概要:
画像処理とデータベースの2つのトピックについて学ぶ.画像処理に関しては基本的手法について理解し,プログラムの実装方法を学ぶ.データベースについては,代表的なデータベースである関係データベースを扱う.データベースの基本について理解し,実際のDBMSを操作することでデータベースの問い合わせの記述について学ぶ.
授業の進め方・方法:
基礎的な動作をするプログラムを資料とビデオにより解説する.講義の時間は基本的なプログラムの動作を確認し,課題に取り組んでもらう.さらに余力のある学生は,応用問題や発展問題に挑戦する.
注意点:
プログラムやデータベース問い合わせを表面的に眺めるのではなく,動作を深く考えることが必要である.課題を作成する際は,プログラムの動作や関係データベースの質問処理の過程を理解した上で記述することが肝要である.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | 後4,後5,後6,後7 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7,後8 |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7,後8 |
変数の概念を説明できる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7,後8 |
データ型の概念を説明できる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7,後8 |
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7 |
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7 |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後7,後8 |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | 後3,後4,後6,後7,後8 |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 2 | 後3,後4,後6,後7,後8 |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 2 | 後3,後4,後5,後6,後7 |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。 | 2 | 後3,後4,後5,後6,後7 |
その他の学習内容 | データモデル、データベース設計法に関する基本的な概念を説明できる。 | 2 | 後10,後11,後12,後13 |
データベース言語を用いて基本的なデータ問合わせを記述できる。 | 2 | 後14,後15 |