国語IV

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 国語IV
科目番号 0072 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 生物化学システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 配布プリント
担当教員 池田 翼,道園 達也

到達目標

①日本語及び日本文学に関する基礎的な知識を習得する。
②「読む技術・書く技術」に関わる基本的な知識・技術・能力を習得する。
③「話す技術・聞く技術」に関わる基本的な知識・技術・能力を習得する。
④「情報を正しく伝える」ことについて理解し、その能力を習得する。
⑤④までで習得した能力を、就職活動という直近の実践の場を想定しながら、
社会生活の中でいかに応用できるかを考え、実用に備える。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
①日本語及び日本文学に関する基礎的な知識を習得する。日本語及び日本文学に関する基礎的な知識を問う試験問題にて、80%以上を正答することができる。日本語及び日本文学に関する基礎的な知識を問う試験問題にて、60%以上を正答することができる。日本語及び日本文学に関する基礎的な知識を問う試験問題にて、60%未満の正答しかできない。
②「読む技術・書く技術」に関わる基本的な知識・技術・能力を習得する。「読む技術・書く技術」に関わる基本的な知識・技術・能力を習得しており、自ら表現できる。「読む技術・書く技術」に関わる基本的な知識・技術・能力を習得している。「読む技術・書く技術」に関わる基本的な知識・技術・能力を習得していない。
③「話す技術・聞く技術」に関わる基本的な知識・技術・能力を習得する。「話す技術・聞く技術」に関わる基本的な知識・技術・能力を習得しており、自ら表現できる。「話す技術・聞く技術」に関わる基本的な知識・技術・能力を習得している。「話す技術・聞く技術」に関わる基本的な知識・技術・能力を習得していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本語及び日本文学に関する基礎的な知識を固める。
また、日本語運用能力の基礎「読む・書く・話す・聞く」の各技術について、就職活動に必要な文書作成演習等を通じて向上させる。
授業の進め方・方法:
日本語及び日本文学に関する知識を問う演習とともに、国語表現に関する基本的かつ実践的な知識・技術・能力を身に着けるトレーニングを行う。
毎時の演習について事前に準備をし、演習後には要点を整理すること。
また、演習を通して学習した内容を授業時間以外の日常生活に積極的に応用し、能力の定着をはかること。
注意点:
授業への質問や要望は、メール・来室問わず随時受け付けます。
積極的に授業に参加することを通して、国語科に関する基礎知識と、社会人に求められるコミュニケーション能力の基礎を身に着けてください。また、楽しむことが良質なコミュニケーションを築く第一歩です。楽しんで演習に取り組んでください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 日本語運用能力テスト 日本語力について、現在の実力を把握する。
2週 書く技術 文章作成技法(1) 短い文章のわかりやすい書き方について、基礎的な知識を身に着ける。
3週 書く技術 文章作成技法(2) 分量のある文章のわかりやすい書き方について、基礎的な知識を身に着ける。
4週 話す技術・聞く技術 1分間自己紹介 1分間の自己紹介を実施し、多人数を前にして自己を表現する経験をする。
5週 読む技術・書く技術 履歴書・エントリーシートの書き方(1) 履歴書・エントリーシートの書き方について、基礎的な方法を知る。
6週 読む技術・書く技術 履歴書・エントリーシートの書き方(2) 履歴書・エントリーシートを自ら工夫し書くことができる。また、受講者間で相互評価ができる。
7週 国語一般常識問題演習(1) これまで身に着けた知識を活用し、国語一般常識に関する問題を解くことができる。
8週 〔中間試験〕 文書の作成に関する知識を有し、実践的に書くことができる。また、国語一般常識に関する知識を有している。
4thQ
9週 話す技術・聞く技術 グループ・ディスカッション(1) グループ・ディスカッションにおける基礎的な技法についての知識を身に着ける。
10週 話す技術・聞く技術 グループ・ディスカッション(2) グループ・ディスカッションを効果的に実践することができる。
11週 話す技術・聞く技術 グループ・ディスカッション(3) グループ・ディスカッションの成果をわかりやすく発表することができる。
12週 国語一般常識問題演習(2) これまで身に着けた知識を活用し、国語一般常識に関する問題を解くことができる。
13週 話す技術・聞く技術 面接トレーニング(1) 就職活動・進学活動における面接試験の意義や方法について理解することができる。
14週 話す技術・聞く技術 面接トレーニング(2) 就職活動・進学活動における面接試験について理解したうえで模擬面接を実施することができる。
15週 国語一般常識問題演習(3) これまで身に着けた知識を活用し、国語一般常識に関する問題を解くことができる。
16週 〔前期末試験〕 グループディスカッションの技法や、情報を正しく伝えるための技法について説明できる。また、国語一般常識に関する知識を有している。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・発表合計
総合評価割合5050100
基礎的能力5050100
専門的能力000
分野横断的能力000