3 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 心得3 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 導入1 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 導入1 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 導入1 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 導入1 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 導入1 説明 閉じる
熊本高専 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム(リテラシーレベル) 導入1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
情報と情報技術についての知識と技能,情報と情報技術を活用して問題を発見・解決する方法についての知識と技能を身に付けるとともに,情報に関するマナーやモラルの重要性を理解する.また,コンピュータの基本的な操作,文書作成,プレゼンテーション,表計算などのオフィスアプリケーションの操作についても学ぶ.
授業の進め方・方法:
基本的には,教科書に沿って授業を行う.コンピュータの演習も含めるが,習得するための時間数には不足があるので,授業のときだけでなく,課外や家庭学習においても文書作成,表計算などさまざまな場面でコンピューターを利用してほしい.また,毎時間のまとめとして小テストを行う.
注意点:
情報技術に関連する知識,技能は,これから技術者として活躍する皆さんには欠かせない能力です.情報技術やコンピュータを適切にかつ有効に利用できることを目指しましょう.質問や相談は,直接,あるいはメールで随時受け付けます.
〇自学について
(事前学習)
授業計画の授業内容および到達目標を確認の上,教科書の該当箇所に目を通しておくこと.
(事後学習)
教科書や授業内容の要点をノートにまとめるなど,内容の理解に努めること.
課題は解答を導き出すだけでなく,教科書や授業資料をよく読み,解答にいたる過程,理由を説明できるよう努めること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
タイピング
コンピュータの構成とオペレーティングシステム(OS)の役割を理解し、基本的な取り扱いができる。
2週 情報とメディア
情報技術が社会に及ぼす影響
情報技術は進展が速いということを理解し、それに伴う社会の変化と課題について知っている。情報社会で生活する上でのマナー、モラルの重要性について説明できる。
情報の真偽について、根拠に基づいて検討する方法を知っている。
AI技術の利活用の現場では複数の技術が組み合わされて実現していることを知っている.
社会における情報通信ネットワークの役割を説明できる。
3週 情報のディジタル表現 コンピュータ内におけるデータ(数値、文字等)の表現方法について説明できる。
整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。
基数が異なる数の間で相互に変換できる。
整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。
小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。
アナログ情報とデジタル情報の違いについて説明できる。
4週 コミュニケーション手段の発展と特徴
情報デザイン
情報の適切な表現方法を選択することができる。
5週 実習:文書の作成 オフィスアプリケーション(文書作成、表計算、プレゼンテーション等)を操作できる。
6週 プレゼンテーション
実習:スライドの作成
オフィスアプリケーション(文書作成、表計算、プレゼンテーション等)を操作できる。
7週 総合実習(1)
タイピングテスト(1)
オフィスアプリケーション(文書作成、表計算、プレゼンテーション等)を操作できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 コンピュータとプログラミング コンピュータの仕組みとプログラミングの役割を理解できる。
10週 データベース データ・AI技術の利活用の現場では複数の技術が組み合わされて実現していることを,具体的な事例をもとにして説明できる.
11週 データの分析(1) 情報の適切な表現方法を選択することができる。
12週 データの分析(2) 情報の適切な表現方法を選択することができる。
13週 実習:グラフの作成 オフィスアプリケーション(文書作成、表計算、プレゼンテーション等)を操作できる。
14週 総合実習(2)
タイピングテスト(2)
オフィスアプリケーション(文書作成、表計算、プレゼンテーション等)を操作できる。
15週 定期試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。1前2,前11,前12
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。1前3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。2前9
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。1前2
専門的能力分野別の専門工学情報系分野計算機工学整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。1前3
基数が異なる数の間で相互に変換できる。1前3
整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。1前3
小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。1前3
その他の学習内容少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。3前1
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。1前5,前6,前7,前13,前14,前15
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。1前2,前11,前12
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。1前2
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。1前2
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。1前2,前4

評価割合

試験課題小テスト合計
総合評価割合603010100
基礎的能力603010100
専門的能力0000
分野横断的能力0000