概要:
1年次前期の「化学」で学んだ事を踏まえて、元素の性質と元素の周期表の関係と代表的な無機物質の一般的な化学的性質の解説を行う。そして、無機物質の性質の体系的な理解を図る。
授業の進め方・方法:
本講義は,教科書を中心に講義を進め、無機化合物の化学的性質とその応用について講義する。
学習を促す為に補足資料のプリントの配布及び、課題を課す。
必要に応じて、化学物質の変化の観察・実験を行う。
注意点:
「教科書」・「化学図録」等を自主的に目を通し、学習に努めて下さい。
図書館を活用して、関連すると思われる文献(書籍、雑誌等)を見つけ読ん知見を広げて下さい。
疑問や不思議に思うことは 学友らと議論を交わし、自ら調べ、見識を深めて下さい。
講義内容の相談は、気軽に教員を尋ねて下さい。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 無機化学 | 価電子について理解し、希ガス構造やイオンの生成について説明できる。 | 3 | 後1,後2 |
元素の周期律を理解し、典型元素や遷移元素の一般的な性質を説明できる。 | 3 | 後2 |
イオン化エネルギー、電子親和力、電気陰性度について説明できる。 | 3 | 後2 |
イオン結合と共有結合について説明できる。 | 3 | 後2 |
基本的な化学結合の表し方として、電子配置をルイス構造で示すことができる。 | 3 | 後2 |
金属結合の形成について理解できる。 | 3 | 後8 |
結晶の充填構造・充填率・イオン半径比など基本的な計算ができる。 | 3 | 後8 |
配位結合の形成について説明できる。 | 3 | 後10 |
錯体化学で使用される用語(中心原子、配位子、キレート、配位数など)を説明できる。 | 3 | 後10 |
錯体の命名法の基本を説明できる。 | 3 | 後10 |
配位数と構造について説明できる。 | 3 | 後10 |
代表的な元素の単体と化合物の性質を説明できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
分析化学 | いくつかの代表的な陽イオンや陰イオンの定性分析のための化学反応について理解できる。 | 3 | 後14 |